スターだけがプレゼントされる時代は終わった!?積極的なファンサービスに乗り出した人気芸能人たち

10asia |

スターだけがプレゼントされる時代は終わった。韓国では最近、スターたちがファンの愛に応えるために、様々なイベントや贈り物をする、“逆プレゼント”ブームが巻き起こっている。

俳優イ・ジョンジェは、ファンと一対一で食事する史上初の逆プレゼントイベントを行い注目を浴びた。所属事務所のC-JeSエンターテインメントは先日、「イ・ジョンジェがファンに食事をもてなした。最近テレビで“イ・ジョンジェ、イケメン”というニックネームを付けてくれたファンに食事をもてなしたいと言っていた約束を守り、史上初の“逆プレゼント”ファンサービスを行った」と明かした。

“イ・ジョンジェ、イケメン”は前作「観相師 -かんそうし-」の観客動員数900万人突破記念イベントで撮影された映像から始まった。あるファンがイ・ジョンジェと握手しながら「イ・ジョンジェさんの顔にキム(海苔)が付いてます、ジャルセンキム(イケメンという名詞)」と言ったため、イ・ジョンジェは本当に顔に何かが付いていると勘違いして顔を触った後に笑い出し、ファンの肩を叩いた。この映像が様々な芸能ニュース番組や朝のニュースで放送され、話題になった。

その後、イ・ジョンジェに会ったファンは「この放送を見ていた時、連絡をくださいという言葉を聞いて驚きました。今は嬉しくて笑いが止まりません。母も『恐竜先生』の時からイ・ジョンジェさんのファンで、私も『10人の泥棒たち』や『観相師 -かんそうし-』で見せた演技を見てファンになりました」と喜びを隠し切れない様子だった。このファンは自分で作った“ジャルセンキム(海苔)”をプレゼントし、イ・ジョンジェを大笑いさせたという。

普段から格別なファンへの愛情を見せている歌手IU(アイユー)は、デビュー記念日やカムバック日など、重要な日にファンたちと焼肉パーティなどを開くことがある。普段から手紙を書いたり、ポラロイド写真を贈るなど、自らプレゼントを準備するIU。軍人のファンには自分の証明写真を送るなど、積極的なファンの管理で有名である。

ガールズグループSISTARは、SBS「人気歌謡」を訪れたファンに手作りの“甘い手”をプレゼントした。「TOUCH MY BODY」で精力的に活動していたSISTARは、曲の歌詞に着目し、ビニールの手袋の中に甘いお菓子を入れて作った“甘い手”をプレゼントしてファンを喜ばせた。SISTARは音楽番組の撮影が終わった後、ファンと会って直接プレゼントを渡し、ファンへの愛情を見せた。

先月カムバックしたKARAは音楽番組を終えた後、自ら企画したミニファンミーティングを開催し、自腹で“逆プレゼント”イベントを準備した。メンバーたちは自ら250人のファンに食べ物を配り、ファンたちとおしゃべりをしながら意義深い時間を過ごした。

このようにスターたちは積極的なファンサービスに乗り出している。音楽番組や公開収録の現場を訪れ、長い時間待って自分たちを応援してくれたファンに食べ物をプレゼントしたり、即席でファンミーティングを開催するなど、ファンへの愛情を形にしている。

BEASTは音楽番組の後に行われたファンミーティングでかき氷をプレゼントすることで、疲れたファンを元気づけた。また、BEASTは昨年の夏、猛暑の中でもぬいぐるみを着てファンにお菓子を渡すイベントを行い、ファンを喜ばせたこともある。

INFINITEもケータリングカーで音楽番組を見に来たファンにライスバーガーやコーラなどを提供し、ファンを感動させた。AOAは特集番組の収録でファンにタッカンジョン(ピリ辛ソースを絡ませた鶏肉のから揚げ)を、Apinkはピザを、U-KISSはチキンをプレゼントするなど、サプライズプレゼントでファンに感謝の気持ちを伝えてきた。

記者 : チェ・ボラン、写真提供 : C-JeSエンターテインメント、DSP、STARSHIPエンターテインメント、NHメディア、AOA公式Facebook、翻訳 : チェ・ユンジョン