猫ひろし韓国入り、カンボジア代表としてアジア大会へ

YONHAP |

AP=聯合ニュース
カンボジア国籍を取得しマラソンに挑戦しているお笑い芸人の猫ひろし(37)が、カンボジア代表として臨む第17回アジア競技大会(以下、アジア大会)男子マラソン(10月3日)に向け闘志を高めている。

このほど韓国に到着した猫ひろしは18日、自身のブログへの書き込みで、「アジア大会に向けての合宿で今までで一番ハードな練習してきた。あと少しで本番。本番までは焦らずきちんと練習しよう。スタートラインについてただ、ゴール目指して走るだけだ」と意気込んだ。

2005年に日本の選手たちとタレントらが共にマラソン大会に参加するテレビ番組に出演したことから猫ひろしの人生は大きく変わった。12年ロンドン五輪に出場する夢をかなえるために、11年にカンボジア国籍を取得。一度はロンドン五輪代表に決まったが、国際陸連が参加資格を満たしていないと判断したため出場はかなわなかった。

今度は、欠格事由のないカンボジアの代表として約20人の同国ミニ選手団の一員として初めて韓国の地を踏んだ。昨年、東南アジア大会にカンボジア代表として出場したのに続き、アジア大会でもカンボジアの国旗を胸につけて走る。

8月17日にカンボジアで開かれた国際大会に参加した猫ひろしの記録は2時間45分28秒。メダルに手が届くにようには見えない。選手村の至る所で一緒に写真を撮ってと要請されるなど、まだ選手というより芸能人のようだ。

記者 : 聯合ニュース