SHINee、7年間の集大成…新曲初披露から肉体美まで(総合)

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写真=SMエンターテインメント
デビューした2008年からいつも叫んだ。「コンテンポラリー(contemporary)バンド」というコンセプトの下、ほかのボーイグループとは違う路線を選んだ。音楽も振付もファッションも洗練されたコンテンツで、流行に従う代わりにその流れの先頭に立つと決心した。2015年5月25日、あっという間にデビュー7周年を迎えたSHINee。これまで様々な色を放ったオンユ、キー、ミンホ、テミン、ジョンヒョンは今回は独特な色を見せると自信を示した。

17日午後、SHINeeがソウルオリンピック公園内の体操競技場で4度目の単独コンサート「SHINee CONCERT-SHINee WORLD IV in SEOUL」を開催した。それぞれ1万人の観客を動員した15日と16日の公演に続き、計3万人の観客を動員した。今回の公演は昨年3月に開催した3度目の単独コンサート以来、約1年2ヶ月ぶりの韓国公演だ。

SHINeeは韓国でヒットした「Dream Girl」「Sherlock」「Everybody」や日本で発表した「Your Number」「Lucky Star」などの韓国語バージョンまで、計27曲のレパトリーでラニングタイム3時間を満たした。22m×15mの本ステージと18m×6mのメインLED、9.6m×9mのスライディングLED、23m×6mの大型LED2台など、計4台のLEDスクリーンと2台の中継スクリーンでダイナミックさを倍増させた。


ステージはパワフルに、トークは愉快に

「Note + Clue + Sherlock」「SHINe」「見知らぬ者」「Picasso」でオープニングステージを飾ったSHINIeeは、デビュー当時の唐突な紹介で挨拶を伝えた。特に、新しく編曲した「Note + Clue + Sherlock」に対する愛情を示しながら公演を紹介した。

SHINeeは「私たちにとって今日のコンサートは意義深い。新曲も公開する。日本で出した曲を翻訳したステージもある。挑戦のようなコンサートだ」とし「しかし、皆さんの力がなかったら成し遂げることはできなかった。ダイエットだと思って一生懸命に飛んでみよう」と提案した。

テミンは「ステージ上で跳ぶと本当に大変だ。だから力を分けて跳ぼうと思う。ところがいざステージに上がると変わる。マッサージを受けて上がってきた。もっと一生懸命にやれる」と言い、オンユは「今回のコンサートの副題は『ダイエット』コンサートだ」と言い、ジョンヒョンは「2日間コンサートをしたら4キロ痩せた。今日の公演が終わったら計6キロ痩せるかもしれない。でも体重はすぐに戻る」と冗談を言った。


5つのユニークな光、一緒になると不思議な色

SHINeeは5人ではなく、一人で立った時も光を放った。その始まりはリーダーのオンユ。「閉めてくれ」の締めを担当したオンユは、タップダンスのパフォーマンスでスポットライトを浴びた。短い時間であるにもかかわらず、オンユの足にファンは視線を集中した。続いて、テミンがステージの中央に立った。テミンは「目覚まし時計」に先立ち、華やかなレーザーの間で柔軟ながらも迫力溢れるビジュアルを誇った。

ジョンヒョンは「Excuse Me Miss」でソロボーカルが際立つ構成を披露した。メンバーの間でジョンヒョンは自身のエネルギーがアピールできるアドリブでファンを熱狂させた。メンバーのキーは新曲「Woof Woof」で子犬のパフォーマンスを披露した。子犬をイメージしたアクセサリーを着用したキーは、溌剌かつキュートな雰囲気をアピールした。

最後はミンホが担当した。「ダイナマイト」でミンホはこれまで運動で鍛えたボディラインを大胆に露出した。ステージの中央に立ったミンホはダンスの途中で上着を脱ぎ、ファンを興奮させた。


4thアルバム「Odd」でカムバック、独特なSHINee

特に、今回の公演でSHINeeは18日夜0時に発表する4thフルアルバム「Odd」の収録曲を初めて公開するショーケースも行った。タイトル曲「View」をはじめ、「Love Sick」「An Ode To You」「Woof Woof」「An Encore」の5曲を選曲し、ファンにプレゼントした。

タイトル曲「View」は、メンバーのジョンヒョンが自ら作詞した。Deep Houseジャンルのアップテンポ音楽で洗練されたサウンドを掲げた。SHINee5人のR&Bボーカルの組み合わせを念頭に置いた曲だ。メンバーたちは少年のイメージを積極的に引き立たせた衣装で、溌剌としたステージを率いた。ロールアップパンツ、スナップバックなどを合わせて、いたずらっ子のような雰囲気を表現した。

4thフルアルバムにはこれまでのヒット曲とつながるポイントが曲のタイトル、歌詞などに隠れている。SHINeeはその隠れたポイントを探す面白さもあると説明している。実際に新曲「Love Sick」は、トレンディなメロディが魅力的なアップテンポのR&B曲で、デビュー曲「Replay」の後続ストーリーが収められている。

コンサート終了後、SHINeeは21日のMnet「M COUNTDOWN」を皮切りに、22日のKBS 2TV「ミュージックバンク」、23日のMBC「ショー 音楽中心」、24日のSBS「人気歌謡」でカムバックステージを披露する。

記者 : キム・イェナ