キム・ヒョンジュ&チ・ジニ主演「愛人がいます」爆笑の台本読み合わせ…コン・ヒョンジンが血まみれで登場した理由は?

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写真=SBS
SBS週末ドラマ「愛人がいます」(脚本:ペ・ユミ、演出:チェ・ムンソク)の初の台本読み合わせ現場が公開された。

韓国で「君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書」の後番組として放送される「愛人がいます」は、記憶を失った女性が死ぬほどに憎んだ夫と再び恋に落ちる内容を盛り込んだ作品で、絶望のどん底で運命的に再会した両極端な双子の姉妹の波乱万丈な人生リセットストーリーを描く。

6月27日に炭硯(タンヒョン)SBS制作センターで行われた初の台本読み合わせの現場には、チェ・ムンソク監督とペ・ユミ脚本家をはじめ、キム・ヒョンジュ、チ・ジニ、パク・ハンビョル、トッコ・ヨンジェ、キム・チョン、ナ・ヨンヒ、チェ・ジョンウ、コン・ヒョンジンなどの出演者たちが集まって、熱演を披露した。

同日俳優たちは初の台本読み合わせということが信じられないほど、驚くべき集中力と臨場感あふれる表現力を発揮し、視線を釘付けにした。演技力の高い役者たちの味のあるセリフで、現場には笑いが絶えなかった。

韓国上位1%の人生を目指して、ただ世の中の甲(地位の高いもの)たちをために献身しながら暮らす、性格の悪い“上から目線弁護士”ト・ヘガン(トッコ・オンギ)と、生き残るために甲の横暴に対抗し、命の危険にまでさらされるようになるどん底庶民トッコ・ヨンギ役を演じ、一人二役に挑戦することになったキム・ヒョンジュは、両極端な双子の姉妹を完璧に演じきり、感嘆を誘った。台本練習だけで引きこむような演技を披露し、さすが週末ドラマの女王だという評価を得た。

チ・ジニも温かく初々しい少年の感性を持ったト・ヘガンの夫チェ・ジノンを、特有の知的でありながら気さくな魅力で表現した。純粋であるために、より致命的になりえることを短い台本読み合わせで完璧に披露したチ・ジニならではの演技に、期待が膨らむ瞬間だった。

特に、2004年に放送されたSBS「波乱万丈!ミス・キムの10億作り」以来11年ぶりに共演することになったキム・ヒョンジュとチ・ジニのコンビネーションもドラマに大きな相乗効果を与えると見られ、関心を集めている。

またパク・ハンビョルはポジティブなエネルギーあふれるカン・ソルリ役を演じ、完璧な美貌と個性満点の際立つ演技力で、並外れた存在感を見せた。パク・ハンビョルは今回、率直で明るい性格の一途な女性から“発ガン誘発国民的弱女”への変身に挑戦する。

ナ・ヨンヒ、コン・ヒョンジン、チェ・ジョンウ、ペク・ジウォンなど、キャリアの長い名脇役たちも、歯ごたえのあるセリフとコミカルな演技を披露し、台本読み合わせ現場を笑いの渦に巻き込んだ。彼らの演技に現場の役者や制作陣は笑いをこらえることができず、台本読み合わせがしばらく中断する場面もあった。

他のドラマの撮影をしていたため、血塗りの特殊メイクを消すことができないままに現場に駆けつけ、並々ならぬ情熱を見せてくれたコン・ヒョンジンは、ムードメーカーらしく時折冗談を交えながら現場に活躍を吹き込んだ。ミスコリア出身で美貌は群を抜いているが、やや無知であるのが玉にキズなキム・ヒョンジュの姑ホン・セヒ役を演じるナ・ヨンヒは、早くから本番のNGを心配するほど自然なせりふ回しで爆笑を誘った。

チェ・ムンソク監督は「久しぶりに演出を担当して、心配半分ときめき半分だ。一堂に会した俳優たちを見ると安心する。元気に最後まで楽しく撮影しよう。よろしくお願いします」とコメントした。

ペ・ユミ脚本家は「本当に素敵な俳優たちとご一緒できて嬉しいし、心強い。私さえしっかりやれば後はうまくいくように思う。体に気を付けて、最後まで一生懸命取り組みたい」と話した。

キム・ヒョンジュは「前作が終わって間もないので、怖くも思うがときめきも大きい。この枠で放送された最初のドラマが、私が出演した『ガラスの靴』だった。たくさん愛された作品だったので、こんな風にまた出演することになり嬉しく思う。熱心に取り組みたい」と伝えた。

チ・ジニは「ヒョンジュさんとまた一緒に演技することになって嬉しい。いい予感がする。大ヒットさせよう」と力強い幕開けを知らせた。

「愛人がいます」は、「バリでの出来事」「オンリーユー」「クリスマスに雪は降るの?」を演出したチェ・ムンソク監督と、「ハッピートゥゲザー」「太陽がいっぱい」「ロマンス」「本当に本当に好き」「きらきら光る」「スキャンダル」などを執筆したペ・ユミ脚本家が意気投合した作品。キム・ヒョンジュ、チ・ジニ、パク・ハンビョルなどが出演し、「君を愛した時間~ワタシとカレの恋愛白書」の後番組として韓国で8月22日より放送される。

記者 : ホ・ソルヒ