【REPORT】「プロデュース101」出身MXM、日本初ファンミーティング開催“今後も皆さんにたくさん会いたいです!”

Kstyle |

Mnet「プロデュース101」で惜しくもデビュー組には入れなかったものの、高い人気を得たイム・ヨンミンとキム・ドンヒョン。2人がユニットMXMとして9月に韓国デビューを果たしたのは記憶に新しいが、それから約2ヶ月後の11月3日(金)、東京・SHIBUYA DUO Music Exchangeにて早くも初の日本ファンミーティングを開催した。当初は1日のみの予定だったが、チケットが30分で完売したことからこの日は追加公演となり、すでに日本でも関心度の高さを証明した。ファンミーティングでは初々しいトークや魅力溢れるステージで日本ファンを魅了した。

ファンも驚きの実力!日本語で流暢な挨拶

「JUST COME OUT」のムーディーな雰囲気で始まったファンミーティング。黒のスーツ姿で登場した2人が歌い始めると、振り付け一つにも悲鳴が上がり、すぐに会場の熱が高まった。2人は初の日本ステージにも関わらず、堂々としてさらに成長したダンスと歌で圧倒的な存在感を見せた。MCの古家正亨が登場し、改めて2人が登場すると、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。イム・ヨンミンはファンに対する挨拶を「日本語で準備してきたんです」と前置きすると「こんにちは! MXMのヨンミンです。このように日本のファンの皆さんと一緒に時間を過ごせて本当にうれしいです。今日は皆一緒に楽しく過ごしましょう!」とスラスラと日本語で話し、ファンを驚かせた。またキム・ドンヒョンも「こんにちは! MXMのキム・ドンヒョンです。日本のファンの皆さんに会えることにとても期待してきました」と日本語で話し、会場を沸かせた。

今日のファンミーティングについてイム・ヨンミンは「初めて日本のファンの皆さんに会うので、良い思い出を作りたくて一生懸命準備してきました」と話し、キム・ドンヒョンは「昨日空港に着いた時、ファンの皆さんがたくさん待っていてくれてとてもうれしかったんです。改めて感謝の気持ちを伝えたいです」と笑顔を見せた。そしてここからMXMの2人をもっと知るため、ゲームを交えながらのトークコーナーが始まった。

まず日本に来てやってみたいことを聞かれたイム・ヨンミンは「寿司」と即答。「この間日本に来た時は食べれなくて、本当に食べたかったんです。まずは寿司のことしか考えられない(笑)」と笑いを誘った。そしてキム・ドンヒョンは「ラーメン」と答え、「種類別に一日に一食ずつ食べていきたい」と、2人とも日本食への関心を示した。

アルパカにそっくり!?キュートな写真に大歓声

MXMのユニット名は、全く異なる2人が1つになって相乗効果をもたらし(MIX AND MATCH)、今後も成長し、かっこいい姿を見せていきたい(MORE AND MORE)という抱負が込められた名前だ。ラッパーイム・ヨンミンとボーカルキム・ドンヒョン2人のプロフィールがスクリーンに映し出されると、イム・ヨンミンのあだ名は「アルパカ」であると書かれていた。これについてキム・ドンヒョンは「僕がつけたあだ名なんですけど、ヨンミンは最初気に入っていなかったんですよ」と明かした。ここでアルパカとイム・ヨンミンの写真を並べた比較写真が登場、ポーズまでそっくりな写真の登場に会場は爆笑。イム・ヨンミンはこのあだ名について「今はすごく好きです。愛してます(笑)」と話し、会場からは「可愛い~」の声が上がった。人のあだ名を考えるのが得意というキム・ドンヒョンは、古家正亨を「ポケットモンスターのディグダに似ている」と発言。するとスクリーンにディグダの写真が登場、古家正亨も「これからは“ディグ家”でいきます!」と話し、再び会場は爆笑に包まれた。

映画を観ることが好きというキム・ドンヒョンは、「最近ゾンビ映画にハマッています。日本の『アイアムアヒーロー』も良かったですし、韓国の『新感染 ファイナルエクスプレス』も面白かったです」と明かした。また趣味のギターを弾きながらアカペラで歌も披露し、会場を沸かせた。

人気ガールズグループのダンスから2倍速ダンスも

次はある質問に対して相手が何と答えたかを当てるコーナー。「一番大事にしている物は?」「アルバム『UNMIX』の中で一番好きな曲は?」などの質問で順調に互いの答えを当てていった2人だったが、僅差でイム・ヨンミンが負けてしまうと、罰ゲームとしてクレヨンしんちゃんの物まねを披露することに。イム・ヨンミンは「しんちゃんは好きなんですけど…恥ずかしい…」とキュートなダンスをしながらそのままはけようとする姿で笑いを誘った。

MXMがファンに質問をするコーナーも。なるべく少ない人数の手が上がるような質問をした人が勝ち、しかし該当者ゼロの場合は即罰ゲームというもの。一回目の質問でイム・ヨンミンは「今日まだご飯を一食も食べていない人」とし「水も飲んでない人」とさらに条件を追加。しかしこれが仇となったのか、該当者はゼロ、いきなり罰ゲームを受けることになった。ガールズグループのダンスという罰が発表されると、ファンは大喜び。BLACKPINKの「火遊び」を見事にカバーした。続いてキム・ドンヒョンの質問は「今日自転車に乗って会場まで来た人」というもの。しかしまたも手が挙がらず、罰ゲームでRed Velvetの「Red Flavor」を披露することとなった。ゲームの結果はキム・ドンヒョンが勝利、負けたイム・ヨンミンは2倍速ダンスを披露してヘロヘロに。「ドンヒョンも」との声が上がると、イム・ヨンミンはテーブルを寄せてキム・ドンヒョンを椅子から強制的に立たせ、結局2人共披露することとなり、歓声を浴びた。

その後のステージでは衣装をチェンジし「I JUST DO」を披露、続く「BEING OBJECTIVE」ではファンの大きな掛け声で盛り上がり、2人も終始笑顔を見せてのステージとなった。

ファンミーティングも終わりに近づくとイム・ヨンミンは「初めてのファンミーティングでしたが、たくさんのファンの皆さんが歓迎、応援してくれて本当に感謝しています。すごく残念ですが、時間があっという間に過ぎてしまいました。たくさん応援してくれてありがとうございました。これからももっと一生懸命して、成長した姿で皆さんのお前に行きます」とまたも流暢な日本語を披露。“お前”にファンから笑いが起こると「前じゃなくて“お前”です!」と強調し、ヨンミン流?の言葉でファンを胸キュンさせた。

初めての日本公演「とても意味のある楽しい舞台でした」

キム・ドンヒョンは「今日が2回目の訪問でしたが、ファンの皆さんの前で歌うのは初めてでした。僕にとってとても意味があって、楽しい舞台でした」と日本語で話した後、「日本のファンの皆さんにお会いするのは初めてでしたので、すごく緊張して来ましたし、ステージの前にもすごく緊張していました。そのためたくさんの姿をお見せできなかったのではないかという残念な気持ちもあります。これからファンの皆さんにお会いでき、かっこいい姿をお見せできる機会が今後もたくさんあったらいいなと思います」と率直な気持ちを伝えた。するとイム・ヨンミンも再び「本当にこのまま帰るのが残念と思うくらい、皆さんに感謝の気持ちをもう一度お伝えしたいです」とコメントした。

ファンに感謝の気持ちを伝えると、アルバムのタイトル曲「I'M THE ONE」を披露。デビューして間もない2人にぴったりなフレッシュさ漂う楽曲を、ファンも一緒に大合唱でフィナーレを飾った。アンコールの「GOOD DAY」では日本語で「大好きやで~」という言葉も交えて最後までファンを喜ばせ、ファンの顔を見ながら「また会いましょう!」「楽しかったです!」と満面の笑顔を見せた。

初の日本ファンミーティングで緊張や初々しさを見せながらも、圧倒的なパフォーマンスとキュートな魅力で日本のファンを感激させたMXM。ファンの反応からも韓国はもちろん、今後の日本での活躍にも多いに期待させられた時間だった。

【PHOTO】「プロデュース101」出身MXM、日本初ファンミーティング開催“一緒に時間を過ごせて本当にうれしいです!”

「MXM 1st LIVE&FAN MEETING UNMIX in JAPAN」
日時:2017年11月3日(金) 17:00
会場:SHIBUYA DUO Music Exchange

【セットリスト】
01.JUST COME OUT
02.I JUST DO
03.BEING OBJECTIVE
04.I'M THE ONE
<Encore>
05. GOOD DAY

■関連サイト
Marvel ENTERTAINMENT公式サイト:http://marvel-ent.com/

記者 : Kstyle編集部