「パイレーツ」キム・ナムギル“前作での苦戦、俳優として薬になった”

TVREPORT |

俳優キム・ナムギルが前作がヒットできなかったことについて「薬になった」と語った。

海を舞台にした大作映画「パイレーツ」(監督:イ・ソクフン、制作:ハリマオピクチャーズ)で高麗の武士出身で山賊団の頭であるチャン・サジョン役を演じたキム・ナムギル。キム・ナムギルは最近、TVレポートとのインタビューで「KBS 2TV『サメ~愛の黙示録~』(以下『サメ』)が多くの愛を受けられず、スランプがあった」と話を始めた。

キム・ナムギルは「『サメ』を撮影していた当時、演技のジレンマに陥っていた。演技をするのが怖くて、辞めようかと思ったこともある。俳優という職業が合わないと思うほどだった。その時は演技的に失敗していたと思う。僕も僕だが、周りの人のほうが落ち込んで、僕を慰めていた」と伝えた。

また「そのような状況の中で、できるだけ前向きに考えようと思った。軽いイメージで突破口を見つけようと努力し、そこで『パイレーツ』を選ぶことになった。演技的な失敗を挽回したく、観客に少し気さくな感じで近づきたいと思った」とし「あまりにも失敗なしで順調に進んで転ぶと、リスクが高くなる。色々な失敗が結局薬になって僕を省みるきっかけになった」と付け加えた。

「パイレーツ」は朝鮮の玉璽(ぎょくじ)を飲み込んだクジラを探すために海に来た山賊チャン・サジョンが女海賊ヨウォルとクジラを追跡しながら孤軍奮闘する物語を描いたアドベンチャー映画だ。キム・ナムギル、ソン・イェジン、ユ・ヘジン、イ・ギョンヨン、キム・テウ、パク・チョルミン、シン・ジョングン、f(x) ソルリ、チョ・ダルファン、チョン・ソンファ、アン・ネサン、オ・ダルス、キム・ウォネらが出演する。「ダンシング・クィーン」「二つの顔の猟奇的な彼女」「放課後の屋上」を演出したイ・ソクフン監督がメガホンをとった。8月6日に韓国で公開される。

記者 : チョ・ジヨン、写真 : ムン・スジ