「ボーイフレンド」パク・ボゴム“未熟だったという意見も受け入れないといけない”

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
俳優パク・ボゴムは本当に健康的な人だ。一緒に会話をしていると、その健康で清涼感あふれるエネルギーに浄化される気分になる。2018年から2019年、寒風が吹いていた冬の日を、温かい感性で詰めたマスカットのような青年(ドラマのセリフに登場した表現)、キム・ジニョクと別れながら、彼は「無事に終えたことに感謝します。最後まで愛してくれた視聴者の方々とファンの方々に感謝を言いたいです」と挨拶した。

最近ソウル江南(カンナム)区狎鴎亭路(アックジョンノ)WORK&HEALでは、パク・ボゴムが取材陣に会って、ケーブルチャンネルtvN水木ドラマ「ボーイフレンド」に関するインタビューをした。この日の現場で彼は、ドラマに関するビハインドストーリーとこれからの覚悟などを伝えた。

パク・ボゴムは「ボーイフレンド」を通じて初めて本格的な恋愛演技を披露した。これに対するプレッシャーに対して、彼は「もっと緊張したし、プレッシャーもなくはなかったです。上手に表現できたかは分からないけれど、キム・ジニョクという人物を表現する上で最善を尽くそうとしました。どんな作品をしても残念な部分があるのは同じです」と打ち明けた。どんな点が残念だったかという質問には「自分が上手に表現したか、ジニョクという人物に最初から最後まで共感できて、感動を与えて、メッセージを伝えたか、演技に対する確信や、上手にやり遂げたかに対する残念な気持ち」と挙げた。

「ボーイフレンド」は一度も自身が選択した人生を生きたことのない女性チャ・スヒョンと、自由で清らかな心を持つ男性キム・ジニョクが偶然に出会って愛を育てていく恋愛ドラマだ。パク・ボゴムは29歳の就活生キム・ジニョク役を務めて、“マスカット青年”の魅力をアピールした。キューバで出会ったトンファホテルの代表で、テギョングループの元嫁チャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)に知り合い、複雑に絡んだ人生を生きるようになるが、決して愛を諦めない“直進年下男”に扮して視聴者をときめかせた。スペクタクルな展開ではなかったものの、穏やかながらも細やかな癒やしがこのドラマの強みだ。

パク・ボゴムは今回の作品を通じてGirld's Day ヘリ、キム・ユジョンに続きソン・ヘギョと共演した。ソン・ヘギョにとって「ボーイフレンド」は、俳優ソン・ジュンギと結婚して以来で、「太陽の末裔」以来2年6ヶ月ぶりに選択した復帰作だっただけに、関心が高まっていた。

ソン・ヘギョとの共演については「まず、ヘギョ先輩と共演できて、不思議でもあり、先輩に気を配っていただいて、チャ・スヒョンという人物を本当によく引っ張ってくださって、表現に集中することができました」と明らかにした。年齢差も感じないように、リラックスして無事に撮影できたということだった。ソン・ヘギョの夫で同じ所属事務所のソン・ジュンギの反応について聞くと、彼は「特に何も言われていないです。おそらく作品の撮影のため忙しいみたいです」と答えた。

彼は虚心坦懐に作品に対するさまざまな意見を取材陣と交わした。演技が未熟だったという一部の反応を細かくチェックする姿からは、より良いキム・ジニョクを完成させるための彼の努力が垣間見える。パク・ボゴムは「ジニョクの恋の方式は、見る人々によって好みが異なるように、もう1つの愛の方式であり、愛の表現だと思います。ある意味で僕が間違って表現したのかもしれない。そんな意見は僕がちゃんと受け入れなければならない部分だと思います」と話した。

また、あくび演技に対する反応について聞くと、「ある意味で未熟だったからそういう意見が出たのだと思います。もっと一生懸命に研究します。口をもっと大きく開いたほうかよかったかな」と反省する姿を見せた。また彼は「自分の過ちだから、その意見も受け入れなければならないと思います」と話した。

「ボーイフレンド」は劇中のように特に浮き沈みなくマニア層を形成して、有終の美を飾った。もちろんトップスターたちの共演という点で、もっと大きい成果を期待しなかったかという質問には「制作発表会の時も申し上げた通り、本気でそう思いました。数字にこだわらず、平日に気楽に観られるドラマであってほしいと言ったように、これほどの記録にも感謝すべきであり、すごいことだと思います。当然、最近のドラマは面白い作品が多くて、そういうことに対する残念な気持ちはないです。変わらずずっと観てくれたファンの方々と視聴者に感謝する気持ちが大きいです」と明らかにした。

パク・ボゴムは現在、韓国を代表する20代の男性俳優たちの中でも断然トップの座をキープしている。彼はこのような「BTS(防弾少年団)級のコメントが寄せられる人気についてはどう思うか」という質問には「応援していただいて、愛していただいて感謝しています。もちろん人気と愛が永遠ではないことも知っています。もらったほど、自分も他の人々に与えて、愛を返すことができるように努力しています」と謙虚な姿勢を表した。

人気に対するプレッシャーもあるはず。彼は「自分が好きでやっていることだから、仕事に対して幸せを感じます。作品をしながらも感じたけれど、去年の1年が僕にとっても本当に速く過ぎていきました。このようにインタビューする時間も大切に思っています。時間の大切さに気づきました。ジニョクという人物に出会って、日常の幸せに気づき、人生で逃したことや疎かにしたことに対して、大切さを感じる時間でした」とし、今までの時間を振り返った。

パク・ボゴムは「僕が今年27歳です。大人たちの言っていることはどれも間違ってないです。時間が速く立つことを実感しています。軍隊も時がくれば行かなければならないでしょう。遅くない時に行こうと思っています」と話した。

今後の計画に対しては「今年機会があって、余力があれば作品の中にたくさん顔を残したいと思います。まだ作品が終わったばかりだし、ファンミーティングの準備のため、次回作の話をしていません。どんな作品で挨拶するか考えています。今年度にはさまざまな演技を勉強したいです」と明かした。

記者 : イ・ソダム