映画「軍艦島」ファン・ジョンミン&ソ・ジソブ&ソン・ジュンギのキャスティングを確定…2017年に公開予定

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
映画「ベルリンファイル」「ベテラン」を手掛けた監督リュ・スンワンの次期作である映画「軍艦島」がファン・ジョンミン、ソ・ジソブ、ソン・ジュンギのキャスティングを確定した。

「軍艦島」は植民地時代、日本の端島(軍艦のようにできていて、軍艦島と呼ばれる) に強制徴用された後、命をかけて脱出を敢行する400人の朝鮮人たちの話を描いた作品だ。

昨年の夏、軽快な娯楽映画の面白さと同時代の状況を反映したカタルシス(解放感) を与えながら1341人の観客動員数を記録した「ベテラン」のリュ・スンワン監督の次期作「軍艦島」は、植民地時代に数多くの朝鮮人たちが強制徴用され、死亡した端島の隠れた歴史をモチーブに、新しく創造した話を見せる予定だ。

「国際市場で逢いましょう」(観客動員数1426万1582人)、「ベテラン」(1341万4009人)、「ヒマラヤ~地上8,000メートルの絆~」(724万3039人、上映中)まで3本の作品で約3500万人の観客を動員した俳優ファン・ジョンミンは、日本に送ってくれるという話に騙されて端島に来ることになった京城(現在のソウル) ホテルのバンドマスターであるイ・ガンオク役を務めた。娘を安全に保護するために日本行きを選択したが、端島に来てからは生き残るために、そして娘を守るために何でもやれる人物だ。

映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」では短いが強烈な存在感、そして最近ドラマ「オー・マイ・ビーナス」では冷たいが暖かい魅力で“ソガンジ”ブームを続けている俳優ソ・ジソブは鍾路(チョンノ) 一帯を掌握した京城最高のファイターであるチェ・チルソン役を務めファン・ジョンミン、ソン・ジュンギと初めて共演する。荒い性格で端島で問題を起こすが、無愛想でも心は暖かい人物だ。

除隊後、脚本家キム・ウンスクのドラマ「太陽の末裔」を選択したことに続き、初のスクリーン復帰作として「軍艦島」を選択して視線を引き付けているソン・ジュンギは、独立運動の主要人事を助けるために端島に潜入する独立軍パク・ムヨン役を務めた。強い信念を元に任務を行うパク・ムヨン役のソン・ジュンギは前作「私のオオカミ少年」で披露した純粋で繊細な姿とは異なり、男らしくて強靭な魅力をアピールすると期待される。

このように「生き残るための3つの取引」「ベテラン」に続きリュ・スンワン監督と3度目に呼吸を合わせるファン・ジョンミン、そしてリュ・スンワン監督との初の出会いで期待を集めているソ・ジソブ、ソン・ジュンギまで。韓国映画界を代表する最高の俳優たちの共演とアンサンブルで期待を高めている「軍艦島」は、現在撮影を準備しており、韓国で来年に公開される予定だ。

記者 : キム・ミリ