Vol.3 ― 「Apink's SHOWTIME」中間点検!Apinkファンのおしゃべり

10asia |

写真=MBC every1「Apink's SHOWTIME」スクリーンショット

Apinkが2年ぶりに披露するケーブルチャンネルMBC every1のリアルバラエティ番組「Apink's SHOWTIME」(以下「SHOWTIME」) が中盤を超えた。ステージの上では“妖精ドル”の純粋な魅力を、ステージの下では素直で気さくな姿を披露する意外な魅力の持ち主Apinkらしく、Apinkは「SHOWTIME」でも自分たちの魅力をアピールしている。Apinkのメンバーたちはこれまでリアルバラエティ出演への意欲が非常に大きかった。8月に行われた「SHOWTIME」の制作発表会でパク・チョロンは「普段からリアルバラエティがとても好きで、メンバー全員でリアリティ番組を撮影したかった。良い機会が訪れて嬉しい」と話した。そして、Apinkのファンもそれ以上にApinkのリアルバラエティを待っていた。それで、ファンに直接聞いてみた。以下の会話は「SHOWTIME」をめぐる“Apinkファンのおしゃべり”だ。

[登場人物]

1. お姉さんファン(20代、女性):「愛くるしいうちの子たち。良くないと思う部分があったら、自分で冷静に評価する」がモットーであるApinkのお姉さんファン。

2. ウンジ父(30代、男性):実際にウンジという名前の4歳の娘がいる本当のおじさんファン。

3. 女の人(20代、女性):Apinkのすべての活動を応援します。

4. ギャラクシー(30代、男性):日本活動、頑張ってきて。

5. 亀王(30代、男性):平凡なおじさんファンです。

6. Apinkママ(20代、女性):Apinkを家族のように愛するお姉さんファン。

―再び会えて嬉しいです。この間、チョン・ウンジのミュージカル初公演の時に集まっておしゃべりした以来です。今回は「SHOWTIME」で集まることになりました。現在「SHOWTIME」は5回目まで放送されましたが、短い感想をお願いします。

ウンジ父:一番Apinkらしい番組です。Apinkが持つ魅力、つまり可愛いガールズグループが自分の妹や姉、友人のように映る番組です。

お姉さんファン:そうです。Apink特有の可愛さやハツラツさ、そしてビーグル(ビーグル犬のようにいたずら好きの意味) らしさがよく表れる番組です!

女の人:久しぶりのApinkのリアルバラエティなので、本当に嬉しいです。

Apinkママ:やっぱりApinkはリアルバラエティがよく似合うと改めて思いました。地上波のバラエティ番組ではないリアルバラエティを撮影する時に、Apinkのメンバーたちは本当に心から笑うので、見ている間私も自然に笑みを浮かべるほど嬉しくなるし、笑顔になりました。

亀王:僕は期待が大き過ぎたのか、以前ほどの面白さは感じられなかったです。でも、完全体のApinkを見れるから楽しみです。

ギャラクシー:そうです。放送が進むにつれ、少しルーズな部分が多くなったのも事実です。

―え?ルーズな部分が見えますか?どんな点が残念ですか?

ギャラクシー:まず、数人のメンバーにフォーカスが集中していると思います。バラエティ的な側面とミッションにあまりにも集中された感じが大きいです。また、バンジージャンプとウォーターパークは題材が被った感じがしました。序盤は5人のメンバーだけのエピソードが多くて、チョン・ウンジの空席が大きく感じられました。

―亀王さんも先ほど、以前ほど面白くないと話しましたが、残念に思う部分がありますか?

亀王:以前のリアルバラエティで見せた姿と同じで、新鮮さが少ないのが残念です。従来のファンの間では前より面白くないけど、メンバーたちが出るから嬉しいという話がたくさん出ています。

女の人:その話に同意します。いつも見てきた姿だけ見せるということ、ひたすらファンを思ってくれることや気さくで親近感のある姿は嬉しいが、変化がないということが残念です。番組がQ&A形式を取っていますが、1回ぐらいはメンバーたちにテーマを与えずにより自然な姿を見せてほしいと思います。

Apinkママ:私は番組がQ&Aフォーマットを完全に活用していないように見えて、それが少し残念です。Q&Aを毎回1、2回ぐらいやりますが、その反面、ファンの質問は本当に多様です。もちろん、一つのテーマを深く扱うのも良いことですが、より多様な質問を扱える時間を与えられたらいいなと思います。

―皆、良い批判をしてくれています。他の方々も残念な点がありましたか?

ウンジ父:僕は番組がもう少しApinkの日常に近づいてほしいです。以前「Apink News」でメンバーたちが漢江(ハンガン)沿いに運動しに行く姿を見せてくれたことがありますが、そのような些細な日常で自由に行き来する会話からメンバーたちの魅力がアピールされると思います。

―そういえば、Apinkは「Apink News」や「自由宣言土曜日-家族の誕生」(以下「家族の誕生」)など、リアルバラエティで気さくな姿を見せて意外な魅力を披露しました。Apinkのファンになって、一番意外な魅力を感じた時はいつですか?

ギャラクシー:公開収録やイベントに行ってファンと気兼ねなくいたずらしたり会話するメンバーたちの姿を見たら、本当に妖精ドルではなく、隣の家に住む親しい妹のような感じがします。

Apinkママ:Apinkは妖精ドルではなく、“ビーグルドル”です。リアルバラエティでは本当に飾り気なく大きな声で笑う姿を見せてくれるんです。例えば、ソン・ナウンの場合、地上波のバラエティ番組ではそんなに大きな声で笑うことがあまりないです。恥ずかしくて後ろで静かに笑うことが多いからです。でも、リアルバラエティでは本当に大きく笑うんです。今回、「SHOWTIME」の4回目でミンギくんの服を選ぶ時やチョン・ウンジが“巨峰ギャグ”をした時、いずれも大きく笑うソン・ナウンを見ることができます。私は常に明るくて大きく笑うメンバーたちの姿を一番意外な魅力として挙げます。大変でもいつも明るく笑ってくれるメンバーたちに本当に感謝しています。

お姉さんファン:Apinkの意外な魅力は、Apinkのファンなら誰もが知っていることです。ハハ。

―Apinkの意外な魅力をすでに知っている状態で見る久しぶりのリアルバラエティなので、期待もあると思います。

お姉さんファン:私は「SHOWTIME」ではもう少し成熟したApinkの姿が見たいです。もうデビュー4年目だから、キャリアや将来に対する彼女たちの考えも聞きたいです。単に興味本位の番組ではなく、メンバーたちの真面目で真率な姿を見せてくれたらもっといいなと思います。

ウンジ父:4年目のガールズグループだから、より余裕のある姿を見せてくれたらいいなと思います。ウォーターパークや弘大(ホンデ)での姿はそんな余裕が感じられてよかったです。

Apinkママ:「SHOWTIME」はファンの質問を題材にする番組だから、普段はなかなかできなかったApinkとファンのコミュニケーションが上手く行われるかもしれないと期待してしまいます。また、Apinkのメンバーたちがリアルバラエティを通じて面白くていたずら好きな姿だけでなく、温かい心をより上手く見せられたらいいなと思います。例えば、今回の4回目の放送ではチョン・ウンジが弟を本当に大切に思って愛する姿を見せて感動を与えたように、これからもそんな姿を見せてほしいです。

女の人:メンバーのプロっぽい姿を見せて、身近に感じるが仕事にも熱中するメンバーたちの姿も番組を通じて見たいです。また、メンバーたちの率直な考えを聞ける機会もあったらいいなと思います。

ギャラクシー:メンバー一人一人の魅力を発揮できる機会もあったらいいなと思います。今回の放送はユン・ボミが、次回はキム・ナムジュがメインになるような仕組みがいいと思います。

―これまで放送された「SHOWTIME」で最も印象的だったシーンは?

亀王:僕は4回目でメンバーたちがチョン・ウンジの弟ミンギくんに服を選んであげるシーンが一番記憶に残っています。

Apinkママ:私も4回目の放送で、ミンギくんとチョン・ウンジが手を繋いで他のメンバーと一緒に清渓川(チョンゲチョン)を歩くシーンです。歩みの中から大切さや自由さが感じられてよかったです。家族と一緒に過ごす時間がとても恋しかったはずのチョン・ウンジとミンギくん。そして、その2人を見ながら家族のことを思い浮かぶ他のメンバーたちの姿。家族というプライバシーを見せなければならないから、ひょっとしたら少し負担に感じたかもしれないエピソードだったが、ある意味、それはリアリティーという特性を一番上手く表現できた題材だったかもしれないと思いました。

お姉さんファン:私も4回目の最後にチョン・ウンジが弟ミンギくんの手紙を読む時が一番感動的でした。実は4回目がレジェンドとして残る放送だと思います。お互いを大切に思って、愛して、信じて頼る2人の姉弟の姿がとても美しくて、見ている間ずっと心が温かくなって微笑んでいました。

―他の方はどうですか?

ギャラクシー:3回目で日本でユン・ボミのお誕生日パーティーを行うシーンが一番面白かったです。ボミのラップと最後に披露したウンジの3ヶ国語のラップを見てすごく笑いました。

ウンジ父:2回目のウォーターパークでメンバーたちが一緒に撮影できなかったチョン・ウンジにビデオ通話をするシーンです。メンバーたちは疲れているチョン・ウンジの姿を心配して、チョン・ウンジは敢えて明るい顔を見せようとする姿を見て、本当にお互いを大切に思っているのが胸で感じられました。

女の人:私はメンバーたちのバンジージャンプが一番記憶に残ります。ものすごい高いところでこれから臨む覚悟とか考えを話しながら飛び降りるメンバーたちの姿を見て感動をもらいました。

―みんな様々なシーンを挙げてくれました。それでは、Apinkが出演したリアルバラエティの中で一番記憶に残るシーンは何ですか?

ギャラクシー、亀王、お姉さんファン、ウンジ父:「家族の誕生」の最終回です!Apinkが出たリアルバラエティの中で一番リアルさのある番組は「家族の誕生」だと思います。Apinkは様々なバラエティ番組に出演しましたが、「家族の誕生」の最終回ほど感動的で、メンバーたちの真心が上手く表現された番組は今までなかったと思います。今もう一度見ても胸にぐっときます。

女の人、Apinkママ:私たちは「Apink News」シーズン1の6回目の放送で、ApinkがApinkという名前で初めて番組に出た時の姿です。テレビ番組についてよく分からないけど、ワクワクとした気持ちを抱いて笑顔を浮かべていたApinkのメンバーたちの姿が今も鮮明に思い浮かびます。この時のときめきを忘れず、マンネリに落ちず、常に感謝しながら幸せいっぱいな活動を続けていくことを望んでいます。

―常に率直な魅力を披露するApinkですが、「SHOWTIME」を通じて新たに知った魅力もありますか?

お姉さんファン:私は今回、ソン・ナウンにとても驚きました!1回目の放送で水炊きのお店を見て楽しくて叫ぶ姿や、バンジージャンプの前で途方にくれて大騒ぎする姿がとても可愛かったです。2回目でダイビングするの時も、前からかっこつけていたのに結局は何もせずただ水に飛び込む姿が可愛いと思いました。ソン・ナウンのホダン(しっかりしているように見えて抜けている人)な魅力は以前から知っていましたが、今回「SHOWTIME」でさらに目立ちました。ユン・ボミのギャグを真似して一生懸命やろうとする姿が可愛く見えました。

Apinkママ:カメラの前でも自然な姿を見せることだと思います。いつからかApinkはカメラをあまり意識しなくなったと思います。デビュー4年目らしく自然な姿を見せてくれます。1回目のトークショーのように進行しなければならないエピソードでも自然な進行を行うし、セルフカメラですっぴんを撮る時も「家族の誕生」や「Apink News」ですっぴんを公開した時よりもっと自然です。今も恥ずかしがっているメンバーたち、もう少し自分を破ってみなさい~!

女の人:新たに知ったというより、もっと確信するようになったのは、チョン・ウンジが“弟バカ”というのは以前から分かっていたが、ものすごい“弟バカ”ということです。そして、ユン・ボミのギャグセンスはまだ衰えていないということです。

―ハハ。それでは「SHOWTIME」で最もキャラクターが際立つメンバーは誰ですか?

女の人:やはりユン・ボミです。自他共に認めるApinkのお笑い担当!

ウンジ父:ユン・ボミは1年以上、毎週MBC every1「週刊アイドル」を進行しながら積み上げた経験を今回「SHOWTIME」で爆発させていると思います。特に日本の宿舎でユン・ボミの誕生日パーティーを行った時に披露した即席ラップは、本当に最高の名シーンだといえます。

お姉さんファン:バラエティ番組ではいつもユン・ボミ、チョン・ウンジの93ライン(93年生まれのメンバー)が一番引き立ちます。それは否定できない事実です。

Apinkママ:チョン・ウンジが出るエピソードでは、口数が少ないメンバーたちの代わりに話をリードして笑いのポイントを取ろうと努力するチョン・ウンジの姿がたくさん見えて、感心しながらもかわいそうという気持ちでいっぱいになります。

―応援したいメンバーもいますか?

亀王:ソン・ナウンとオ・ハヨンです。デビュー当初よりは上手くなりましたが、まだカメラを意識したり、恥ずかしがって存在感を存分に発揮していないと思います。2人が早く自分の魅力をもっと見せてくれたらいいなと思います。

ギャラクシー:僕もそうです。「SHOWTIME」では他のメンバーよりもこの2人の魅力をたくさん見たいです。

Apinkママ:私は末っ子ラインのキム・ナムジュとオ・ハヨンです。末っ子ラインは情熱や意欲は無限なのに、そんな姿が上手く表現されていないようでいつも残念に思えます。2人はたまに他の人の顔色をうかがったり、躊躇する姿が見えます。「SHOWTIME」はリアルバラエティであるだけに、バラエティ番組に出演すると考えずにカメラがないと思って自由に楽しむ姿をもっと見せてくれたらいいなと思います。

お姉さんファン:私はオ・ハヨンがデビュー当初からいつも惜しいなと思っていました。彼女は実は面白いし、話し方も上手いんです。彼女が投げかけた一言に笑う時が多いです。そんな姿をカメラが上手く撮っていないのか、それとも編集されているのか分からないですが、本当にもう少しだけ頑張ればきっと潜在力が爆発すると思います!

ウンジ父:僕は意外だと思われるかもしれませんが、チョン・ウンジです。ドラマの撮影で番組序盤に一緒に撮影できなかったのが本当に残念です。今後は一緒に楽しくやったらいいなという意味で、頑張ってほしいメンバーにチョン・ウンジを挙げました。

―「SHOWTIME」はQ&A形式で行われるリアルバラエティです。みなさんもApinkに質問したいことがありますか?

お姉さんファン:今後の計画と未来に対するメンバーたちの考えを知りたいです。自分自身をもう少し冷静に分析して、自分の得意なことや苦手なことを正確に把握したうえで、短所は改善して長所は開発して、これからどんな姿を見せたいのか聞きたいです。

ウンジ父:Apinkのメンバーの故郷はどんな所ですか?メンバーそれぞれの故郷に行って思い出を振り返ってみることが、今後の抱負を語るきっかけにもなると思います。

ギャラクシー:これから10年後、それぞれ何をしているか考えてみたことがありますか?各メンバーの目標が知りたいです。

亀王:僕も似ています。今後もApinkとして活動を続けるでしょうが、メンバーたちの最終目標を知りたいです。

女の人:それぞれが思う他のメンバーの姿とは?例えば、ユン・ボミが思うチョン・ウンジ、オ・ハヨン、キム・ナムジュ、ソン・ナウン、パク・チョロンなど、メンバーごとの話を聞きたいです。

Apinkママ:人生の中でたった一度だけ時間を戻せるとしたら、いつに戻りたいですか?

―今日のおしゃべりに参加してくれて本当にありがとうございます。10月に日本デビューを控えているApinkに応援の一言をお願いします。

ウンジ父:Apinkの魅力は韓国、地球を超えて天の川まで通じるはずだから、日本でもきっとその魅力が光を放つと思います。ファイト!(P.S.それでも、PANDA(Apinkのファンクラブ)は韓国のPANDAが最高です)

お姉さんファン:進出すると決めたからには一生懸命頑張って日本でも愛されてほしいです。でも、日本に行っても韓国にいるファンは絶対に忘れないでください!

亀王:日本を虜にして帰ってください、私たちのApink!

女の人:韓国で確実に立場を固めていない状態で行く日本だからすごく心配ですが、海外のファンに会える機会もApinkにとって重要で必要なことだから応援しています。今までやってきたようにApinkらしく一生懸命に頑張ってほしい。

Apinkママ:「SHOWTIME」の3回目でチョン・ウンジが日本のショーケースのステージから下りてきて、音楽はどこでも通じるようだと話したその言葉を信じています。元気にファイト!

―最後にApinkに一言。

Apinkママ:Apinkに最後に話したいことは「愛している。ありがとう。永遠に一緒にいよう」です。Apinkが好きになってから本当に幸せな瞬間が多かったです。メンバーたちに一度も失望したことがないし、いつも誇らしい心を持てたという点でメンバーたちに常に感謝しています。いつでも最善を尽くす姿を見せてほしいし、そんなメンバーたちのそばでいつも黙々と応援することを約束します。

ウンジ父:Apinkは30代の僕が人生初めてアイドルのファンの活動をやってみようと思ったものすごい大きな魅力を持ったグループです。今着実に結実を結んでいると思います。Apinkというグループが単なるアイドルではなく、誰かにとって希望と幸せを与える存在だということをメンバーたちが必ず知ってほしいです。

*「Apinkファンのおしゃべり」は書面で受け取ったファンの答えを基に再構成しました。記事のために快く要請に応じてくれて、丁寧に質問に答えてくださったApinkのファンに感謝の気持ちを伝えます。

記者 : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン