Vol.3 ― Block B パクキョン「ソロ曲での1位は我慢した時間に対するプレゼント」

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Block Bの2015年はどうだったのだろうか。ソロ、ユニット、演技など、各自が上手くできることをして、上手くなりたいことに挑戦した。一緒に活動する時は“Block Bらしい”一つのハツラツとした軽快なイメージを完成させ、一人で活動する時も自分たちだけの個性のあるカラーをアピールした。華やかに鳴る爆竹のようにいつも大きなエネルギーを放つ7人の男のパーティーは、2016年になってもなかなか終わらない。

―ソロ曲「普通の恋愛」を発表した時、どんな気分だったのか?

パクキョン:発売予定の時からとても嬉しかった。僕の音楽を人々に聞かせられるということだけでも嬉しかった。1位を取れるとは思ってもいなかったけれど、気に入ってくれるだろうという自信はあった。努力した分だけフィードバックが返ってきたようでありがたかった。

―ファンミーティングの途中でMBC「ショー 音楽中心」1位のニュースを聞いたそうだが。

パクキョン:ファンミーティングの残り2曲という時に汗を拭くためにステージの裏に行ったが、その時スタッフが「キョン、1位だよ! 1位!」と言ってくれた。その言葉に鳥肌が立って、ステージに集中できなかった。

―パクキョンにとってソロ曲での1位はどんな意味なのか?

パクキョン:プレゼントだ。

―Block Bとして1位を獲得した時とはまた違う気分だったと思う。

パクキョン:「キョン、自分のものを見せたかったはずなのによく我慢した。だから、プレゼントをあげる」というような感じだった。メンバーたちと長い間一緒に音楽をしてきたし、グループが上手くいくことが優先だと思って、今までは自分のカラーを見せようとしなかった。常に一歩下がっていた。1位はその我慢したことに対するプレゼントだと思った。

―フィーチャリングしてくれたパク・ボラムと息がぴったり合っていたと思う。次のソロ曲は誰と一緒にやりたいか?

パクキョン:すでに計画中の作業がいくつかあるが、正確には言えない。ご一緒したいアーティストは……(少し間を開けて慎重に)シン・スンフン先輩だ。

―お! 意外だ。

パクキョン:シン・スンフン先輩が本当に好きだ。最近書いた曲があるが、先輩によく似合うと思う。メロディーを書く時からこれはシン・スンフン先輩の感じだと考えながら書いた。ご一緒してみたい。

―パクキョンにはソフトな感受性があるみたいだ。

パクキョン:僕の音楽にある気がする(笑) でも、性格が音楽に反映されると思うから、僕にもそんな部分があるということだろう。

―メモ帳に思いついたことを書いておき、それを曲の制作に活用すると聞いた。それを歌にどんな風に使うのか?

パクキョン:例えば、書いておいた単語の中に“近道”があったら、それが歌のタイトルになる。そして、「君のところに早く行きたいのに、近道を知りたいのに」のようなフレーズが出てくる。こんな風に細かい内容をつけていく。「君のところに行きたい」だけでは抽象的になるからだ。

―最近も曲の制作を続けているのか?

パクキョン:作ってある曲が多い。大まかに選んでも、アルバムが数枚は出せると思う。

―どのように曲を作るタイプなのか?

パクキョン:「やらなければならない」と自分にプレッシャーをかけてやるタイプではない。2~3日ぐらい遊んで、作業室に行った日に1曲を作る。やる時は集中して頑張るけれど、毎日熱心に頑張るタイプではない。だからこそエネルギーを維持することができる気がする。

―2016年の計画はあるのか?

パクキョン:まず、1年半もBlock Bの活動を行っていなかったからBlock Bの活動をしたい。これが最優先だ。そして今回、ジコがソロで初のミニアルバムを発売したが、僕も機会があればソロでミニアルバムを出してみたい。そして、バラエティ活動ももっとたくさんやりたい。

―最後にBBC(Block Bの公式ファンクラブ)に一言お願いしたい。

パクキョン:すごく寂しいだろう。でも、待ってくれただけに高いクオリティと素敵なステージで必ずお応えする。愛してる。

記者 : イ・ジョンファ、写真 : ク・ヘジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン