【REPORT】東京ドームも射程圏内に収めるSEVENTEEN!CARATちゃんのラブコールには自転車ダンスで駆け付けます!

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日本でもアリーナをフルハウスにするほど話題沸騰中の男性13人組SEVENTEENが5月30日に日本盤1stミニ・アルバム『WE MAKE YOU』をリリースし、遂に日本デビュー! 29日付オリコン・デイリー・アルバム・チャートでは第2位を記録し、その人気ぶりを見せつけた。そんな彼らが日本デビューを記念し、30、31日の両日に渡り、「SEVENTEEN JAPAN DEBUT SHOWCASE‘WE MAKE YOU'」と題した単独イベントを開催。東京・豊洲PITで計4公演を行った。では二日目の昼公演をレポート!


『WE MAKE YOU』に込めた想いとは?

開演前、場内にはデビュー曲「CALL CALL CALL!」が大音量で流れ、フロアはそれに合わせて熱量最大で掛け声を送り、この時点で既にCARAT(SEVENTEENのファン)のテンションはマックス。メンバーが登場し、韓国での大ヒット曲「Thanks」と「CLAP」を立て続けに演じれば、会場はノッケからヒートアップする。

トークタイムでは、まず、パフォーマンスチーム、ヒップホップチーム、ボーカルチームの順に自己紹介。会場の熱気を感じた“小さな巨人”ディノが「(雰囲気が)火みたい」と話すと、全員が「アツイ」と声を揃えて、MCでのチームワークも申し分なし。そしてSEVENTEENが渋谷の街をジャックしたことについてミンギュは積極的に「気分がいい」とコメントして喜び、”Mr.10時10分“のホシは「CARATちゃんの愛のおかげ」と満面の笑み。ミンギュは「オリコン2位も皆さんのおかげ」と感謝する。

また、プロデュースも手掛けるウジは「皆さんがデビュー迄の道を作ってくれたじゃないですか? アルバムタイトルには『今度は僕たちがそれに応えていく』という意味を込めました。そして、デビュー曲は『いつどこにいても、電話さえしてもらったら、駆けつけるよ』という歌です」とコメント。さらにホシが素早く駆けつけるには自転車が一番と話し、ジュンがこの曲のポイント=自転車ダンスを実演した。

その後は、飾らぬメンバーの姿に迫るべく、「約束」をテーマにトークタイム! 代表者がファンにこう公約した。

「僕たちはちょっぴりですが、日本語の勉強をしてきました。次回、日本に戻ってくる時には、その実力をもっとお見せできるよう頑張ります」(バーノン)

「僕は歌やダンスで少しずつ発展していきたいと思っているので、もっと可愛らしくて格好いいジョンハンをお見せしたいです(ハングルースサイン付きで)」(ジョンハン)

「僕はこれからもCARATとずっと一緒にいたいです。そして共に成長し、いい思い出を作っていきたいです(小指をアップ!)」(ディエイト)

「僕は体に良くない食べもの、例えば、お菓子、チョコレート、ハンバーガー、ポテトチップなどをたくさん食べる習慣があるので、それを控えて、体にいいものをたくさん食べたいと思います」(ジョシュア)

ジョシュアの約束を受け、スングァンが「(彼は)コーラが本当に大好き。控室にコーラがあったら、ホテルに10本くらい持って帰っちゃう」と暴露し、司会者が「せめて3本くらいでお願いします」とアドバイス。ジョシュアはそれに対しOKサインを出すものの、ステージを下がる際、司会者に対し「コーラ4本でもいいですか?」とアイコンタクトで訴えかけていた。


ファンへの愛嬌とメンバー間のラブラブでハッピー空間に

トークタイムの後はジャケットを脱いで、アルバム収録曲をチーム別にパフォーマンス! まずはトップバッターのヒップホップチームが「Lean On Me -Japanese ver.-」を歌う。「キデ(頼って)」というオリジナルリリックを「来て」という日本語に変換したこの曲。ラストはS.COUPSが人差し指をフロアに向けて、「おいで、おいで」とフィンガーサインをし、ウォヌは「これからが始まりですね。頑張ります」と、ミンギュは「この曲も皆さんのために準備しました」とコメントを添え、4人が寄り添うように歌い終えた。

二番手のパフォーマンスチームは「HIGHLIGHT -Japanese ver.-」を歌い、そのパフォーマンスには格好良さと優美さがキラリ。ディノは切れのあるラップも演じ、ディエイトのチャイニーズラップにはクールネスが充満する。終盤では全員での華麗な回し蹴りも決まり、ラストはジュンが右手人差し指を高く掲げ、クールにフィニッシュだ!

続いたボーカルチームはスツールに腰を掛けて「20 -Japanese ver.-」を歌い、場内をハッピーな雰囲気に包み込む。そして途中からドギョムを先頭に立ち始め、甘さがスケールアップ。彼は指ハートもプレゼントし、ファンのハートを温めた。

3つのチームが個性を光らせた後は全員が一つになる番。「Love Letter –Japanese ver.-」ではメンバーが指ハートのサービスでファンにラブを贈るだけでなく、メンバー間でもラブラブ&イチャイチャを演じ、甘く楽しくラブリーに。後半でメンバーが手を左右に振れば、フロアも左右に揺れ、実にいいムード。S.COUPSはウォヌにバックハグしながらのラップを演じ、ラストには彼の顎をコチョコチョさせ、その姿は猫じゃらしで遊ぶかのよう。メンバー同士のじゃれ合いに胸がキュンとなる。

ライブの後は、願いをテーマに再びトークコーナーへ。感謝の気持ちや直してほしい点をメンバーが相手に目を見ながら直接打ち明けるという企画は、ちょっとプロポーズっぽくもあり、見ている側も照れちゃいそう。

ドギョムはディノを選び、「僕は普段ディノに対して誇らしく思い尊敬もしている。練習もたくさんするから、お兄ちゃんとして満足もしているよ。でも、ただ一つ言うなら、自分自身を低く見ちゃう。だから、自分を信じて、格好いい自分をどんどん出せばいいと思う」とアドバイス。ディノは兄さんの言葉にしっかりと頷き、最後は熱いハグを交わした。

ウジの告白相手はドギョム。ライブでスタンバイの最中、ドギョムの肩がウジの顔に当たったエピソードを話し、「それをとってもすまなさそうにするから、『気にしなくていいんだよ』って言いたい。思ったよりも痛かったけど、それでも大丈夫だから」と続けた。
このコーナーでは大忙しになったドギョム。ジュンは水を飲んで一息つこうとしている彼を不意打ちにし、相手の手を握りながら「僕って幼稚な面が多いけど、ドギョムは僕に合わせて、一緒に幼稚になってくれるのが嬉しい。だからありがとう」と感謝。さらに「ただMCで自信なさげな時があるでしょ。十分頑張ってるんだから、リラックスしていいんだよ」とアドバイスすると、ドギョムの目はウルウルし、S.COUPSが優しく彼の目元をフキフキしていた。

ディノはミンギュを選び「最近、僕悩みが多いんですね。でもミンギュさんはちゃんと僕の話を聞いてくれて、それが力になりました」と感謝すると、ミンギュは手を差し出し、二人はがっちり握手。「これからもこのまま、そばに一緒にいてくれたら!」と続けると、ミンギュは「はい!」と答え、二人はハグで心を通わせる。

ウォヌはスングァンを選び、「僕はあまり人に気を使わないんですが、スングァンさんはほんと僕に気を使ってくれるので、これからも仲のいいままでいたいなと思います」とスピーチし、二人もまたハグで友情を確かめ合う。そんなハートフルなシーンに、ミンギュが「胸が温かいです。心がキュンキュンです」と感想を述べると、S.COUPSが彼のハートに手を当て、キュンキュン度をチェック。スングァンはすかさず「(キュンキュンしているのは僕なのに)なんで、君がキュンキュンですか!!」とナイスに突っ込む。そして「ウォヌ兄さんはいつもそんなこと言ってくれないのに、ステージで言ってくれたから感動が2倍です」と話すと、全員が「2倍」と復唱し、SEVENTEENは「2倍」という新たな日本語を学んだのだった。

トリのS.COUPSはジョンハンに「僕もしっかりしたリーダーでいるから、君は良い友達でいてほしい」と打ち明けた後に、「ただ、弟達の悩みはそんなにたくさん聞くのに、なんで僕の悩みは聞いてくれないの? たまには僕の悩みも聞いてね。そしてメンバーの悩みは僕にシェアしてくれない? 永遠に僕の片割れでいてね」と率直にトークし、二人はヒップホップマナーで挨拶。またも心温まるシーンにミンギュが「胸がキュンキュン」と話すと、司会者が「感動が?」と続け、ミンギュは「2倍~~」からの、手を大きく広げて「5倍~~」で、ユーモラスなトークセンスを炸裂させていた。


デビュー曲「CALL CALL CALL!」で館内は熱狂の渦に

本編ラストはお待ちかねの「CALL CALL CALL!」を生披露。彼らの勢いを象徴するかのようなスピーディー、かつパワー溢れるダンスチューンに会場の興奮は沸点を超えた。そしてアンコールではジョシュアが「皆さんを見ると、ヒーリングを覚えます」と話して、彼のパートから始まる「Healing」を日韓ミックスバージョンで。メンバーは出し惜しみなく愛嬌をてんこ盛りにし、ウジはメンバーの人間ハンモックで束の間の休息。メンバーがジャンプすれば、フロアも縦に揺れ、「ジャンプして下さい」の煽りで、フロアはさらにバウンス。その後も13人は「CALL CALL CALL!」を歌いながらステージを後にし、日本デビュー曲への熱く強い思いが伝えた。

そして終盤、メンバーはファンにこう感謝した。

ディエイト:デビューさせていただいて、ありがとうございます。僕たちに下さる愛の分だけ、一生懸命頑張りますので、これからも応援して下さいね。これからも宜しくお願いします!

S.COUPS:ここまで来たのはCARATに支えられたからです。これからも支えて下さい。

ミンギュ:SEVENTEENの1stアルバムは皆さんのおかげで、リリースできました。これからがスタートですから、一緒にいい思い出を作りましょう。そして、僕たちはいつも、(拳を握りしめながら)頑張りますので、応援して下さい。

スングァン:皆さん、(この日を)たくさん待っていましたか? 僕たちも待っていました。予想だにしなかったチャートランクインにも不思議な気持ちを覚えるし、スタートからこんなに愛をいただいていいのかなと思っています。ファンの皆さんのおかげで日本での活動が頑張れそうです。これから僕達一生懸命頑張ります。

ジュン:こうしてとっても良いスタートを切れるようにしてくれて、本当にありがとうございます。これから自信を持って頑張れそうです。

ジョンハン:これからもっと格好良くて、一生懸命頑張るSEVENTEENの姿をお見せしていきます。

ウォヌ:これから日本語のもっといい曲をお届けしていきたいと思います。

ドギョム:とってもたくさんの方が目の前にいらして、幸せです。皆さんが僕達に溢れる愛と応援を下さるので、とても幸せな思いに浸れます。皆さんの愛と応援に、ステージで応えられる歌手になりたいと思います。

ディノ:「CALL CALL CALL!」のステージを終えると、日本デビューしたんだという実感が沸いてきます。僕達のステージを見ているCARATの皆さんを見ていたら、もっと頑張らなきゃという気持ちにもなりました。これからの活動を見守って下さいね。一生懸命頑張ります。

バーノン:日本のCARATの愛をたくさん感じることが出来ます。これから、もっといい姿で期待に応えていきたいと思います。本当にありがとうございました。

ウジ:皆さんの力になれるかなと思い、一生懸命アルバムを準備しました。僕達は自分たちのためでなく、皆さんのために歌い続けますね。いつも、僕たちの歌から力をもらってほしいです。

ジョシュア:本当にたくさんのエネルギーをいただいて帰れるような気がします。今、この瞬間がとっても幸せです。(そしてローマ字で表記されたカンペを見ながら)「僕に時間を止められることが出来れば良かったのに……」「今日という時間を止めることが出来たらよかったのに……」。今日、ふと、そんな思いがしました。(その後、メンバーの「皆で時間を止めてみよう」という提案から、フロアを巻き込んでのマネキン・チャレンジがスタート!)

ホシ:これからもっと頑張ります。宜しくお願いします。

「CALL CALL CALL!」のもう一つのポイントは電話のフィンガーサイン。親指と小指で作るシャカ・サインを耳元に当てるのが一般的だが、彼らは親指と人差し指で作る7サインをオリジナルの電話ポーズにチョイスする。ファンからのラブコールがあれば、いつでも来ます、と明るく語るSEVENTEEN。S.COUPSは「東京ドームに立っている夢を見た」と明かすだけに、彼らはもうドーム級のコンサートも射程圏内に収めている!

ライター:きむ・たく

【公演概要】
「SEVENTEEN JAPAN DEBUT SHOWCASE ‘WE MAKE YOU'」
日時:2018年5月31日(木) OPEN 13:30/START 14:30
会場:豊洲PIT

【セットリスト】
01. Thanks
02. CLAP
03. Lean On Me -Japanese ver-
04. HIGHLIGHT -Japanese ver-
05. 20 -Japanese ver-
06. Love Letter -Japanese ver-
07. CALL CALL CaLL!
08. Healing

■リリース情報
SEVENTEEN JAPAN 1ST MINI ALBUM「WE MAKE YOU」
発売日:2018年5月30日(水)
レーベル:PLEDIS JAPAN

<CD収録内容>(順不同)
1. 日本語新曲
2. HIGHLIGHT -Japanese ver.-
3. Lean On Me -Japanese ver.-
4. 20 -Japanese ver.-
5. Love Letter -Japanese ver.-

【初回限定盤A】(CD+50P PHOTO BOOK)
・仕様:CD(全5曲)/50PフォトブックA/フォトカードA(形態別13種中ランダム1枚封入)/オリジナルジャケット・デジパック
・価格:2,130円+税
・品番:XQNJ91001

【初回限定盤B】(CD+Blu-ray)
・仕様:CD(全5曲)/Blu-ray/20PフォトブックB/フォトカードB(形態別13種中ランダム1枚封入)/オリジナルジャケット・トールケースサイズデジパック仕様
<Blu-ray収録内容>
2016年8月開催の日本初上陸コンサート「2016“LIKE SEVENTEEN - Shining Diamond”in Japan CONCERT」中野サンプラザ公演をBlu-ray化。さらに未公開のメイキング映像も収録!(本編約116分+メイキング予定)
・価格:4,444円+税
・品番:XQNJ 91002~XQNJX 91002

【通常盤】(CD+20P PHOTO BOOK)
・仕様:CD(全5曲)/20PフォトブックC/フォトカードC(形態別13種中ランダム1枚封入)/オリジナルジャケット・トールケースサイズデジパック仕様
・価格:1,852円+税
・品番:XQNJ 1001

【CARAT盤】(CD+Blu-ray)
★ファンクラブ会員限定商品(Loppi販売のみ)
・仕様:CD(全5曲)/Blu-ray/20PフォトブックD/フォトカードD(形態別13種中ランダム1枚封入)/オリジナルジャケット・トールケースサイズデジパック仕様
<Blu-ray収録内容>
2018年2月開催の日本初ファンミーティング「SEVENTEEN JAPAN OFFICIAL FANCLUB MEETING ‘CARAT CAMP'」(2月22日開催 横浜アリーナ公演)をBlu-ray化! さらに、永久保存版の日本デビュー発表シーンもVCRから収録!(ファンミーティング約80分+日本デビュー発表シーン予定)
・リリースイベント:5/30、31開催の「SEVENTEEN Japan official fanclub “CARAT”会員限定 デビューショーケース」にご参加いただくには、ファンクラブにて抽選販売されるチケットの他、CARAT盤のご持参が必要となります。
・価格:4,444円+税
・品番:XQNJ 91003~XQNJX91003

■関連サイト
SEVENTEEN JAPAN 1st MINI ALBUM 「WE MAKE YOU」特設サイト

記者 : Kstyle編集部