【REPORT】パク・ミニョン、念願の日本初ファンミーティングを開催!渾身のセクシーダンスに拍手喝采

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「トキメキ☆成均館スキャンダル」「ヒーラー~最高の恋人~」など数々のヒットドラマに出演し、最近では「七日の王妃」や「キム秘書はいったい、なぜ?」でも大人気のパク・ミニョンが、日本で初めてのファンミーティング「パク・ミニョン ジャパンファーストファンミーティング My Day ㏌ OSAKA」を開催。1月25日(金)、大阪ビジネスパーク円形ホールには、国境も越えた、たくさんの老若男女が集合。セクシーダンスなどでおおいに盛り上がった。


「この距離感がまさにファンミーティングですよね!」

他の韓流イベントに比べてとにかく男性の姿が多く、5人にひとりは男性ファンだった今回のイベント。年齢もまちまちでパク・ミニョンが日本で幅広いファンに支持されていることが開演前から伝わってきた。

オープニングは「雪の華」を日本語で歌いながらの登場。透ける素材を使った清楚とセクシーが絶妙にミックスされた純白のワンピース姿で、胸に手を当て満面の笑みを見せると、会場のボルテージが跳ね上がった。

「皆さんこんばんは、パク・ミニョンです」流暢な日本語での挨拶。その甘い声にまた場内が沸く。「本当に、本当にお会いしたかったです! 今日は大勢の方が来ていただいてありがとうございます。こんなふうに皆さんと近くでお会いする機会はなかなかないので気分がいいです。楽しい時間を過ごせると嬉しいです」

舞台と客席の間が近く感じられる会場。最後列からも檀上の表情がはっきり見えるし、舞台からもファンの顔がよく見えるという。「近すぎてプレッシャーではないですか? 後ろの方も見えていますか?」とファンを気遣うパク・ミニョン。「この距離感がまさにファンミーティングですよね!」今日の主役の嬉しそうな言葉に歓声が上がった。


可愛すぎる大阪弁に会場はメロメロ

「日本に来るにあたって周りの方に言われました。『日本の皆さんは礼儀正しくて静かな方が多い』と。だから、もしも私がセクシーダンスを踊って恥ずかしい気持ちになったら……と心配していたんです。でも今、皆さんが最初から熱い反応を見せてくださったので、その不安が吹き飛びました」とニッコリ笑うパク・ミニョン。「最初からネタバレですか?」と苦笑いするMC。「ここは大阪だから大丈夫ですよ。ミニョンさんは語学が堪能で英語も中国語もできますが、しゃべれる日本語は?」その答えは「愛してる」あまりの可愛さと不意打ちにどよめく客席。「かわいいー」「美味しいです」「いただきます」と次々と知っている日本語を披露するパク・ミニョンに、皆で大阪弁を教えることに。「おおきに」「好きやねん」「ちゃうちゃう」の3つを習得すると、その場ですぐに使いこなす。とにかく表情が豊かなので客席のあちらこちらから「かわいいー」という声が漏れていた。

次は、用意してきた写真を見ながらの近況報告トーク。「ビールが好きすぎてビール工場に行きました!」という写真を皮切りに、ダンスのレッスンのおへそが見えているセクシーショットや、少女時代のジェシカ、gugudanのキム・セジョンとの仲良しツーショット、愛犬レオンを抱いたプライベートショットなどが次々と紹介された。

「食べることが大好きで作るのも好き。特にキムチを漬けることが得意なんです」と胸を張ったパク・ミニョン。最後はとびきり美しいカクテルドレスをまとったグラビア写真が紹介され、会場から「わー」という声があがった。


「このドラマを好いてくれるのは日本の皆さんだけ(笑)」

面白かったのは最近の出演作2本についてのトーク。現在大阪では「七日の王妃」が放送されており、MCが「見ている人」と聞くと大多数の手があがった。「真夏に苦労して撮影しました。私はいろんな国に行くんですが、実は『七日の王妃』を好きだと言ってくださるのは日本の方だけなんですよ(笑)。私の痛い指を可愛がってくださっているようで、とても嬉しくて幸せです。ありがとうございます」と微笑むパク・ミニョン。もうひとつの「キム秘書はいったい、なぜ?」はラブコメディー。「こちらは撮影中ずっと笑っていました。私にとっては最新作で、キャラクターも自分に似ているので今のところ一番好きな作品です」

ここで書き初めに挑戦。書いた文字は「2019牛ミニョン」。牛は韓国では一生懸命頑張ることの象徴だという。「私も今年は牛のように仕事をしますので、どうぞ応援してください!」この色紙はファンにプレゼントされることになり、ステージに上がったファンが「リメンバー~記憶の彼方へ~」を見てファンになりました、と言うと目を丸くして「おお、私のほうからハグさせていただいてもいいですか?」と申し出るパク・ミニョン。これにはファンもびっくり。よほど意外な答えだったようだ。


「日本に来て鳥肌がたつことばかりです!」

次は質問コーナーで3人のファンが壇上に。最初の質問は「ドラマを見ていて思ったんですが、金属アレルギーがあるのでは?」驚いた顔で「そうなんです。でも軟膏があれば大丈夫です」と答えたパク・ミニョン。お次は台湾から来た日本語ペラペラのファン。「質問はないけど、今日は私の誕生日なのでハッピーバースデーを言って欲しい」というリクエストに快く応じる。そして最後のファンは「幻の王女チャミョンゴ」を見て以来のファンだと自己紹介。

「日本に来て鳥肌がたつことばかりです」と話し始めたパク・ミニョン。「『幻の王女チャミョンゴ』はさっき言った指よりも、もっともっと痛い指なんです(笑)。私にとっては最高に痛い指を好きでいてくださっているのと同じことなので、身の置き所がないです(笑)」その方の質問は「さっき写真で出てきた生ビール工場はどこですか?」「え、それが質問?」とまたまた口あんぐりのパク・ミニョン(笑)。ユニークな質問3連発に笑いが止まらない様子だった。


セクシーダンスでファンを悩殺!相棒は有名ダンサー

ここで一旦退場した後、練習を重ねた成果を日本のファンに披露するダンスタイムがやってきた! クラブ風の音楽が流れるとショートパンツ姿のパク・ミニョンが女性ダンサーとともに登場! Sラインを見せつけるような熱く激しいセクシーダンスを踊りまくる! 女性アイドル顔負けの華とキレ、最高のパフォーマンスに盛大な拍手が送られた。

ちなみにパク・ミニョンと一緒に踊った女性は、韓国を代表するダンサーで振付師でもあるMay J Lee。オーディション番組「PRODUCE48」でダンストレーナー兼審査員を務めていた、といえば思い出す人も多いはず。「私は『名探偵コナン』が大好きで、アニメを見て日本語がしゃべれるようになりました。ミニョンさんはいつも明るくて優しい人。ファンの皆さんのためにダンスの練習をとても頑張ってくれたので、私も教えがいがありました」

先生の話を聞いている間にサーモンピンクのエレガントなドレスに着替えたパク・ミニョンが再登場。次はドラマの名シーンをファンと一緒に吹き替えで再現するコーナー。挙手制にしたところ、積極的な男性1名、女性1名がステージに。まずは日本語ができる中国人の女性が「七日の王妃」の乳母とチェギョンのコミカルなシーンの吹き替えに挑戦。お次は21歳の男性。「Netflixのバラエティ番組のシーズン1を見てファンになりました」と言われてまたまた意外そうな顔のパク・ミニョン。そんな2人がトライしたのは「キム秘書はいったい、なぜ?」の可愛らしい1シーン。ナルシスト男になりきったファンと声の演技をするパク・ミニョン。肩を叩かれる場面で本当に叩かれたファンさんは「みんなに自慢できます(笑)」と嬉しそう。


クオリティの高さに驚き!ジェスチャーゲーム

ファンと楽しむ最後のコーナーはジェスチャーゲーム。選ばれたファン2名が、ベビーカー、リス、セクシーダンスなどの問題にトライ。このときのひとりは韓国から来たファンだった。パク・ミニョンのファンのなんと国際的なこと! そしてさすが女優というしかない、クオリティの高いジェスチャーの数々! 6問正解ゲットの結果、60秒のフォトタイムを会場のファンにプレゼントしたのだが、このフォトタイムがまた凄かった。ウインクしたり、指キスしたり、表情も仕草も一瞬でくるくると変えて魅せるパク・ミニョン。まるでプロのカメラマンの前でポーズするようだった。

盛りだくさんだったイベントもいよいよ大詰め。ここでパク・ミニョンが今回のイベントのために特別に作ったカレンダーが紹介された。「365日、私と過ごしてくれたら嬉しいです。愛犬とのショットやサンタのコスプレもあります」この豪華なグッズが来場者全員にプレゼントされるとわかると、この日一番の大拍手が沸き起こった。ファンが喜ぶ顔を嬉しそうに見ていたパク・ミニョン。「頑張って作った甲斐がありました。私にとっては皆さんが一番大切なプレゼントです!」


日本語で書いた手紙を朗読「長い間、夢に見てきた日が…」

ファンをバックにした記念撮影の後「とても楽しかったです。また日本に来たいです。そのときは皆さん、また来てくれますよね?」と問いかけたパク・ミニョン。締めくくりは日本語による手紙の朗読だった。

「皆さんこんばんは。長い間、夢に見てきた日が現実になって本当に嬉しいです。最近、私が誰かのファンになって無限大の愛を捧げるという役の準備をしているのですが、それを通して、あらためて皆さんが私にとってどれほど大切な存在なのか、皆さんが私に見せてくださる情熱がどれほどありがたいものなのか、気づきました。この感謝の気持ちを忘れずに、これからどう恩返しできるか、考えて努力していきます。私への皆さんの愛が誇らしく感じられるような、素敵な女優になります。一年の始まりを皆さんと一緒に過ごせて幸せです。また会いましょう。ありがとうございます。愛してます」

アンコールではホイットニー・ヒューストンの「Saving All My Love For You」を英語で熱唱。綺麗で可愛くて優しくてサービス精神旺盛。この日ファンミに参加したファンは、パク・ミニョンのことをより一層好きになっただろう。大阪という土地柄がそうさせたのか、今回のファーストファンミーティングは終始ほんわかとしていて皆が笑顔だった。男性率の高さはもちろん、登壇したファンの中に日本語が堪能な台湾、中国、韓国のファンがいて、自然にイベントが盛り上がった点も特筆もの。パク・ミニョンがグローバルなスター女優であり、ファンに性別も国境もない……ということの証のようだった。

最後は全員参加のハイタッチ会と希望者との団体写真撮影会が行われた。ハイタッチ会では結んでいた長い髪をほどいて、まるで女神かプリンセスのように輝いていたパク・ミニョン。あふれる笑顔が印象的だった。

取材:望月美寿

【公演概要】
「パク・ミニョン ジャパンファーストファンミーティング My Day ㏌ OSAKA」
日時:2019年1月25日(金) 17:30開場、18:30開演
会場:大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪市中央区)

主催:(株)A・R・A

記者 : Kstyle編集部