知英、映画「私の人生なのに」韓国で初上映…舞台挨拶に登場“日本での活動、応援が力に”

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(C)2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ
知英主演映画「私の人生なのに」が韓国にて初上映された。

9日(木)から韓国・堤川(チェチョン)にて「国際音楽映画祭」がスタートした。音楽と映画の融合をテーマにする韓国唯一の音楽映画祭として、今年は世界38ヶ国、116本の音楽映画が上映されている。

9日、映画「私の人生なのに」主演の知英と原桂之介監督がレッドカーペットを歩くと、3000人を超える観客から大歓声を浴び、昨日(10日)は、韓国・Megabox Jecheon 3にて「私の人生なのに」が初上映された。上映後、知英と原桂之介監督が登場し、舞台挨拶とQ&Aを行った。

(C)2018『私の人生なのに』フィルムパートナーズ
上映後、会場内には拍手とともに涙の音が響き渡った。知英演じる金城瑞穂の生き方は、国を超えて、韓国でも人々の心に熱い想いを残した。知英は、地元の観客からの「日本で俳優業でも活躍されており、JYとして歌手活動も行っていて凄いと思いますが、大変なことはないですか?」という質問に、「確かに、言葉の問題などもあるので、大変なことが無いとは言えないけれど、原監督や今回の作品と巡り合えたような、素敵な出会いもたくさんあり、日本でスタッフさんや周りの方々にすごく応援して頂き、それが力になりました。その応援と支えがあったからこそ大変でしたが一生懸命頑張れました」と笑顔で語り、自国での上映に胸を詰まらせた。

原監督へは「原作も読んだことがあるのですが、原作には音楽や歌の表現がないので、音楽で作品を表現するのは映画のオリジナルな部分だと感じました。音楽で物語を綴り、キャラクターに息吹を与えてみて、いかがでしたか?」という質問が。監督は「瑞穂(知英)の幼なじみ・柏原淳之介(稲葉友)が、劇中歌の歌詞を何本か手掛けさせていただきました。セリフで表現するだけでなく、音楽でも状況や心情を表現しながら作品を作り上げていくことは、難しい部分もありましたが、非常に楽しかったです」と答え、本作が音楽の映画祭ならではの上映作品であることをアピールした。また、韓国でも映画が受け入れられたことに感銘を受けたという。

「私の人生なのに」は、金城瑞穂(知英)が新体操スター選手でありながら、脊髄梗塞で倒れ半身不随に。絶望の中、数年ぶりに瑞穂の前に現れた幼なじみ柏原淳之介(稲葉友)と再会することで音楽と触れ合い、それぞれが抱える葛藤や悩みを乗り越えながら、人生が再び動き出していく青春ストーリーである。

「私の人生なのに」は、10日(金)からユナイテッドシネマアクアシティお台場でも上映が始まり、全国にて絶賛公開中だ。

記者 : Kstyle編集部