VIXX、新曲「奇跡」MV公開…悪夢より無残な現実、そして終わり

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写真=「奇跡」MVスクリーンショット
直視できない現実から目をそらした。好きな人が離れた後、一人で耐える自信がなかった。記憶の中に残っている彼女に会うために永遠に覚めない夢を見始めた。

27日夜0時にVIXXの新しいミニアルバム「奇跡(ETERNITY)」が発売された。タイトル曲「奇跡」は作曲家シン・ヒョクの作品で、力強いビートとトレンディーなシンセサウンドに感性豊かで悲しいメロディーが調和した曲だ。後半に行けば行くほど泣き叫ぶコーラスと哀切ながらも反転のある歌詞が妙な悲しみを伝える。

「奇跡は僕に来てくれた。最初から僕たちは始まった。君のすべてを全部知っているから僕には自信がある」で始まる「奇跡」は、二人の愛はまさに奇跡だと語る。しかし相手の心は変わり、すでに離れた後だった。そして一人残されて「冷たい。気のせいだろう。見慣れない感じがする。それが僕には関係ない。ありがとう。こうやって僕に戻ってきてくれるだけでいい。僕のこと愛しているでしょう」と別れを認めようとしなかった。

「とても怖く、無惨な悪夢を見た。君が僕を離れた。永遠に。君が聞いても話にならない夢でしょう。君を僕が失うわけがないのに。君が僕のそばにいれば悪夢でもいい、僕は。いきなり曇る君、何も話せない僕。君のいない現実、君が逃げる夢の中」

現実を酷い悪夢だと思った。そして夢の中に逃げた。別れる前に時間を戻そうとした。目を閉じて過去に戻りたいと願った。残忍な夜に耐えることができず、結局覚めない永遠の夢を見つけて入った。

「奇跡」のミュージックビデオは刹那のような短い夢の中で永遠な愛の見つけるストーリーを描いた。6人のメンバーは愛する人と幸せな時間を過ごした。しかし彼女は一夜で去ってしまい、一人で残されたメンバーたちは彼女を思い出した。画面ごとに時計が登場し、変化を知らせた。

時計のぜんまいを象徴するスチームパンクアートビジュアルと華やかなCGで強烈かつ洗練された映像を表現したというのが所属事務所側の説明だ。コンセプトの完成度のためにモーションコントロールカメラを使ったと知られた。

記者 : キム・イェナ