「第69回カンヌ国際映画祭」パク・チャヌク監督「お嬢さん」がコンペティション部門に進出…4年ぶりの快挙(総合)

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写真=「お嬢さん」、「哭声」スチールカット
パク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門の進出に成功した。2012年「蜜の味 テイスト オブ マネー」(監督:イム・サンス)、「In another country」(監督:ホン・サンス)がコンペティション部門に進出して以来、4年ぶりのことだ。

第69回カンヌ国際映画祭の執行委員長ティエリ・プリモとピエール・レスクィール委員長は14日午前11時(現地時刻)、公式記者会見を開いてコンペティション・非コンペティション部門の招待作を発表した。

「お嬢さん」は1930年代の韓国と日本を背景に、莫大な財産を相続することになった貴族のお嬢さんと、そんなお嬢さんの財産を狙う伯爵、そして伯爵に雇われ、お嬢さんのメイドになった少女を巡る物語を描いた作品だ。キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン、キム・ヘスク、ムン・ソリ、イ・ドンフィなどが出演した。

パク・チャヌク監督は「オールドボーイ」で審査委員大賞を、「コウモリ」で審査委員賞を受賞したことがある。

ナ・ホンジン監督の「哭声」は非コンペティション部門に招待された。これでナ・ホンジン監督はデビュー作である「追撃者」(ミッドナイト・スクリーニング)、「黄海」(ある視点)に続き、手がけた3つの作品をすべてカンヌ映画祭に出品する勢いを見せた。

「哭声」は村に外部から人が入ってきて始まった謎の連続事件で、噂や実体が分からない事件に直面した人々の物語を描いた映画であり、ファン・ジョンミン、クァク・ドウォン、チョン・ウヒが出演した。

コン・ユ主演の「新感染 ファイナルエクスプレス」は非コンペティション部門であるミッドナイト・スクリーニング部門に招待された。「新感染 ファイナルエクスプレス」は釜山行きのKTX(高速列車) にゾンビウィルスが拡散し、繰り広げられるストーリーを描いた災難映画だ。

第69回カンヌ映画祭は5月11日から22日までフランス南部の休養都市カンヌで開かれる。今年の開幕作としてはウディ・アレン監督の「カフェ・ソサエティー」(原題)が選ばれた。

記者 : キム・スジョン