チョン・ウソン&チョ・インソン主演映画「ザ・キング」2018年3月日本公開決定!

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“やられたら、やり返す! それが政治理念だ!”をモットーに、1%の成功者になるために、若き検事の成り上がりの人生を描いた「ザ・キング」は、そのセンセーショナルな内容が話題を呼び、2017年1月に韓国で公開されると動員数530万人を超える大ヒットを記録。歴代の大統領選の裏にうごめく金と権力のために動いた検事たちの物語は、情報操作やイメージ戦略、時にはヤクザさえも利用し、まさに悪のバイブルかのごとき政治の非道さを描き出す。そして今回、この衝撃作が邦題を「ザ・キング」(配給:ツイン)とし、2018年3月10日(土)よりシネマート新宿ほか、全国順次公開が決定した。

「ザ・キング」は、1980年から2010年にわたる激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドに蔓延する、理不尽なパワハラや大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを、実話さながらに描きあげたスタイリッシュなクライム・エンターテインメントである。赤裸々に権力の不条理を訴えた物語は、世間から絶大な支持と共感を得て、今年の映画賞レースを席巻した。「第53回百想芸術大賞」で助演女優賞(キム・ソジン)と新人男優賞(リュ・ジュンヨル)の2部門を受賞し、「第54回大鐘賞」では最多の14部門にノミネートされ、助演男優賞(ペ・ソンウ)と助演女優賞(キム・ソジン)、シナリオ賞、編集賞の4部門で受賞した。組織の中で這い上がろうとする男たちの闘いは、現代社会のバイブルとして韓国映画史に刻まれる一本と言っても過言ではない作品だ。

金と権力の虜になり、成り上がるために悪に染まる若き検事を、8年ぶりのスクリーン復帰となるチョ・インソンが好演した。99%の平凡な公務員検事を目指した彼が、1%の成功者になるために地滑りのように堕ちていく、苦悩と葛藤を見事に演じきった。また、金と権力を持ち合わせた、絶対的成功者の検事部長役をチョン・ウソンが演じる。真顔で踊るバブリーなダンスや、熱唱デュエットなどお茶目な一面まで、これまでにない演技の幅を見せてくれる。

その他に「インサイダーズ/内部者たち」など、社会派映画には欠かせないペ・ソンウや「新感染 ファイナル・エクスプレス」に出演した演技派俳優キム・ウィソン、ドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」や映画「タクシー運転手(原題)」で大注目のリュ・ジュンヨルが脇を固めている。監督には「観相師~かんそうし~」で韓国900万人動員を果たしたハン・ジェリムが務め、権力の禁断の境地を軽快に暴露する。

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さらに、今回あわせて解禁となった予告ポスターでは「プライドを捨てろ! 権力に寄り添え!」というキャッチコピーとともに、チョ・インソン、チョン・ウソン演じる検事2人の個性と存在感が際立つ。名実ともに韓国トップクラスの俳優2人の演技合戦に期待が高まるビジュアルとなっている。

■公開情報
映画「ザ・キング」
2018年3月10日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
監督:ハン・ジェリム(「観相師~かんそうし~」)
出演:チョ・インソン(「大丈夫、愛だ」)
チョン・ウソン(「アシュラ」)
ペ・ソンウ(「インサイダーズ/内部者たち」)
リュ・ジュンヨル(「恋のスケッチ ~応答せよ1988~」)
配給:ツイン

【ストーリー】
ケンカ好きの貧しい青年だったパク・テス(チョ・インソン)は、暴力ではなく権力で悪を制する検事に憧れ、猛勉強の末に夢を実現、新人検事として地方都市で多忙な日々を始める。だが、ある事件をきっかけにソウル中央地検のエリート部長ガンシク(チョン・ウソン)と出会い、平穏だった人生は激変。富も名声も手にしたガンシクは、他人を踏み台にして出世し、大統領選挙を利用して権力をつかんだ“1%の成功者”だった。正義の仮面の下に隠された正体を知ったテスは、次第に悪の魅力に染まっていく。だが、制裁の刃はすぐそこまで迫っていた……。

■関連サイト
映画「ザ・キング」公式HP:theking.jp(11月10日オープン予定)

記者 : Kstyle編集部