VIXX、タイトル曲「Fantasy」公開“愛を求める男の切なさを表現”

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写真=Jellyfishエンターテインメント
最高の“コンセプトアイドル”だ。

グループVIXXが12日午前0時、「VIXX 2016 CONCEPTION」の2番目の作品「Hades」を公開した。

先日、タイトル曲「Fantasy」のミュージックビデオの予告映像を通じて強烈なコンセプトが公開された。

公開された楽曲はまるで一つの“作品”を見るような感じを与える。ベートーヴェンの「月光」を引用した導入部から始まり、重く響き渡る、クセになるメロディの上に一編のドラマが繰り広げられる。サビの部分の高音と共に歌詞では愛を求める6人の男の切実な気持ちが切なく、暗い雰囲気で表現され、曲を聴き終えたら一編の映画を観たような感じさえする。

そして歌を聴いていると、さらにステージが楽しみになる。VIXXは今回海外の有名な振り付け師Keone&Mariel Madridと初めて息を合わせた。アルバム「Hades」のコンセプトに合うVIXXだけの暗くてパワフルな雰囲気はもちろん、これまで見せたことのないユニークな構成と動作まで加わり、VIXXの限界を超える変化を試みたと評価されている。

前回のアルバム「Zelos」に続きVM Projectのボムジン監督と共同で作業したミュージックビデオでは、愛する彼女の心を掴むため暗黒世界に向かい、愛の妙薬を探し回る姿が描かれる。ギリシャ神話に登場する運命と破滅の神ケールをテーマにした年間プロジェクトストーリーの中で一番重要で内容が多いだけに、ストーリーテリング中心に作られた。予告映像の中でメンバーらは爽やかなアイドルのようでありながらも、芸術的な感性を発揮し、見て聴く面白さを最大化した。

「Fantasy」ミュージックビデオキャプチャー
VIXXを最高のコンセプトアイドルと呼ぶ理由がここにある。

2016年の1年間、VIXXが披露する「VIXX2016 CONCEPTION」は全3部で構成された大型年間プロジェクトで、“運命”と“破滅”というキーワードを通じて1年間壮大で様々なストーリーが繰り広げられる。

4月に発売されたアルバム「Zelos」では“嫉妬と競争の神、Zelos”をモチーフに愛を奪われた一人の男性の嫉妬をVIXXだけのビビッドな雰囲気で再解釈して披露したことに対し、今回のアルバム「Hades」は“暗黒世界の神Hades”をモチーフに愛する彼女の心を掴むため愛の妙薬を探しに暗黒世界へ向かう奇怪な姿を描いている。

VIXXは今回のアルバムを通じてVIXXだけが持っているコンセプトアイドルというアイデンティティをより一層強化した。それと共にVIXXを代表する色であるダークさを一段階グレードアップさせたと評価されている。

記者 : チェ・ナヨン