チョン・ウソン「UNHCR親善大使の活動を通じて“感謝する”ということを学んだ」

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写真=「COSMOPOLITAN」
俳優チョン・ウソンがUNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)親善大使としての思いを明らかにした。

最近ファッション雑誌「COSMOPOLITAN」と「平凡な日常の大切さを悟らせる」というコンセプトでグラビアを撮影したチョン・ウソンは最近、済州(チェジュ)特別自治道と中央日報が共同主催した「2018 済州フォーラム」に参加し、彼が実際に難民キャンプの現場で出会った難民についてのエピソードを伝えて話題になた。

チョン・ウソンはグラビア撮影後に行われたインタビューで「難民も、僕たちのような普通の人なのだという話を伝えたいです」と明らかにした。

「難民という言葉自体が含んでいる重量感がとても大きいため、より困難で難しいと感じ、無視されてしまう場合も少なくないようです」と、難民問題を知らせることの難しさを明らかにした。

さらにチョン・ウソンは「彼らも誰かの親、兄弟、子供であり、医師だったり学生だったり運動選手だったりと、私達と同じく普通の人々です。そんな一人一人のパーソナリティに注目してみると、難民に対する誤解も解けるのではないかなと思います」と伝えた。

特に「次の世代が恥ずかしいと思わないような大人になりたい」と語ったチョン・ウソンは、歳を重ねるとともにしっかりとしてきた彼ならではの信念として「尊重」の価値を挙げた。

チョン・ウソンは「相手の尊重、私がしている仕事に対する尊重、社会の尊重など……。尊重をするということが、最終的に当事者には『品位』という言葉で戻ってくるようです」と語った。

また「UNHCR親善大使の活動を通じてむしろ僕は“感謝する”ということを学びました。現在、僕自身が持っていることに満足し、感謝するようになりました。その心を持てたこと自体が幸せに感じられますね」と話して笑顔を見せた。

チョン・ウソンが出演している映画「人狼 JIN-ROH」は、現在韓国で上演中だ。

記者 : イ・イェウン