目からビーム!?韓国ドラマのありえないCGから進化した最新作まで…徹底分析

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韓国ドラマにおいて、CG(Computer Graphic)はかなり前から登場していた。しかし“良い出来だ”と好評され始めたのは最近のことだ。技術の発展と共に、ドラマの中のCGもますます高品質になっている。かつての未熟なCGから現在のハイクオリティなCGまでまとめてみた。

「M」シム・ウナ、緑の目

写真=各放送画面キャプチャー
韓国ドラマの中で初めてCGが登場したのは、ホラードラマ「M」だったのではないだろうか。本作でシム・ウナは幽霊に取り憑かれた女性を演じた。身体の中に隠れていた幽霊が現れると、シム・ウナは目が緑に変わり、声もおかしくなった。時代を先取りしたCGは当時、衝撃と恐怖を与えた。


「新妓生伝」イム・ヒョク、目からレーザー

荒唐無稽なシーンが必ず出てくるイム・ソンハン脚本家のドラマ。歴代最高レベルのシーンとして「新妓生伝」のレーザーシーンを取上げることができる。幽霊に取り憑かれたア・スラ(イム・ヒョク)は、目から緑のレーザーを放ち、人の身体を透視する能力を見せ付けた。いきなり登場した目のレーザーはまさに驚きで、時間が経っても広く知られている。


「僕の彼女は九尾狐」シン・ミナ、九尾狐

九尾狐と人間のラブストーリーを描いたファンタジーロマンスドラマ「僕の彼女は九尾狐」にもCGが登場した。シン・ミナの九尾狐のしっぽ、玉キスもすべてCG。光を放つ玉は神秘的な雰囲気を出したものの、リアリティが落ちるという残念さもあった。


「九家の書」イ・スンギ、人狼(?)

神獣ク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)と人間(イ・ヨニ)の間に生まれたチェ・ガンチ(イ・スンギ)は半人半獣だ。彼はいつも腕輪をしているが、これは平凡な人間として暮らせるように力を抑制する措置。腕輪が解けるとチェ・ガンチは人狼のように変身した。特にチェ・ガンチ役のイ・スンギはCG演技と扮装で180度異なるキャラクターを演じきり、演技が好評された。


「魔女宝鑑」名CGパレード

呪術を題材にしたJTBCドラマ「魔女宝鑑」にはCGがよく登場する。特に最近、白虎に続き、守護麗の狼CGが登場し、話題を集めた。リアリティあふれるCGは、ドラマのクオリティを高めることに一役買った。特に狼のCGは映画「トランスフォーマー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、ハリウッド映画を演出した米パペタスタジオのホン・ジェチョル監督の作品であることが知られ、注目を浴びた。

記者 : ソン・ヒョジョン