チャン・ドンユン、キム・ソヒョンのKBS 2TVドラマ「ノクドゥ伝」出演が確定し、特別な朝鮮ラブコメディーの誕生に期待が高まっている。

韓国で9月から放送されるKBS 2TV新月火ドラマ「ノクドゥ伝」(脚本：イム・イェジン、ペク・ソヨン、演出：キム・ドンフィ、制作：プロダクションH、Monster Union)が、俳優チャン・ドンユン、キム・ソヒョンのキャスティングを確定した。同名の人気ウェブ漫画を原作にする「ノクドゥ伝」は、ミステリアスな未亡人の村に女装をして潜入したチョン・ノクドゥ（チャン・ドンユン）と、妓生（キーセン）になりたくないという女性トン・ドンジュ（キム・ソヒョン）の愉快なラブコメディーを描く。

ウェブ漫画「ノクドゥ伝」は2014年12月に連載を始めてから、NAVERウェブ漫画最高評点を受け、好評と人気を同時に得た話題作で人生ウェブ漫画に取り上げられる作品だ。特に、よく見られるような男装女子という素材ではなく、それぞれの秘密を抱えて未亡人の村に入った女装男のチョン・ノクドゥと予備妓生のトン・ドンジュのロマンスが差別化された見所になっている。ドラマ制作が伝えられるとすぐに仮想のキャスティングがインターネット上を盛り上げるほど、一気に期待作となった。

そんな中、チョン・ノクドゥ役はチャン・ドンユンに決定した。2016年にウェブドラマ「ゲーム会社の女子社員たち」でデビューしたチャン・ドンユンは、ドラマ「ソロモンの偽証」でその演技力とスター性が認められ、注目を集めた。その後は「恋するレモネード」「ラブ・セラピー」「恋のステップ～キミと見つめた青い海～」など、多くの人気作品に出演し、フィルモグラフィーを積み重ねてきた。特に「恋のステップ～キミと見つめた青い海～」では、美しすぎる女装で話題を集めた。そんな彼が今回のドラマでチョン・ノクドゥ役とどれだけのシンクロ率を誇るのか、期待が集まっている。

チャン・ドンユンが演じるチョン・ノクドゥは、より広い世界に行きたいという非凡な野望を抱いて育った出世志向の男だ。優れたルックスに、生まれ持った体力まで何一つ抜かりのない人物だ。そんなある日、事件に巻き込まれたチョン・ノクドゥは禁男の区域である未亡人の村に入り、トン・ドンジュと縁を結んで、予期しなかった運命に遭遇する。

キム・ソヒョンは気難しい万年妓生練習生のトン・ドンジュ役を演じる。安定的な演技力と独歩的なビジュアルを誇るキム・ソヒョンの出演決定のニュースは、ドラマファンの中でも話題になった。トン・ドンジュは踊りも歌も出来ない上にカッとなりやすい性格まで加わり、同期の世話係をやっているが、工具さえあれば何でもすぐに作り上げる手先が器用な人物だ。しとやかな女性とはかけ離れている気難しい性格に、違うことは違うとはっきりと話すトン・ドンジュというキャラクターを、キム・ソヒョンがどのように表現するのかに注目したい。

“時代劇の女神”と呼ばれるキム・ソヒョンが今回のドラマでも差別化された魅力で視聴者を魅了するとして、早くも期待が寄せられている。

「ノクドゥ伝」の制作陣は「チョン・ノクドゥとトン・ドンジュという独創的なキャラクターの魅力が大事な作品だ。これをリアルに表現するため、キャスティングに心血を注いだ。説明の要らないチャン・ドンユンとキム・ソヒョンの出会いが、斬新で興味深いシナジー（相乗効果）を生み出すはずだ。原作の魅力を十分に生かしつつ、自身ならではの魅力で新たな面白さを届ける2人の活躍を楽しみにしていただきたい」と伝えた。

「ノクドゥ伝」は「サム、マイウェイ～恋の一発逆転！～」「商売の神-客主2015」などのキム・ドンフィプロデューサーが演出を手がけ「雲が描いた月明かり」「恋するジェネレーション」などを執筆したイム・イェジン脚本家と「カン・ドクスンの愛情変遷史」のペク・ソヨン脚本家が意気投合した作品だ。韓国で9月からKBS 2TVで放送される。