映画「記憶の夜」(監督：チャン・ハンジュン) がポスターと予告映像を公開した。

韓国を代表するチャン・ジャンハンジュン監督が脚本と演出を手がけた作品で、韓国を代表するホットな俳優カン・ハヌルとキム・ムヨルがスリラージャンル史上最高の相乗効果を発揮すると予想され、期待が高まっている。

「記憶の夜」の制作陣は10日午前、ポスターと「#兄弟_疑いを_抱く」というキャッチコピーの予告映像を公開した。

「記憶の夜」は拉致された後、記憶を失って変わってしまった兄(キム・ムヨル) と、彼の痕跡を追いかければ追いかけるほど自分の記憶も疑うようになってしまう弟(カン・ハヌル) の、すれ違う記憶の中に隠された殺人事件の真実を描く映画だ。

この日公開されたポスターはカン・ハヌル、キム・ムヨルのドラマチックな表情を通じて、これまで見せたことのない恐ろしいイメージチェンジを予告し、視線を奪う。

まず、カン・ハヌルは狂気に満ちたようなゾッとする笑顔で視線を奪った。特に、意味深な笑顔とは対照的な「僕は狂っていない」というキャッチコピーが、見ているだけで息が止まるようなゾッとする雰囲気を演出し、拉致後に記憶を失って戻ってきた兄だけでなく、周りのすべてを疑うようになった弟ジンソクへの好奇心をくすぐった。

また、感情を読むことができない涼しい表情のキム・ムヨルは、見る者の息を詰まらせる圧倒的な存在感で視線を集中させた。無表情の顔から強烈な目つきだけで圧倒的なオーラを放つキム・ムヨルの姿に加わった「僕は覚えている」というキャッチコピーは、犯人に拉致された後、すべての記憶を失って別人のように変わってしまった兄ユソクが届ける、強烈なサスペンスを期待させた。

カンハヌルとキム・ムヨルの顔が、まるで一人の人間のように巧妙な構図で配置されたポスターは、2人の男の強烈なコントラストを見せ、視線を圧倒させる。ここに「兄弟、疑いを抱く」というキャッチコピーは、すれ違った記憶と謎の殺人事件に隠された真実を暴き、自身の記憶さえ信じられなくなったジンソクとユソクが繰り広げるミステリースリラーへの期待を高める。

予測できないイメージチェンジを予告し、関心を高めているミステリー追跡スリラー「記憶の夜」は韓国で11月末に公開される。