ソ・ガンジュン「ずる賢いバツイチの恋」インタビュー&コメント動画到着!“実力を磨いて、自分の力でチャンスをつかみ、活躍していきたい”

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バツイチ女子の大逆転ラブコメディ「ずる賢いバツイチの恋」のDVD-SET1が好評発売中、SET2が本日(3/4) 発売を迎える。本作をきっかけに、“国民的年下男子”として大ブレイク! ドラマ、映画はもちろん、バラエティ番組にも引っ張りだこ。今、最も注目を集める旬のイケメン俳優ソ・ガンジュンに作品の魅力やプライベートについて聞いた。

―このドラマをご覧になる皆さんに対して、作品の紹介をお願いします。

ソ・ガンジュン:「ずる賢いバツイチの恋」は全16話からなるラブコメ・ドラマです。王道のラブコメといえるほど楽しくて痛快なストーリーです。じれったいロマンスや火花散る三角関係も描かれて見どころの多いドラマです。僕が演じるスヒョンはいわゆる財閥の御曹司です。何不自由なく育ったかに見えて、家族の愛に飢えている、かわいそうな人です。それにもかかわらず前向きで積極的に生きる、とても愛らしい役です。

―スンヒョンのキャラクターを作り上げていくために、どのようなことをしましたか?

ソ・ガンジュン:監督と話し合いを重ねて、スンヒョンを演じるにあたり3つのポイントを提示されたんです。それは、「堂々と」「臨機応変に」「ファンキーに」この3つを意識しなさい、と。だから、なぜ彼が堂々としていて順応性があってファンキーなのか理由を考えました。スヒョンの子供時代から整理して、ああいう性格になった理由を自分なりに想像しながら、キャラクターをつかみました。

―台本を初めて読んだ時どんな印象でしたか?

ソ・ガンジュン:何が何だかよく分かりませんでした。新人なので、何から始めたらいいか見当がつかなかったんです。明るくて面白いドラマだと思いましたがスヒョンの役柄をどう表現すればいいかと、とても不安でした。

―演じた中で個人的にお気に入りのシーンは?

ソ・ガンジュン:クッパのシーンです。お店でエラと食事したとき、エラがバツイチだと知ります。近所の主婦が来て、エラの母親に離婚の事を話すんです。居合わせたスンヒョンはエラに気を遣って聞こえないふりをして食べ続ける。エラに「何とも思わない?」と聞かれて「気にするな、エラさんはそのままでいい」そう答える素敵なシーンです。女性を気遣って言うのが素敵だと思い、とても気に入りました。

―では苦労したシーンは?

ソ・ガンジュン:エラに告白して抱きしめるシーンです。韓国ではドラマの台本がギリギリに完成するんです。あの時も本番の数時間前に台本を受け取りました。撮影のために台本を読み込みたいのに時間が足りませんでした。どんな設定なのか勉強して、もっと役作りができればもう少し……深く表現できたのに。瞬発力が足りませんでした。

―新人のソ・ガンジュンさんにとって、チュ・サンウクさんやイ・ミンジョンさんとの共演はいかがでしたか?

ソ・ガンジュン:最初はプレッシャーを感じましたし、ものすごく不安でした。でも不安がってばかりでは何もいいことがありません。役柄についての理解を深め、共演者のレベルに少しでも近づけるようにたくさん勉強しました。何しろ新人なので、演技の面での心残りもありますが、とても勉強になりましたし、楽しい撮影でした。

―実際に共演していかがでしたか?自分のイメージと違った、もしくはイメージ通りだったでしょうか?

ソ・ガンジュン:チュ・サンウクさんは初めて会った時も今も、とても気さくでイメージが変わりません。冗談もよく言うし、ユーモアあふれる人です。イ・ミンジョンさんは、最初は近寄りがたかったです。韓国を代表する美人女優ですからね。でも話してみると、とても気さくな方でした。しばらく経つと本当の姉弟のようになり、ふざけ合ったり助言をもらったりしました。


「実力を磨いて、自分の力でチャンスをつかみ、活躍していきたい!」

―スンヒョンとご自身の共通点と違う点はどんなところでしょう?

ソ・ガンジュン:違う点は、スンヒョンは財閥でお金持ちなところです。それから自分の好きな女性は絶対にあきらめないことです。粘り強さがありますね。僕はスンヒョンの行動には賛成できません。彼の行動はエラを苦しめるからです。そういう部分が違いますね。共通点といえば堂々としていて順応性があることだと思います。僕も気の置けない仲間といると遠慮なく話すし、はっきり意見を言います。ふざけたりするところも似ていますね。

―財閥の御曹司という役柄ですが、そういう設定だからこそ演じるときに苦労や楽しさはありましたか?

ソ・ガンジュン:財閥の御曹司という設定は、彼の境遇を気の毒に思わせる仕掛けだと思いました。留学の経験もあるし、父親は財閥の会長で、一見すると恵まれています。でも、好きな女性は自分のものにならないし、可愛がってくれる母親もそばにいない。父親は冷たいし人間味を感じられない。家族の愛に飢えている姿がかわいそうでした。なんだかスヒョンというキャラクターは逆説的な存在に見えました。

―ドラマがオンエアされてから家族やメンバーなどの反応はいかがでしたか?

ソ・ガンジュン:地上波で放映されたので、多くの方に僕を知ってもらう機会になり、皆さん喜んで応援してくださいました。5urpriseのメンバーにも激励してもらいました。よかった点や悪かった点も指摘してくれました。

―俳優になりたいという志をもったのはいつですか?

ソ・ガンジュン:しっかり心を決めたのは20歳の時でした。学校で演技を勉強していた時、壁にぶつかったんです。一筋縄ではいかないと、興味が湧きました。面白い仕事かもと思って俳優になることを決心しました。最初は簡単に考えていたんですね。“悲しいなら泣けばいい”“楽しければ笑えばいい”とね。でもそんな次元ではないんですね。そこで面白さを感じるようになりました。

―デビューから今までの活動を振り返っていかがですか?

ソ・ガンジュン:時間が経つのが早いですね。1年1ヶ月しか経っていませんが、とても貴重な経験をさせていただきました。運がよかったのは確かですが、多くのチャンスを頂けて感謝しています。今後はもっと実力を磨いて、自分の力で出演のチャンスをつかみ、活躍していきたいです。

―最近はドラマの撮影に加えてバラエティ出演でも忙しい日々だと思いますが、息抜きの方法は?

ソ・ガンジュン:寝る30分前に音楽を聴くことです。家にあるスピーカーから音楽を流して横になって聴くとストレス解消できます。落ち込んだ日は暗い曲をかけると慰められます。気分がいい日は楽しい曲をかけるとさらにテンションが上がります。

―今後、やってみたい役やジャンルはありますか?

ソ・ガンジュン:裏の顔がある役をやってみたいと思っています。どんな役でもやってみたいけど、善と悪が入り混じった役に惹かれますね。うまく表現したいです。ジャンルは特にこだわるつもりはありません。どんな作品もこなせる俳優になりたいです。

―俳優としての夢や今後の目標はありますか?

ソ・ガンジュン:僕は……夢と言えるかどうか……。切れ目なく仕事をしたいです。主役でなくても構いませんし、短編ドラマでもいいです。さまざまな作品で多様な役を演じて、何でもこなせるような俳優になりたいですね。



「ずる賢いバツイチの恋」
DVD-SET1 好評発売中
DVD-SET2 2015年3月4日(水) 発売
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(c) 2014 MBC ※同時レンタル開始

DVD公式サイト:http://kandera.jp/sp/zurukoi/

記者 : Kstyle編集部