ユン・ジンソ、意外なギャップが魅力的な女優「済州島に引越し…趣味はサーフィン」

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女優ユン・ジンソ(本名:ユン・スギョン)は率直だった。自身を飾るのではなく、ありのままの姿をさらけ出す人だった。意外な一面が魅力的だった。

2003年映画「オールド・ボーイ」で大衆に存在を知らせたユン・ジンソは、女優ユン・ジンソと人間ユン・ジンソのバランスを取っていた。ユン・ジンソはときどき旅行を楽しみ、それを記録した。陶芸という予想できる趣味と、サーフィンという意外な趣味を楽しんだ。

「旅行に行ったり、プライベートな人生を楽しむ方なんです。普通の人たちより人生を楽しみながら生きている方なので、素朴な人生に対する渇望は感じていません。元々田舎で自然と共に遊ぶのが好きなんです。それで東海(トンへ)に住んでいたんですが、最近済州島(チェジュド)に引っ越しました。済州島は波がいいので、暇なときはサーフィンを楽しんでいます。体を動かすのが好きな方です。それから、陶器工房に3年間通っているんですが、工房の友達と一緒に飲んだりもしています」

旅行好きなユン・ジンソは、スペインのフエルテベントゥラ島を勧めてくれた。“強い風”という意味をもつこの島で、ユン・ジンソは風の魅力を学んだ。まだ記憶に残る旅行先だ。「フエルテベントゥラ島でたくさんのことを感じました。風は好きじゃなかったんですが、好きになりました。しかも激しい風が好きになりました。その島が私に風を教えてくれたんです」

ユン・ジンソは作家としても活動中だ。2013年、散文集「ビブレ・サ・ヴィエ(Vivre Sa Vie)」を出したユン・ジンソは、恋、別れ、旅行について書いた。女優のみならず、一人の人間としてたくさんのことを見て感じるユン・ジンソだからこそ可能だった。「今はドラマに集中し、女優業をしていないときにまた書かないと。多くの方々が待っていてくださっているから。伝えたいことがたくさんあるというよりは、私が感じたことを共有したいという気持ちですね。文章を書くときはとても心地よいです」

大衆に「オールド・ボーイ」「テバク」のイメージで知られていたユン・ジンソは、サーフィンが好きで、陶磁器を作り、ときには友達との飲み会を楽しむ人だった。映画やドラマの外のユン・ジンソは、ごく普通ながらも素敵なギャップをもつ女性だった。

記者 : チェ・ジイェ、写真 : クァク・ギョンフン