ホン・ジョンヒョン「ソンジュン、キム・ウビン…モデル出身の仲間でよく集まって遊んでいたんです…本当にいいライバルに恵まれました」

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モデル出身で、「ペク・ドンス」「親愛なる者へ」「チョンウチ(田禹治)」「恋愛操作団:シラノ」などのドラマやバラエティ番組で知られる若手俳優ホン・ジョンヒョンが、ファンミーティングのために来日。近況から将来の夢まで、いろいろな質問に答えてくれた。

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―今回は約2年半ぶりの来日となりますが、いかがですか?

ホン・ジョンヒョン:前回の来日はショーケースのためでしたが、今回はファンミーティングのために来ることができたので、とても気分がいいです。ファンのみなさんにも喜んでもらえるし、僕が頑張ってきた証明にもなるし、もっと頑張ろう、という励みにもなりました。2年半の間にも、日本にはときどき来ていたんですよ。食べものは美味しいし、買物にも興味があるので。昨日は表参道と渋谷にショッピングに行ったんですが、今日の本番のために早めに切り上げてホテルで休みました。明日はデパートに行ってから韓国に帰りたいです。

―韓国で放送されていたバラエティ番組「私たち結婚しました」ではGirl's Dayのユラさんと仮想夫婦を演じて大好評でしたね。番組は終了してしまいましたが、近況を教えて下さい。

ホン・ジョンヒョン:今は「私たち結婚しました」を撮っていた頃に比べると、だいぶ落ち着いて少し余裕が出てきました。日曜日は毎週「人気歌謡」のMCをしています。その他は次の作品の打ち合わせをしたり、インタビューを受けたり、スチール撮影をしたりしています。次の作品がどんな作品になるのかは自分でも楽しみですね。あと、主演映画「危険な相見礼2:警察家族の婿になる」が韓国で4月30日から公開されるので、もう少しするとそのプロモーション活動が始まります。映画ではOSTに参加して歌も歌いました。


「恋愛の延長に結婚があってほしい…結婚はあくまで書類上のこと」

―お忙しいですね。「私たち結婚しました」に出たことで、周りからの反応はいかがでしたか?

ホン・ジョンヒョン:僕はもともと人見知りで無口なところがあるんです。なので、放送が始まった当初は友だちから「なんでそんなに冷たいの?」「もっとユラさんに優しくしなよ」なんて言われました。ユラさんが本当に活発な人で、僕がおとなしいので、ユラさんが一方的に僕に気持ちがあって、僕の方はそうでもない、というように見られてしまったようで、本当に申し訳なかったです。そこでユラさんに、僕の態度をどうすればいいか、相談しました。ユラさんは「番組を見て誤解する人もいるかもしれないけど、実際のあなたはそうじゃないことを私はわかっているから気にしないで」と言ってくれました。ずっと一緒の撮影が続いて仲良くなるうちに、お互いに心を開くようになって、僕もだんだん変わることができました。最後は視聴者のみなさんの誤解もとけたようでよかったです(笑) ユラさんのもつポジティブな部分が、僕を楽な気持ちにさせてくれたと感謝しています。

―番組が終了した今もユラさんとは連絡をとりあっていますか?

ホン・ジョンヒョン:もちろん。たまにですが(笑) 最近ユラさんがアルバムを出して忙しいのですが、番組が終ったあとも授賞式などで何度か会いました。いざ会ってみると嬉しい反面、変な気分になりました。ちょっと前までは仮想夫婦だったのに、今は仕事仲間、みたいになるのが不思議な気分でした。

―「危険な相見礼2:警察家族の婿になる」は、映画初主演ということですが、特別な苦労はありましたか?

ホン・ジョンヒョン:インディーズの映画では主役をやったこともありましたが、このようなメジャーな映画での主役は初めてだったので、嬉しい反面、心配でもありました。2時間の映画を主役としてひっぱっていくことへの負担があったんです。でも、実際にやってみると、監督がとても頼りになる方で、いろいろ相談しながら撮影できましたし、先輩や共演者の方々にたくさん支えていただけました。親にも喜んでもらえたし(笑) それとキャラクター自体が、僕が前からやってみたかったコミカルな役だったので、そういう意味でもとても楽しく撮影できました。

―この映画は泥棒一家の息子と警察一家の娘の結婚をめぐるコメディーだそうですね。またも結婚がテーマになっていますが、ジョンヒョンさん自身は結婚に憧れはありますか?

ホン・ジョンヒョン:う~ん、憧れはないですね。僕は恋愛の延長に結婚があってほしい。結婚はあくまで書類上のこと、という考えをもっていて、友だちのような楽な関係のまま夫婦になりたいんです。中学や高校の頃は早く結婚したいと思っていました。僕は数えで27歳になりますが、その頃の僕からしたら27歳は「立派なおじさん」でした。でも、今、実際に自分がその年になってみると、全然おじさんではないです(笑) 仕事もありますし、結婚はまだまだ先のことですね。


「モデル出身の俳優仲間…本当にいいライバルに恵まれました」

―映画やドラマ、バラエティ……本当に幅広く活躍されていますが、次に挑戦したいことは?

ホン・ジョンヒョン:おかげさまで、今までやってみたいと思ったことに関しては、すべて挑戦できてきたような気がします。もっと年をとったら、ワイルドな、男性的な役をやってみたいですね。あと、この前出た映画よりも、もっともっとコミカルな役もやってみたい。一度、自分を崩してみたいんです(笑)

―現在、韓国ではモデル出身の俳優さんが大活躍してますが、その中で仲の良い俳優さんはいますか?

ホン・ジョンヒョン:たくさんいますよ。その中でも、キム・ヨングァン、ソンジュン、イ・スヒョク、キム・ウビンとは本当に仲がいいです。

―5人が一緒にいるところを想像するだけで眩しいですね!

ホン・ジョンヒョン:ハハハ。以前はよく5人で集まって遊んでいたんですよ。今はそれぞれが忙しくなってしまって全員が揃うことは難しくなりましたが、今も2人や3人でよく会っています。そのたびに「またみんなで集まりたいね」と言っていますが、なかなか叶わないですね。

―仲間内でも、いい意味でのライバル意識はありますか?

ホン・ジョンヒョン:それはやはりあります。ほかのみんなが本当に頑張って仕事をしていることがわかるので、自分も頑張らないと! と思うんです。それと、仕事の内容が似ているので、悩みをわかちあったりもできるんです。話をして刺激を受けることも多いですし、本当にいいライバルに恵まれたと思っています。


「自分がしたいことを全部しながら生きていくこと…それが僕の夢」

―今、振り返ってご自身のターニングポイントになった作品はありますか?

ホン・ジョンヒョン:最近のドラマですが「ママ」が僕にとってのターニングポイントになりました。今まで僕がやってきた中でも深みがあって、とても難しい役でしたが、先輩や共演者の方々の力を借りて最後までやりぬくことができました。番組そのものが、若者からお年寄りまで幅広い年齢層に愛されたドラマだったので、多くの視聴者に僕への興味を持ってもらえた、という意味でも忘れられない作品です。

―では最後に、今後の夢を教えてください。

ホン・ジョンヒョン:僕には「これ」という夢はないんですね。ただ、したいことをして、行きたいところに行って、食べたいものを食べて……それらをみんな叶えたい。自分がしたいことを全部しながら生きていくこと。それが僕の夢です。

ライター:望月美寿

■関連サイト
・ホン・ジョンヒョン日本公式サイト:http://www.hong-jonghyun.jp/
・ホン・ジョンヒョン公式アメブロ:http://ameblo.jp/hongjonghyun/
・ホン・ジョンヒョン日本公式Twitter:https://twitter.com/jonghyunjapan

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔