「補佐官」イ・ジョンジェ&シン・ミナ、“野望カップル”の仕事と恋愛…今後の展開に注目

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=STUDIO&NEW
「補佐官」のイ・ジョンジェとシン・ミナ。この“野望カップル”のこれからがより一層気になる理由は何だろうか。

JTBC金土ドラマ「補佐官」では、これまで好奇心を刺激した補佐官チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)と国会議員カン・ソニョン(シン・ミナ)の関係が14日の初放送で公開された。マスコミとのインタビューを終えたチャン・テジュンがカン・ソニョンの家を訪ね、甘い時間を送ったのだ。

しかし、彼らは単なる恋人ではなく、時にはライバルとして競争しなければならない位置にいることでより興味をかき立てた。1年前、チャン・テジュンは自身が仕えるソン・ヒソプ(キム・ガプス)議員が院内代表になれるよう党内のベテラン議員であるチョ・ガプヨン(キム・ホンパ)議員と競争しなければならなかったが、カン・ソニョンはチョ・ガプヨンのランニングメートだった。「週末の間、中立派の票を確保しようとしたみたいだけど、どうしよう。一票だけしかもっていけなくて。ここまで来たことだけでもすごいです。チャン補佐官でなかったらソン・ヒソプ議員は候補にもなれなかったはずだから」というカン・ソニョンに、チャン・テジュンが「議員からの慰めは後からいただきます。まだ終わったわけではないので」と反発し、妙な対立を見せた理由だった。

それでも彼らはそれぞれの位置でお互いに刺激と応援を送る“クール”な関係を維持している。カン・ソニョンは、関係を壊して自身を追い出そうとするチョ・ガプヨンを懲らしめるためチャン・テジュンに立法関連の懇談会の資料を手渡した。チョ・ガプヨンを押し出し、ソン・ヒソプが党代表に選出されるように助け、お互いの利益が合致した。しかし、難関にぶつかってもお互いに頼るばかりではない。それでカン・ソニョンはチョ・ガプヨンが国政監査で発言権を防ぐなど難しい状況に置かれたことを知り、好意を示したチャン・テジュンに「テジュンさんの気持ちだけもらう。チョ・ガプヨンを選んだのは私。そして私が選んだものは私が捨てる」と答えた。

そのため彼らには守るべき線があり、それぞれ隠している秘密もある。国政監査が終わった後「私の約束は守ったからもう議員の約束も守ってください」というカン・ソニョンに「うちの党報道官のポストはいつもカン議員のものだ」と答えたソン・ヒソプ。カン・ソニョンが密かにソン・ヒソプのところを訪ね、取り引きしたという事実を知らなかったチャン・テジュンが怪しげな顔をした理由だった。政治的野望と愛情の間、緊張感あふれる彼らの恋愛がこれからも今のように続くだろうか、気になる瞬間だった。

記者 : カン・ソジョン