Secret出身ヒョソンとの契約紛争終結も…前事務所が別訴を提起「帰責事由を追求する」(全文)

Newsen |

写真=Newsen DB
TSエンターテインメントが所属歌手だったSecret出身ヒョソンを相手に別訴を提起すると発表した。

TSエンターテインメントは14日、公式報道資料を通じて「ヒョソンの専属契約効力不存在確認訴訟に対する裁判所の和解勧告は、双方の専属契約が存在しないことを相互に確認した状況で、契約解除と関連した帰責事由は、別訴を介して追及するという内容だ」と明かした。

続けて「弊社はヒョソンと契約を解除し、契約解除に至るまでヒョソン側が第1審で主張した色々な項目の中でたった一つ、『精算資料の未提供』の部分だけが引用された。その他の主張である『精算金の未払い、マネジメント権限の第3者への譲渡、事前説明義務の違反、マネジメント義務の不履行』はいずれも棄却され、事実ではないことが分かった」とし、「したがって、弊社は契約解除が行われるまでの帰責事由に対する責任を問う別訴を提起する計画だ。また、これまでヒョソン側が主張した虚偽の事実についても強く責任を問う計画だ」と付け加えた。

ヒョソンは2017年9月、精算およびマネジメント権限の不当な譲渡など専属契約違反を理由にTSエンターテインメントを相手に専属契約の不存在確認訴訟を起こした。さらに昨年7月、専属契約効力停止の仮処分申請書を提出し、昨年9月に仮処分の一部認容の判決を受けた。ヒョソン側は一部認容の判決で新しい事務所と契約できる状態になり、TOMMY&PARTNERSと契約を締結した。

裁判部は昨年11月に行われた第1審の宣告で原告(ヒョソン)勝訴の判決を言い渡した。裁判部は「TSエンターテインメントがヒョソンに1億3000万ウォン(約1140万円)を支給しなければならない。訴訟の費用もTSエンターテインメントが負担すべきだ」と知らせ、TSエンターテインメントはその場で控訴した。

ソウル高等裁判所は7月22日、2017年9月から続いたヒョソンとTSエンターテインメントとの専属契約効力不存在確認の件と関連し、双方の専属契約の効力が存在しないとし、和解を勧告した。

これに対し、ヒョソンの法定代理人である法務法人イェヒョンは、両者がいずれも異議を提起しなかったことで8月12日の和解勧告決定が確定したと明らかにした。ヒョソンは14日、現在の所属事務所TOMMY&PARTNERSを通じて「これまで難しい状況の中で耐えられるよう支えてくれたファンの皆さんの愛と応援に感謝申し上げる。これから新しく、精力的な活動で皆さんの声援にお応えする」と伝えた。

【TSエンターテインメント 公式コメント全文】

こんにちは。TSエンターテインメントです。

ヒョソンの専属契約効力不存在確認訴訟と関連する弊社の公式コメントをお伝え致します。

ヒョソンの専属契約効力不存在確認訴訟と関連した裁判所の和解勧告は、双方の専属契約が存在しないことを相互に確認した状況で、契約解除と関連した帰責事由は、別訴を介して追及するという内容です。

弊社はヒョソンと契約を解除し、契約解除に至るまでヒョソン側が第1審で主張した色々な項目の中でたった一つ、「精算資料未提供」の部分だけが引用され、その他の主張である「精算金の未払い、マネジメント権限の第3者への譲渡、事前説明義務の違反、マネジメント義務の不履行」はいずれも棄却され、事実ではないことが分かりました。したがって、弊社は契約解除が行われるまでの帰責事由に対する責任を問う別訴を提起する計画です。

また、これまでヒョソン側が主張した虚偽の事実についても強く責任を問う計画です。

所属アーティストを愛し、見守ってくださっている全ての方々に感謝申し上げます。これからも弊社は所属アーティストのため積極的に努力することをお約束致します。

ありがとうございます。

記者 : ファン・ヘジン