Vol.1 ― 初来日!10人組俳優グループTHE MAN BLK「初めての海外活動が日本でよかったです」

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2018年11月に韓国でミニアルバム「Various Colors」でデビューした10人組マルチエンターテイナー俳優グループTHE MAN BLKが初来日。1月7日、東京・豊洲PITにて開催されたKchan!韓流TV「Power of K TOKYO LIVE」のステージで、日本のファンと初対面を果たした。Kstyleではイベントの翌日、彼らにインタビューを敢行。十人十色の魅力を持った彼らの個性に迫った。

【インタビュー】Vol.2 ― 10人組俳優グループTHE MAN BLKが初来日! 天然キャラから脳セク男子まで…“十人十色”の魅力を徹底解剖

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――初来日の感想をお聞かせください。

シン・ジョンユ:日本はとても行ってみたいと思っていた国なので、「Power of K TOKYO LIVE」というすばらしい機会で来ることができて幸せでした。

イ・ヒョンソク:僕は海外自体が初めてなんです! それも以前から行きたいと思っていた日本に来ることができて、ファンの皆さんにも会えてうれしいです。最初の海外が日本でよかったです!

――個人的に、日本に来たことがある方は?

カン・テウ:叔母が関西で大学教授をしているので、大阪には何度か行ったことがあります。

チェ・チャニ:僕も友達と旅行で大阪に2度行きました。道頓堀とか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行きました。

ユン・ジュンウォン:僕は2年前に3日間、東京に旅行で来たことがあって、今回が2度目です。

チェ・ソンヨン:中学3年生の時に家族旅行で日本に来てから魅力にハマって、今回が5回目になります。

チョン・ジンファン:僕は昔、日本に住んでいたことがあって、それ以来日本に来るのは初めてです。8歳から3年間、広島に住んでいました。

――日本ではどんな思い出がありますか?

チョン・ジンファン:広島の西条の小学校に通っていました。お酒が有名な西条です(笑)。友達と自転車に乗って遊んでいたことを思い出します。家でアニメ「テニスの王子様」「ONE PIECE」「ポケットモンスター」などをよく見ていたし、「遊☆戯☆王」のカードでゲームもしていましたね。日本語が全く分からない状態で日本に行って、ひとつひとつの壁をクリアしていきながら学んでいった感じです。今回また日本に来ることができて、街、建物、匂い、人々など、昔の記憶がいろいろと蘇ってきました。昨日も1人で日本の街を歩きました。

ユン・ジュンウォン:噛み締めている感じなんですよね。「久しぶり~!」って(笑)。

――日本が初めての方は、どんな印象を持たれましたか?

シン・ジョンユ:見方によっては韓国とそんなには変わらないですが、建物がすっきりとしていて、ちょこちょことしつつも整理されている雰囲気がとてもよいし、人がとても親切で親近感がわきました。


温泉、アニメ、食べ物…日本に興味津々!

――日本について関心を持っていることは?

オム・セウン:北海道の札幌に行ってみたいです! いや、絶対に行きます! 日本のドラマや映画で北海道の風景を見て「いいなぁ」と思っていたのですが、ある本で見た真っ白な冬の札幌の風景写真がものすごくきれいで、それが忘れられないです。

チェ・ソンヨン:僕は雪がたくさん積もっているところで、露天風呂に入ってみたいです。映画で見て、僕も一度体験してみたいなと思いました。実際に入ったらどんな気分なんだろうって……。

イ・ヒョンソク:僕も! 温泉にすごく行きたいです!

ユン・ジュンウォン:あと、温泉で着るアレ……。なんて言うんだっけ?

チョン・ジンファン:着物? 浴衣?

ユン・ジュンウォン:そう、浴衣! 僕は日本のアニメをたくさん見ているのですが、必ずといっていいほど、浴衣を着て、屋台で食べ物を買って、花火を見るシーンがあるから、僕も着てみたいなと思いました。

チョン・ジンファン:僕は今話題に出たものは全部やってみたいですが(笑)、他に挙げるならば食べ物ですね。今回はあまり時間がないけど、次回はいろんな食べ物を食べに行きたいです。お寿司、うどん、ラーメン、とんかつをメンバーと一緒に食べたいです。浴衣を着て、花火も見ながら!(笑)

チョン・スンホ:僕も日本料理に関心があります。普段から韓国で日本料理を食べることが多くて、特にお寿司と揚げ物が好きです。今回は滞在が短いから、あまり食べられないのが残念ですが、それでもコンビニに行ったら、食べ物の種類がとても多くて感激しました。そして昨晩、到着した時は暗くてわからなかったのですが、今朝、車で移動するときに風景を見たら、韓国と車線が逆だから、なんとなく時間を逆にさかのぼっている気がしました。

コ・ウジン:おー、詩人だね(笑)。僕は日本映画に関心があって、たくさん見ています。日本映画特有のトーンがとても好きで、ロケ地に行ってみたいです。最近見た映画は「君の膵臓をたべたい」ですが、見たら僕も恋愛がしたくなりました(笑)。病院に行ったら、僕も運命の女性に会えるような気がしたり(笑)。そんなことを想像してしまうくらい胸にグッときました。

シン・ジョンユ:僕も「君の膵臓をたべたい」を見ましたが、色彩がとてもよくて、桜の花の風景などを見て、旅行で行ってみたいと思いました。

チェ・チャニ:僕は日本のアニメが好きなのですが、「サカサマのパテマ」がおもしろくて感動しました。日本の作品は心の奥に響くような作品が多くて、うまく作られていると思うし、着眼点もすごいなって思います。「秒速5センチメートル」という作品もおもしろかったです。

メンバー一同:(「ハウルの動く城」「となりのトトロ」「君の名は。」……と、好きな作品名を次々と出し合う)

コ・ウジン:「君の名は。」は本当にいいです。感動して泣きました。

カン・テウ:僕も日本の文化がとても好きです。日本人特有の情緒があって、それが不思議でもあるし、好感を持っています。

シン・ジョンユ:僕は釣りが好きなのですが、日本の釣りの名所である対馬や五島列島で釣りをしたいというロマンを持っています。

――1月に行われた「Power of K TOKYO LIVE」が海外での初ステージだったそうですが、感想を聞かせてください。

チェ・チャニ:たくさんの観客の方々の前、それも海外でステージをするなんて、すごく光栄でした。もっと、うまくやらなくてはいけなかったのですが、また次にこのような機会があったら一生懸命に準備して、もっといいステージをお見せしないといけないと思いました。

シン・ジョンユ:あんなにたくさんの観客の前に立つのは初めてなので、震えてミスもしてしまって、残念な気持ちがありましたが、僕らのリーダー(チョン・ジンファン)が日本語を話すのを見て、日本語に関心を持つようになりました。韓国に戻ったら日本語の勉強をして、またこのような機会に恵まれたら、きちんと準備をして、少しでもいいから日本語を話してみたいと思いました。そのような自覚が持てたことがよかったと思います。

コ・ウジン:とてもよい経験になったようです。僕らが多くのファンの皆さんの前でステージを披露する機会がしょっちゅうあるわけではないので、とてもうれしかったです。

カン・テウ:驚いたのが、公演が終わった後に観客の皆さんが、各自の席の周りをきれいに整理して帰られたことです。

コ・ウジン:本当に驚きました。日本にはそうした素晴らしい文化があるんだなと思いました。

――MCを務めたSUPERNOVAのユナクさんとソンジェさんの印象はいかがでしたか?

コ・ウジン:大先輩ですよね~。僕が小学生くらいの時にデビューされて、いとこのお姉さんが、よく先輩方の音楽を聞いていたから、僕も一緒に聞いていたんです。その方々と同じステージに立って、挨拶をさせていただいたりして、とても感慨深かったです。

チェ・チャニ:韓国という枠を超えて、海外でも活躍されて、韓国の文化を広めてくださっている大先輩ですから、とても光栄でした。僕らは緊張して震えてばかりでしたが、先輩たちは余裕があってプロだなと思いました。ステージが終わった後に挨拶にうかがったら「がんばってね。きっと、うまくいくよ」と声をかけてくださいました。


十人十色の担当カラー「持ち物がどんどんピンクに…」

――韓国では、昨年の11月11日の「M COUNTDOWN」で初めて音楽番組のステージに立ちましたが、周囲の反応や、一線で活躍する先輩たちを見ていかがでしたか?

イ・ヒョンソク:これまでテレビの画面でしか見ることのなかった先輩方にお会いして、挨拶をして、同じステージに立つこと自体がとても光栄なことだと思いました。すごく緊張しながらも、本当にうれしかったです。

ユン・ジュンウォン:しばらく連絡を取っていなかった友達からも連絡が来ました(笑)。

チョン・ジンファン:「デビューしたんだ」とか「えっ、歌手になるの?」とか(笑)、いろいろな反応がありました。先輩たちのステージを見たら、僕たちはまだまだ足りない部分が多いなと思って、さらに一生懸命に頑張らなきゃいけないなと思った時間でした。

ユン・ジュンウォン:先輩たちは実力も、余裕もあるよね。

チョン・ジンファン:そうそう、僕たちには余裕がなかった(笑)。

ユン・ジュンウォン:ただステージを披露するだけで精一杯でした(笑)。でも、これからは少しずつ余裕も出てくると思います!

――デビュー曲「Free Fall」のリスニングポイントや、ダンスのポイントを教えてください。

チェ・チャニ:ブリットポップ調の曲なので、ドラムのビートやシンセサウンドがベースになっていて、清涼感があります。そしてサビ部分では青春の熱い情熱をお見せできると思います。振り付け面では、サビの部分も見せ場ですが、やはり一番のポイントは冒頭でジョンユが下に落ちる部分だと思います。

――その部分は、とても印象的ですね。シン・ジョンユさんは、下に落ちる時にどんな気分ですか?

シン・ジョンユ:曲が始まる部分なので、いつも緊張して震えました。練習の時も最初は戸惑って怖かったのですが、練習を重ねるうちに怖さはなくなりました。そして実際にステージでやってみると、やっぱりしびれましたね(笑)

メンバー一同:おー!! 僕らもやってみたい。

シン・ジョンユ:はじけるように曲が始まって、その光景を見てから下に落ちると……。

チェ・チャニ:もう、自分の役目は終わったって(笑)?

メンバー一同:(爆笑)

ジョンユ:そうではなく(笑)、僕が確かにここにいて、こうして生きているんだということを実感するようです。

――メインボーカルはウジンさんですね。

コ・ウジン:ありがたいことに僕がメインボーカルを任されましたが、メンバーそれぞれに魅力があると思います。レコーディングする時も、各自の個性が違うし、表現する方法も違うから、他のメンバーを見て感じること、学ぶことが多かったです。

――ボーカル、ラップの担当が明確に分かれておらず、どちらもこなすメンバーがいたりするのが新鮮でしたが、パート分けはどのように決めたのですか?

チェ・チャニ:それぞれが持つ魅力や声の個性が違うので、曲を最大限生かせるように全体を見て「このパートは誰の声が似合う」「このラップは誰がやったほうがいい」という感じで、決まったようです。

コ・ウジン:実は僕もスロー曲の1番トラック「Swimming Pool(Ya Ya Yeah)」でラップをしました。一生懸命に努力して、初めてやりました(笑)。

――デビューアルバムタイトルが「Various Colors(十人十色)」で、それぞれに担当の色があるのがユニークです。自分の色のイメージが決まったとき、どんなことを感じましたか?(チョン・ジンファン=ブラウン、チェ・ソンヨン=グリーン、オム・セウン=パープル、ユン・ジュンウォン=グレー、イ・ヒョンソク=ネイビー、チェ・チャニ=イエロー、コ・ウジン=ブルー、チョン・スンホ=オレンジ、シン・ジョンユ=ピンク、カン・テウ=レッド)

チョン・ジンファン:社長が僕たちの内面、外面の両方を見たうえで似合う色を決めてくださいました。僕は柔らかいイメージでブラウンにしてくださったと思っていますが、さらに自分で別の意味も加えました。一つは、茶色は薄めたらベージュとか、いろんな色になれますよね。だから演技、歌、両方において、多様な色を皆さんにお見せしようという意味です。そしてもう一つは、茶色は土の色でもあるから、地面のようにしっかりとして、頼れるリーダーになろうという意味も付け加えました。

チェ・チャニ:僕は黄色と聞いて、最初はしっくりこなかったんです。黄色って幼い子供のように明るくて天真爛漫なイメージがあると思いますが、僕はもう25歳なので「僕がイエロー?」って思いました(笑)。でも、時間が経つうちに、僕の性格を魅力的に導いていくために会社が考えてくれたのだし、僕もそうだなと思ったので、今はイエローの意味を考えて表現しながら生きています(笑)。

カン・テウ:僕の性格と一番合った色がレッドだと考えてくださって、僕自身もそれを認めています。そして僕もレッドに合わせて生きていこうとしているところです(笑)。

ユン・ジュンウォン:みんな気に入っているし、各カラーに似合うようになってきていると思いますね。

チョン・ジンファン:特にジョンユが満足しているんじゃない(笑)?

チェ・ソンヨン:ジョンユはピンクですが、最近、持ち物がどんどんピンク色になってきているんですよ(笑)。

メンバー一同:(爆笑)

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■放送情報
「THE MAN BLK K‐STAR TV」
THE MAN BLKの素顔満載のKchan!韓流TVオリジナルインタビュー番組
4/8(月)スタート 毎週月 20:45~日本初放送

Kchan!韓流TVオリジナル番組「Power of K TOKYO LIVE」
毎月第1月曜 20:00~ 生中継でお届け!
※5月はお休みとなります。

「Power of K TOKYO LIVE&バックステージ #1~4」
4/29(月)~5/2(木)20:30
※THE MAN BLKは#1に出演します

「THE MAN BLK スターへの道~ノニョンスタジアム」
5/27スタート 毎週月曜 22:30
再放送:毎週火 17:15~ほか

■関連サイト
THE MAN BLK日本公式サイト:https://themanblk.jp/

記者 : Kstyle編集部