“訪韓”長澤まさみ「最も記憶に残る作品は『世界の中心で、愛をさけぶ』…韓国でもたくさん愛された」

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日本女優の長澤まさみが韓国ファンの高い関心度について明かした。

5日午後、釜山(プサン)BEXCOの第2展示場で開かれた第20回釜山国際映画祭のアジアキャスティングマーケット「2015キャスティングボード」にキム・ウビン、キム・ゴウン、マーク・チャオ(趙又廷)、チャン・ロンロン(張榕容)、佐藤健、長澤まさみが出席した。

長澤まさみはジョン・ウー監督の映画「太平輪」に出演したことについて「国籍の違う人々と共にした現場でした。言葉は通じなくても同じ作品を見ていたので、心が通じました。金城武さんも言葉は通じなかったけれど、色々と助けてもらいました。楽しく撮影に臨むことができました」と出演の感想を明かした。

続いて一番記憶に残る作品を聞く質問に「『世界の中心で、愛をさけぶ』ですね。日本でも社会的なブームになりましたし、韓国でもたくさん愛されました。この作品をご覧頂いたことを実感できて嬉しかったです」と答えた。

「キャスティングボード」は若く有望な俳優、今後の活躍が期待されるスターたちのフェスティバルで、日中韓で演技力のみならず、自国で確固たるファン層をもち、海外に進出できる実力をもつ若手男女俳優を1名ずつ、選定する。

韓国では演技力と真面目な姿勢でアジアスターとなったキム・ウビンと新人とは思えない安定した演技力と流暢な中国語の実力を誇るキム・ゴウン、中華圏では中国語と英語の会話はもちろん、多彩な演技とファン層を確保しているマーク・チャオと魅惑的なルックスだけではなく、演技力で大衆に愛されているチャン・ロンロン、日本では、「るろうに剣心」などで若い観客に愛されている佐藤健と世界からラブコールを受けている長澤まさみが選定された。

第20回釜山国際映画祭は計75ヶ国・地域の304作品が招かれ、10日まで釜山映画の殿堂の一帯で開かれる。

記者 : シン・ソウォン、写真 : キム・ソンジン