新人ガールズグループOhBliss「多くの人を夢中にさせたい」

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写真=ガールズグループOhBliss(左から)メイ、チョンリン、インファ、ヨンジュ、ロア

誰かに幸せを与えられることほど、やり甲斐を感じることが他にあるだろうか。それも毎日のごとく。「今日も明日も、Oh! Bliss」と叫ぶ生まれたてほやほやのヒヨコガールズグループOhBlissは、音楽で驚くべき幸せを与えるという抱負をグループ名に入れた。憂鬱な人には慰めとなり、幸せな人にはもっと大きな喜びを抱かせる、そんな音楽を届けるためにOhBlissが今、最初の足跡を残す。

―OhBlissというグループ名はどんな意味なのか?

メイ:Oh! という驚きの感嘆詞と「この上ない幸せ」という意を持つ「Bliss」の合成語で、音楽を通じて驚くべき幸せを与えたいという抱負が込められた名前です。

―それぞれの自己紹介をお願いします。

メイ:OhBlissのリーダー、充電器ボーカルのメイです。メイという名前は、会社の社長がつけてくれました。メイという名前には色々な意味が含まれていて、私は5月生まれでもあり、中国語では美しいという意味もあります。

インファ:ほっぺパンパンの末っ子、インファです。チームでリードボーカルを担当しています。インファは実名です(笑)

ヨンジュ:OhBlissの、声がかん高い猫のようなラッパー、ヨンジュです。私も実名です。

ロア:OhBlissのチョコレート、メインボーカルのロアです。パフォーマンスでも見せたいものが多く、甘いボーカルを持っているという言葉を聞いてチョコレートというニックネームを付けました。

チョンリン:OhBlissの氷の王女、チョンリンです。メンバーたちが、容貌は気品があるのに人見知りしてしまうからと氷の王女というニックネームを作りました。人見知りするのはちょっと直したい部分なので努力しています。

写真=インファ
―最初のシングル「BUNNYBUNNY」はどんな曲なのか?

インファ:異性に近付きたい女の子の心を、楽しく表現した曲です。ハツラツとした可愛さの中に隠れているセクシーさが混ざり合っています。歌詞がおもしろくて、メロディに中毒性があります。一度お聴きになると続けて聴きたくなるはずです。

―ポイントの振り付けはある?

メイ:「BUNNYBUNNY」には、サビに合わせて踊るダンスがあります。ウサギの耳のように両手を頭の上にあげて、まるで耳が揺れているように踊る「ウサギダンス」があって、胸の上で手をぱたとぱたとさせながら心臓がどきどきする様子を見せる「ドキドキダンス」もあります。とても可愛いダンスです(笑)

―デビューを控え公式SNSに予告イメージが順に公開されたが、直接確認した? 公開された時非常に胸が高まったと思う。

ヨンジュ:私の写真が一番最初に掲載されました。練習中に私たちの予告イメージが公開されたという話を聞いてすぐにSNSを見てみたが、何というかワクワクしながら、一方では恥ずかしかったです。早く私たちを皆さんに披露したかった。

チョンリン:私は4番目に掲載されました。いつ私の写真が掲載されるか順番を待っていました。待ちに待って、私の写真が公開されたのを見て、実感が湧かずしばらくずっと見つめていました。

インファ:私が一番最後に公開されました。ウェブドラマ撮影中に予告イメージがいよいよ公開されたというニュースを聞いて、休み時間に急いで探してみました。幸い美しい仕上がりの写真で上がっていました(笑)

写真=チョンリン
―まだデビューステージに上がる前だ。今はその日を心待ちにしている?

ロア:ドキドキしてものすごく緊張しています。それぞれデビューに向け長いと言えば長いし、短いと言えば短い時間を準備してきましたが、本当に初めての舞台で準備した全てのものを残さず出し切りたいです。

メイ:好きな人に会えば心臓が爆発しそうな気持ちになるでしょう。前が白く見えて、どう時間が過ぎ去ったのか記憶もできない、そんな経験をするんじゃないかと漠然と想像しています。

―それぞれどのくらい練習生だったのか?

ロア:幼い時にダンスに接して、幼い年齢でテレビ番組の振り付けチームに入りました。その仕事をしながらイ・ヒョリ先輩のステージにも立ったし、ソン・シギョン、パク・ヒョシン先輩のコンサートのステージにも上がりました。MBC「無限に挑戦」の歌謡祭にも出演したことがあります。「狎鴎亭(アックジョン) 遊び人」と「江北(カンブク) 洒落人」のステージ上に私がいます(笑) それほど様々なステージに立つことができ、本当に幸せで、歌手になりたかったんです。合計4~5年ほど色々な所属事務所を回って、練習生生活を送りました。

写真=ロア
インファ:お父さんがCMの監督をしていて、幼い時から私をいっぱいカメラで撮ってくれました。カメラの前で歌って踊っていたので、自然に歌手を夢見るようになったようです。演技にも挑戦したい。最近、良い機会を頂いてウェブドラマ「君のボールにタッチ」の主人公を引き受けて撮影中です。

チョンリン:幼い時子役モデルの経験もあって、中学校の時ダンスに接したがダンスの魅力にはまりました。声優でもあり作家でもある叔母が1人いて、叔母の影響をたくさん受けたようです。練習生は5~6年ほどやりました。

ヨンジュ:私は高校の時に歌手を夢見始めました。両親の許可を得たくて心をこめて長々と10枚を越える手紙を書きました。私が本当に歌手になりたいことを知ってくれた両親は、スクールに送ってくれその後練習生生活を始めました。会社を何度か移り、今の所属事務所で私たちのメンバーと会うことになりました。

メイ:今の所属事務所で1年近く準備しました。幼い頃から歌手になりたかったが両親の反対が激しかったんです。それでこっそりと演技活動もし、モデル活動もして、社会生活も少しながら独学で準備してきました。お父さんが音楽をやっていて見よう見まねで歌を少し学び、ダンスはダンスチームに入って少しずつ習いました。そして遂に私が望んだことをこうやって始めることになりました。

写真=メイ
―それぞれ最低でも1年以上の練習生期間を経た。その長い期間を持ちこたえた教訓があるとすれば?

インファ:社長が常に話すことがあります。出来ないと考えずに、まず挑戦しなさい。私たちの会社の社訓みたいな感じ(笑) 社長が情熱的なスタイルなので私たちも一緒になって良い刺激を受けています。チャレンジ精神で練習生期間を持ちこたえました。

チョンリン:不可能はない!(笑)

―替わりばんこでお互いを褒める時間を持ってみよう。

インファ:ヨンジュ姉さんの長所はよく笑うことです。すべてにポジティブです。そして私たちのチームで最高の音感を持っています。幼い時にピアノを習ったためか音を一度聴いただけですぐに言い当てるんです。

ヨンジュ:チョンリン姉さんは、大人の方々に気さくで愛想が良いです。見習いたい部分です。そして年下の面倒もよく見てくれます。私たちのチームのママの役割をしています。

メイ:ロアは振り付けの先生です。几帳面で見まねができ、振り付けもすぐに習得するし、メンバーにその場ですぐ教えてくれます。

ロア:メイ姉さんはカリスマ性がありスタイルが良いです。顔も素敵でうらやましい(笑) このように女の子たちが集まれば、知らず知らずのうちに自分優先に考えたりするのに、メイ姉さんは年下を先に気に掛けてくれます。本当に思いやりがあります。

チョンリン:インファは表情が豊かです。周りでも演技の才能がありそうだと話してくれています。CMもやりたいそうです(笑)

写真=ヨンジュ
―5人はそれぞれ好みも違うと思うが、どんな音楽をよく聴く?

ヨンジュ:グルーヴ感のある歌が好きです。R&Bヒップホップジャンルが私の好み。やはり私にはグルーヴさが隠れているようですね(笑) ポップもとても好きです。リアーナ、ビヨンセ、ドレイクの音楽が好きで、いつかこの人たちに会うことが夢です。

チョンリン:私はOSTをよく聴くほうです。ドラマのあるシーンに歌が交われば、その感性が2倍で伝わるから。メンバーがよく私の声は悲しいと言うほどです。いつかOSTに絶対挑戦してみたいです。

ロア:色んなジャンルの音楽が好きです。やはりダンスを長い間やってきたのでダンス曲が基本的に好きで、バラードも好きです。Urban Zakapaの歌やSweden Laundryの叙情的な歌もよく聴きます。

インファ:私もR&Bヒップホップとバラードが好きです。CRUSH先輩の歌が好きです。でも声自体が細い方なので、似合うかは分かりません(笑)

メイ:バラードが好きです。特に、歌を歌う時切ない声だとプロデューサーの方から言われました。その長所を生かして、私もチョンリンのように、切ないドラマのOSTをレコーディングしてみたいです。

―今回のアルバムの目標は?

ロア:「BUNNYBUNNY」は、中毒性のあるフックソング(何度も同じフレーズを繰り返す曲) だが、多くの方々を「BUNNYBUNNY」中毒にさせるのが目標です(笑) たくさん聴いてたくさん歌ってもらい、自然に私たちOhBlissの名前も認められたいです。「BUNNYBUNNY」をはじめ、これからどんどん私たちにしかない多彩な音楽とカラーをお見せしていきたいと思っています。

写真=OhBliss
―OhBlissが真似したいロールモデルはいるか。

メイ:Wonder Girls先輩が私たちのロールモデルです。幼い時からWonder Girlsの音楽を聴いていました。アルバムごとに色んな試みをしていることも素晴らしく、似せたい部分です。来年はWonder Girlsデビュー10周年ですが、ガールズグループが10年を持ちこたえることは容易ではないことでしょう。私たちも国民的にたくさん愛され、それだけロングランできるグループになりたいです。

記者 : ユン・ジュンピル、翻訳 : 前田康代、写真 : イ・スンヒョン