キム・サンジュン&アン・ジェウクら出演、演劇「ミザリー」ムービングポスターを公開…緊張感溢れる表情

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写真=「ミザリー」
「執着の彼女が帰ってきた」

サスペンススリラーの名作、演劇「ミザリー」が本日(19日)、メインポスターと、映画のような強烈なムービングポスターまで公開し、作品に対する期待を高めた。

キム・サンジュン、アン・ジェウク、キル・ヘヨン、キム・ソンリョンの4人の俳優たちがそれぞれペアを組んで、8種類で制作されたムービングポスターは、劇中に登場するオブジェであるタイプライターと車椅子を積極的に活用し、作品のストーリーを引き立たせた。

まず、タイプライターを活用したムービングポスターは、劇中でポール・シェルダンとアニー・ウィルクスの関係を明確に表している。タイプライターを打つポールの指には、長い糸が縛られており、その糸の先にはアニーがいる。まるでマリオネットを連想させるこのコンセプトは、作品の中で自身の好きな小説の中の主人公が死ぬことで完結するということを知ったアニーが、負傷したポールを監禁し、自身の望み通りに小説を執筆させることを象徴する。

車椅子を活用したムービングポスターは、ポールとアニーの緊張感あふれる心理戦を見せる。ポールの負傷にかこつけて、小説の執筆を強制するアニーと、その状況から脱出しようとするポールの関係を表現した。特に、作品の中の主要セリフと共に闇の中に消えたポールと、ぽつんと倒れて車輪だけが回る車椅子は、観客の想像力を刺激し、作品に対する好奇心をくすぐる。

演劇「ミザリー」は、アメリカを代表する作家、スティーヴン・キングの小説を脚色した作品で、ストーキングをテーマに、限られたスペースで繰り広げられるサスペンススリラーだ。有名小説家と彼のナンバーワンファンの女性、そして消えてしまった小説家の行方を追跡する保安官の息が詰まるような心理戦を描いている。1990年にはロブ・ライナー監督によって映画化され、全世界でセンセーションを巻き起こし、「ミザリー」は執着の代名詞となった。

ポール・シェルダン役のキム・サンジュン&アン・ジェウク、アニー・ウィルクス役のキル・ヘヨン&キム・ソンリョン、バスター役にコ・インベ、ソン・ジョンウンがキャスティングされ、2019年最高の期待作として注目されている演劇「ミザリー」は、ファン・インレ演出の繊細な感覚でこまめなミジャンセンを披露するとともに、特有の演出力で高度な心理戦を引き出して作品の密度を高める。

演劇「ミザリー」は7月13日(土)から9月15日(日)まで、世宗(セジョン)文化会館Mシアターで上演される。6月25日(火)午前11時から、8月公演の予約が始まり、INTERPARK TICKETと世宗文化チケットで購入することができる。

記者 : パク・アルム