VIXX、ニューアルバム「ラララ ~愛をありがとう~」発売!“日本での活動も3年…メンバーが最近満喫した日本は?”

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2012年5月に韓国でデビューを果たしたVIXXが今年5周年を迎えた。5周年をファンと共に祝うため、アルバムリリースから展示会、コンサートの開催、また個人活動まで精力的な活動を繰り広げ、反響を得ている。そんなVIXXは韓国に続いて日本でもコンサートを開催、そして9月27日(水) には日本でアルバム「ラララ ~愛をありがとう~」を発売する。より一層メンバーの絆が深くなったことを感じさせた6人に、5周年の活動を振り返っての心境や近況、日本アルバムについて語ってもらった。

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【PHOTO】VIXX「新曲は皆さんの曲であり、皆さんと僕たちをつなぐ曲です!」

――今年5周年を迎えて4thミニアルバム「桃源鏡」の発表から展示会、コンサートの開催まで、さまざまな活動を展開されました。5周年の活動を振り返ってみていかがですか?

エン:5周年をこのように迎えることができたのもファンの皆さんのお陰だと思いとてもうれしいです。5周年を迎えたことに対する僕たちの心をステージやコンサート、展示会、ファンミーティングなどを通して届けることができたことが幸せでした。今後もさまざまな活動でファンの皆さんにお応えしようと思っています。

ホンビン:これまで5年間、継続してアルバムを発表することができましたし、コンサートにもたくさんの方が来てくれました。5周年をこのように迎えることができて本当に誇らしく思いました。展示会では、僕たちがデビュー前の練習生時代の記憶も写真の中に収めたんです。それを見ながらその時のこともいろいろと思い出しました。

――5周年を迎えましたが、オーディション番組に出演していた頃やデビューした当時、どのような未来を想像していましたか?デビュー時と比べて現在どう変化したと思いますか?

ヒョギ:音楽的な面で言うと、オーディション当時の姿は恥ずかしくて見られないくらいですね(笑) でもその位僕たちが成長したということですし、5年間一緒にいてさまざまなことを経験しながらメンバー同士の距離が縮まっていきました。そして同じくファンの皆さんとVIXXも一緒に5年間さまざまな時を過ごしながら、近くなっていったと思います。

ケン:そうですね、ヒョギが言うようにVIXXが時間が経てば経つほど団結していったと思います。


オーディション番組からデビュー…振り返って思うことは?

――皆さんはオーディション番組からデビューされましたよね。最近でもオーディション番組からデビューするグループが増えてきているように思いますが、後輩たちを見ながら当時を思い出すことはありますか?

ラビ:僕たちがオーディション番組からデビューしたことすら忘れるほど、たくさんの時間が過ぎたと思います。その時に僕たちが成し遂げたいと思っていたことを今たくさん実現できていますし、もちろんこれから実現したいことも残っています。僕は当時を思い出すよりも、今のVIXXをどうしようかということをたくさん考えます。ただ、最近のオーディション番組は僕たちが出ていた時とは環境がかなり違うなとは感じます。僕たちの時はすでに全員がよく知っている兄・弟という関係でやっていたけれど、最近のオーディション番組はそういう訳ではないし数も多いですし。だから、当時番組上は「競争」であったかもしれませんが、僕自身はそういう気持ちはありませんでした。

ケン:え、そうなの? 僕はあったけど(笑)

ラビ:え、あったの?(笑) 全く知らない環境、知らない人の中でやったとしたら僕も競争心がすごくあったと思うのですが、僕は僕たち全員の良い姿を見せたい、一緒にいい物を作りたいという思いで練習をやっていましたね。最近だと「プロデュース101」シーズン2が韓国で放送されましたが、仲の良い弟が出ていたので応援していました。

レオ:僕もラビと似ていて、「ああ、僕たちがオーディション番組でデビューしたんだな」とか思い出すことはあんまりないんです。僕たちの頃と今のオーディション番組は形式が違いますし、僕たちは互いによく知っている仲でしたから。それよりも5周年を迎えて振り返ってみて、当時20代前半だった僕が、これまで20代半ばまでいろいろなことを経験してきた、大切な記憶が思い出されました。

ホンビン:20代前半?

レオ:22、23歳くらいだったから前半でしょう?

ホンビン:あ、そう考えたら僕はまだ10代だったね。

ラビ:僕も19歳でしたね。


キャンドルを手作り…「好評でうれしかったです」

――ミニアルバムのタイトル曲「桃源鏡」もまた新しいコンセプトでした。タイトルが漢字というのも珍しいと思いますし、扇子を使ったパフォーマンスも印象的でしたが、振付はどのように完成させたのでしょうか?

エン:まず東洋の雰囲気を出すために、何か小道具を使おうという話になりました。扇子だけではなく、布とか昔の王に使われていた傘のような物とか、いろいろ候補に上がっている物がありました。その中からパフォーマンスをするには扇子が一番適していると思いましたし、海外から振り付けをいただいた時に相乗効果が一番大きいと思ったのが扇子だったので、扇子に決まりました。ミュージックビデオでも、全体的に東洋の雰囲気が出るように制作しました。

――最近は個人活動も活発でした。エンさんは日本でソロイベント「2017 N's Birtday Party Live ~えん返し~」を行いました。手作りでキャンドルを630個作られましたが、かなり大変だったのではないですか?

エン:はい、そうですね、5日間くらい深夜まで作っていたと思います。それに実際に販売するのは630個でしたが、不良品とかもあって実際には700個くらい作ったんです。一生懸命頑張りました。ファンミーティングのグッズも僕がプロデュースに加わって一緒に作っていきましたし、キャンドルも好評だったと聞いてうれしかったです。

――キャンドルはもともと趣味なんですよね? 特にエンさんがお気に入りの香りはありますか?

エン:もともと好きなことであったし、ファンの皆さんにより近く、親しみを持ってもらえるプレゼントは何かなと考え、直接作ろうと思いました。好きな香りは季節ごとに変わるんです。果物の香りが好きな時もあれば、パウダリーな香りが好きな時もあります。最近特に好きな香りはウッド系の香りです。普通なら秋冬によく使う香りなんですが、今は夏なのになぜかウッド系の香りに惹かれます。

――エンさんは日本イベントが終わってから韓国で誕生日にサプライズで初めてストリートライブを行いましたね。漢江をバックにとても温かい雰囲気で行われたようでした。

エン:ファンの皆さんにお返しできる機会ができてすごくうれしかったですし、とても幸せでした。ファンの皆さんの近くに行って移動しながら一人ひとりと目を合わせ、話し、歌ったりもしたのですが、皆さんのマナーもとても良くて。誰一人として立ち上がることもなく見ていてくれて、一緒に歌い、コミュニケーションできたことが一番幸せでした。

メンバーが今ハマッていること、最近の活動は?

――エンさんはキャンドルが趣味ですが、他のメンバーは今ハマっていることはありますか?

ケン:僕は絵を描くことと、ガンダムのプラモデル作りです。ガンダムは昔趣味だったのですが、最近また始めました。絵は本格的に勉強したくて、今絵画教室に通っています。

ラビ:僕は日本のコンサートの準備に夢中になっていました。

エン:あと本もでしょう?

ラビ:そう、読書を始めて今3冊読み終えました。あとは最近飼い始めたフレンチ・ブルドッグの엉덩이(オンドンイ、韓国語でお尻という意味) です。

――可愛い名前ですね(笑) どうしてフレンチ・ブルドッグにしたのですか?

ラビ:ずっと犬が飼いたくて、飼ったら名前はオンドンイにしようと前から決めていました。犬種はフレンチ・ブルドックかアメリカン・ピット・ブルテリアがいいなぁと思っていて。いろいろと写真などを見ながら考えて、フレンチ・ブルドッグが可愛いなと思って決めました。

ホンビン:僕はゲームすることかな……あ、それとゲームに限らず、最近どんな新製品が出たとか新しい情報を調べるのが好きで。新しいこと・物の情報収集をするのが好きです。

レオ:僕はミュージカル「マタ・ハリ」と、ラビとのユニットLRの作業を進めています。

ヒョギ:僕の最近の趣味は……。

ホンビン:寝ることじゃない?

ヒョギ:はい、寝ることです(笑) ぐっすり寝ること(笑)

ホンビン:ヒョギは僕が遊ぼうと言っても寝ています(笑) 美味しい物食べに行こうと行っても「僕は寝ています」と言うし(笑) 「いま暇だから寝ます」「お腹がすいたから寝ます」という感じで、寝るのが楽しいみたいです(笑)

ヒョギ:あとサッカーが好きなので、いろいろと試合を探して見るのも好きです。

エン:あ、それから僕は最近また日本の作品をいろいろ見ました。「きょうは会社休みます。」「ストロベリーナイト」「アンフェア」、それから「白夜行」も本当に面白かったです!

――皆さんは今も一緒に暮らしているんですよね?

ホンビン:はい、ラビとヒョギは一緒の部屋で、他のメンバーは一人部屋です。

エン:そうは言ってもほとんど皆一緒にいる感じですね。

――ホンビンさんはドラマ「水曜日の午後3時30分」に出演しましたが、今度日本でもドラマのイベントがありますね。

ホンビン:はい、ありがたいことに好評をいただき、日本で9月10日に上映会&トークイベントをさせていただくことになりました。ファンの皆さんと一緒に見ながらキャラクターの話などをする予定です。僕は出演者と一緒に楽しく鑑賞したのですが、ファンの皆さんと一緒に見るのはまた新鮮だと思うので楽しみにしています。

――ラビさんはオーストラリアでのヒップホップコンサート「RAPBEAT SHOW」に一人で参加しましたが、反応はいかがでしたか?

ラビ:オーストラリアは初めて行ったんです。なので、あまり期待はしていなかったのですが、たくさんの方がいらっしゃって歌も一緒に歌ってくれて、すごく熱気があってとても楽しかったです。

――ケンさんはミュージカル「ハムレット」の公演が終わったばかりですね。この間のコンサートで曲の一部を聴かせてくれましたが、ファンの皆さんから「すごい」とたくさん歓声が上がっていましたよ。

ラビ:すごい~ケン~!

ケン:あ、ありがとうございます!皆さんのおかげで大きな事故なく無事に終えることができました。

――レオさんは先程ハマっていることでミュージカル「マタ・ハリ」を挙げていましたが、これまで多数のミュージカル作品に出てノウハウのようなものもできましたか?

レオ:う~ん、まだノウハウを掴むまでの経験を積んだとは思っていないですね。ですので、一つひとつの作品に誠実に向き合うことが重要だと思っています。

――ヒョギさんも最近、誕生日にファンへのプレゼントとして、スペシャル動画を公開していましたね。

ヒョギ:はい、Ed Sheeran(エド・シーラン) の「Photograph」をカバーしました。歌詞の意味もいいのですが、原曲のミュージックビデオで成長の記録を映像で見れるようになっていて。ファンの皆さんが誕生日に広告だったりサポートだったり、いろいろなイベントをしてくれるのでそれがありがたくて、感謝の気持ちを表す意味で、プレゼントする気持ちで両親が持っていた僕の子供の頃の写真を集めて選んで、編集して映像にまとめました。


「新曲は色感が印象的…見ると癒されるようなミュージックビデオです」

――VIXXの活動としては9月に日本でアルバム発売が決定しました。リード曲の「ラララ~愛をありがとう~」はどのような曲でしょうか?

エン:VIXXを愛してくれる皆さんに向けた曲で、タイトル通りの曲だと思います。ステージでファンの皆さんとも一緒に歌えて語れる曲を作りたかったんです。昨日MVの撮影を終えたばかりなのですが、色感が印象的です。最初はホワイトで始まり、後でブルーへ変わるのですが、とてもシンプルで綺麗です。また歌詞の中で特に伝えたい部分を強調するように作りました。気楽な雰囲気で見ていただけると思いますし、見ると癒されるようなミュージックビデオに仕上がったと思います!

――「ラララ~愛をありがとう~」の歌詞の中で「その声に救われた」という歌詞が印象的ですね。

ラビ:僕たちにとってはファンの皆さんの応援の声を表現したものですが、他の方にとっては自分にとって力になった人の言葉や、または自分自身への誓いや決意だったりもする、さまざまな意味を持つ歌詞だと思います。

――また「泣いてたって始まりはない」という歌詞もありますが、皆さんは悩み事があったらどのように解決しますか?

エン:僕たちは会話をすごくたくさんする方だと思います。メンバーたちとたくさん話をしますし、もちろん仲の良い知人に話すこともあります。話をして解決していくスタイルですね。

ラビ:エン兄さんは涙で解決する方だと思います(笑)

メンバー:(笑)

エン:僕がいつそんなことしたの?(笑)

日本での活動も3年…メンバーが最近満喫した日本は?

――皆さんは日本での活動も3年になりました。エンさんは最近仕事以外でも日本を満喫されたようですね。

エン:はい、日本のソロイベントが終わった後、友人での俳優イ・ウォングンと大阪に4泊5日で旅行に行きました。僕とウォングンは誕生日が近くて数日しか違わないんです。2人共誕生日だし、ちょうどウォングンとも休みが合いそうだったので、計画を立てました。USJにも行きましたし、道頓堀でおいしい物もたくさん食べて奈良公園にも行きました。お腹がすいたと感じた時が一度もないほどたくさん食べてとても楽しかったです(笑) ちょっと太っちゃったと思います(笑)

――行きたい場所はすべて事前に調べて計画したのですか?

エン:はい、行きたい場所は全て事前に決めていました。でもそこにどうやって行くかは、事務所の方にも事前に聞きましたが、現地で日本の方に聞いて行くことが多かったです。今回はすべて地下鉄で移動したんです。駅員さんにもたくさん聞いて、そうやって一つひとつ解決していきながらの旅でした。

――レオさんも最近一人で六本木に行ったようですね。

レオ:はい、その時メンバーがすき焼きを食べたいと言って、でも僕は違うのを食べたくて……。

メンバー:うわ~、すき焼きが嫌いだなんて……よくそんなこと言えるなぁ!(レオに非難集中)

レオ:いや、嫌いではないよ! でも皆が日本に来る度に毎回すき焼きを食べたがるから……。

ホンビン:いつ毎回食べたの?

ヒョギ:1回食べたことを大げさに言っているんでしょう?

レオ:他のメンバーはすき焼きがホントに好きなんですけど……。

ケン:超好き!!

レオ:僕はすき焼きよりラーメンが好きで、その日はラーメンが食べたくて一人で出かけました。えっと、お店の名前が……。

ホンビン:知りたくないし(笑)

レオ:(無視して調べるレオ) あ、天下一品です!

――最後にアルバムを楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

エン:日本のファンの皆さん、僕たちが今回のアルバムに心を込めて、良い曲を収録して発表することになりました。「ラララ ~愛をありがとう~」は皆さんの曲であり、皆さんと僕たちをつなぐ曲でもあるのでたくさん期待してほしいです。ステージで歌うことになったら、一緒に歌って楽しんで、一緒に対話をする、そんな曲になればうれしいです。応援してください!

撮影:朝岡英輔

■リリース情報
「ラララ ~愛をありがとう~」
発売日:2017年9月27日(水)

初回限定盤A(CD+DVD) VIZL-1243/¥2,778+税(¥3,000税込)
初回限定盤B(CD+DVD) VIZL-1244/¥2,778+税(¥3,000税込)
通常盤(CD) VICL-64854/¥2,037+税(¥2,200税込)

収録曲:
【CD】
01.ラララ ~愛をありがとう~ / 作詞:MORISHIN 作曲:MORISHIN・REO 編曲:REO・華原大輔
02.Celebration!! / 作詞:中村彼方・Jeff Miyahara 作曲:Jeff Miyahara・Erik Lidbom 編曲:Erik Lidbom
03.Crush My Mind / 作詞:miyakei 作曲:youwhich / HIKARI 編曲:HIKARI
04.How ‘bout you / 作詞:RAVI 日本語詞:SHOW for Digz, Inc. Group 作曲・編曲:RAVI, PUFF (GTCK)
05.サボテン / 作詞:N 日本語詞:SHOW for Digz, Inc. Group 作曲:N, TM 編曲:TM, Midnight
06.ラララ ~愛をありがとう~ (Instrumental)
07.Celebration!! (Instrumental)
08.Crush My Mind (Instrumental)
09.How ‘bout you (Instrumental)
10.サボテン (Instrumental)

【DVD】
・初回限定盤A
01.ラララ ~愛をありがとう~ (Music Video)
02.ラララ ~愛をありがとう~ (Recording Studio Sketch Film)

・初回限定盤B
01.ラララ ~愛をありがとう~ (Music Video)
02.ラララ ~愛をありがとう~ (Music Video Making Film)

配信情報:iTunes Store、レコチョク他、各配信サイトにて9月27日より一斉配信開始

■関連サイト
VIXXオフィシャルサイト:https://lovevixx.com/

記者 : Kstyle編集部