Vol.2 ― Apink、クイズを通して分かるメンバー同士の“団結力&記憶力”シーズン2

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昨年、10asiaはクイズを通してApinkの団結力と記憶力をテストした。(記事参照) 当時、Apinkはそれらのクイズに“メンタル崩壊”状態になりながらも楽しい時間を過ごした。果たして今年のApinkはどうだろう?3月31日にリリースした「Mr.Chu」で大きな声援を受けたApinkに再び会った。1年前と比べて遥かに成長したApinkだったが、やはりテストの前では1位を獲得した歌手も弱いところを見せた。残念ながらこの日、チョン・ウンジはミュージカル公演のため、クイズに参加することができなかった。

テスト用紙を渡すと、5人のメンバーたちはそれぞれ手で隠したり、テスト用紙を小さく折るなどして必死に自分の回答を完全に隠した。また、分からない問題が登場すると、お互いの顔色を伺う姿も見せた。解答時間が終わる頃にヒントを言うと、慌てて答えを修正するメンバーもいた。果たして今回の“団結力&記憶力”テストは、どんな結果が出たのだろうか?大笑いが起きたApinkとのインタビューを公開。第2の問題は記述式のテストだ。

第5問:以下はApinkの曲のある部分である。曲のタイトルと誰のパートであるかを答えなさい。
例) あなたという男は目が覚めるだろう
A.「Prince」、パク・チョロン


絶妙な問題だった。「Prince」は2ndミニアルバムの5曲目で、2011年にリリースされた曲だ。アルバムの最後のトラックなので、流石に当てるのは難しいだろうと気になった。そしてやはり、問題の難易度が高いだけあってメンバーたちは回答に迷っていた。特に、ユン・ボミが一番悩んでおり「これは多分、Super Changddai兄さんの曲だ……」とそれとなくヒントを要求した。そこで、Super Changddai作曲の曲であるとヒントを与えると、今度はタイトルで悩みだした。ユン・ボミは「きゃ↗あ↘違↗う↘~♪これかな?」と歌を歌いながら曲のタイトルを推理した。彼女の歌にヒントを得た他のメンバーたちは、一斉に手を素早く動かし始めた。しかし、ユン・ボミは「まだ分からない」と首をかしげた。

一番自信を持って答えを書いたメンバーはオ・ハヨンだった。オ・ハヨンは迷っているメンバーたちを見て、「タイトルが分からないの?」とかなり上から目線な態度をとった。そして、いよいよ全員の回答が公開された。しかし、オ・ハヨンの答えはパク・チョロンではなく、チョン・ウンジと書かれていた。メンバーは皆、先ほどのオ・ハヨンの上から目線な態度を思い出し、彼女に冷たい視線を送った。すると、オ・ハヨンは「本当にウンジ姉さんのパートだと思った。姉さんは主にサビの部分を担当しているけれど、この歌詞はどう考えても曲の最後を締めくくる感じだ」と釈明した。しかし、残りのメンバーたちは「違う」「どう見ても違う」とオ・ハヨンを追い詰め、一緒に歌を口ずさみ始めた。このパートを歌った主人公であるパク・チョロンも自信なさげに「もしかして……私のパート……?」と回答した。正解が公開されると、メンバーたちは「あ~」と言いながら「あ~こんな風に歌うパートだ!」とそのパートを口ずさんだ。

メンバーは全員収録曲を正確に覚えているようだった。そこで、メンバーたちにデビュー以降発売したアルバムの中で一番惜しかったと思う収録曲は何かと聞くと、ユン・ボミは「実は『Prince』が一番惜しかったと思う。最初はタイトル曲にまで考えていた曲だ。Super Changddai兄さんが丁寧に作ってくださった」と語った。あと、オ・ハヨンが「1stフルアルバムにある『猫』も良い。聞けば聞くほどユニークで中毒性があって可愛いし、ステージパフォーマンスをする時にも良い曲だ」と言い、メンバー全員がそれに同意した。
第6問:次の空欄を埋めてください。
例) 私はメンバーの○○よりも( )である。


まずは末っ子オ・ハヨンの答えから。オ・ハヨンはパク・チョロンより「手が綺麗」と回答した。この答えを見たパク・チョロンは「ウワー」と言って少し悔しそうにオ・ハヨンを見た。Apinkの中で手が一番綺麗なのかと聞くと、オ・ハヨンは「メンバーの中ではナムジュ姉さんの手が一番綺麗だ。私は3番目くらいかな?」と答えた。また、ユン・ボミよりも「面白くない」と答えた。ちなみに、ほとんどのメンバーがユン・ボミより「面白くない」と回答し、ユン・ボミのタレント性を認めた。キム・ナムジュは「ボミ姉さんのタレント性は“ノムサビョク(超えられない壁。それほど圧倒的な存在という意味)”だ」と絶賛した。ユン・ボミが「ハヨンも面白い。最近面白いメンバーとして浮上している」と謙遜すると、オ・ハヨンは「1年の間、ただ浮上しているだけだ。日が昇るように」と言って笑いを誘った。

オ・ハヨンは未成年者であるが、Apinkの間では放送できない内容で巧みにメンバーたちを笑わせるという。事実、最近放送されたMBC every1のバラエティ番組「週刊アイドル」でオ・ハヨンは、チョン・ウンジと共に話した内容が全て編集されるいう屈辱を味わっている。オ・ハヨンは「あの時、番組でメンバーたちをディス(侮辱、蔑みを意味するdisrespectの略語で、他の人を見下したり、攻撃するヒップホップ文化の一つ)したシーンがばっさり編集されていた」と編集された内容について語った。ユン・ボミは「『週刊アイドル』のディレクターに感謝している。女性アイドルにとってマイナスになるような内容は、よく考えて編集してくださる」と話した。(ということは、あの番組でApinkが見せた面白い姿は、ごくわずかな部分だけだったというのか!) 当時、チョン・ウンジも内容が編集された後、糸の束を手に持っていたことから視聴者に不思議に思われていた。それについてメンバーたちは「手先が器用だということで編み物を披露した。でも未完成だったので編集されてしまったみたい」と明かした。

オ・ハヨンはチョン・ウンジより「早く起きる」と回答した。そこで、一番早起きのメンバーは誰なのかと聞くと、パク・チョロンだと答えが返ってきた。ユン・ボミがパク・チョロンについて「Apinkの……」と何かを言おうとした瞬間、オ・ハヨンが「アラーム!」と割り込んできた。しかし、パク・チョロンは「アラームはおかしい」と不満の声を上げた。ユン・ボミも「私は母親だと言おうとしたのに、やはりメンバーのことをずっとディスしている。ハハハ」と笑った。しかし、オ・ハヨンは「温かい話でしょ」と一緒に笑った。

また、ソン・ナウンよりは「綺麗ではない」と回答したオ・ハヨンは、「ナウン姉さんがKBS 2TVクイズ番組『1対100』で私を褒めてくださってポータルサイトの検索キーワードにもランクシンしたけれど、『それでも、Apinkといえばソン・ナウンだろう!』という書き込みを見て納得した」と淡々と語った。その次に、キム・ナムジュより「鼻が大きい」と書いたことについて、オ・ハヨンは「括弧を付けて“セルフディス”(Self+Disrespect:自ら自分を批判すること)と書いた。最近鼻が大きくなっているみたい。ナムジュ姉さんから『私は上下に長くなっているけれど、あなたは横に大きくなっている』と言われた」と説明した。その隣でパク・チョロンが「2人はいつも鼻について話している」と言うと、オ・ハヨンは「前髪を下ろすと鼻がより強調されて見えるから、シェーディングに気を使わなくちゃ~」と付け加えた。

キム・ナムジュはパク・チョロンより「幼い」、ユン・ボミより「面白くない」、チョン・ウンジより「目が大きい」、ソン・ナウンより「よく食べる」、オ・ハヨンより「1年長く生きている」と、非常に無難な内容で物足りない回答をした。ユン・ボミが「全部当たり前のことだ」と指摘し、パク・チョロンが「本当に書くことがなかったの!?」と言うと、キム・ナムジュは泣きそうな顔で「これ以外、本当に思いつかない」と言った。

ソン・ナウンよりもよく食べるというキム・ナムジュが一番好きな食べ物は何だろうか?キム・ナムジュは「昔は好きな食べ物を選べたけれど、最近はよく分からなくなった。食べる時間があまりないから。誕生日の時も一人でケーキを食べた」と苦労を明かした。続いて「その日は夜遅く帰宅して、とても疲れていた。体が疲れていると食欲もあまり湧かないけれど、誕生日だから一口くらいは食べようと思ってケーキを少し食べてから寝た」と話した。パク・チョロンは「朝起きたら食べかけのケーキがあった。Apinkで一番よく食べるメンバーはナムジュで、ボミは美味しそうに食べる」と付け加えた。これにユン・ボミが「違う。私が一番よく食べる」と反論した。キム・ナムジュは「ボミ姉さんは本当によく食べる。それは練習生の時から認められていることだ」と同意し、オ・ハヨンも「ボミ姉さんは長い時間食べている」と追随した。ユン・ボミは「この前、ナムジュがあまり食べなくて失望したことがあった。スプーンを置いて食べ物を残しているのを見て、物足りなく感じた」と話した。これを受けてキム・ナムジュは「最近、胃袋が小さくなったみたい」と申し訳なさそうに言った。

ソン・ナウンもまた、パク・チョロンより「合気道ができない」、ユン・ボミより「力が弱い」、チョン・ウンジより「釜山(プサン)の方言が話せない」、キム・ナムジュより「今日早く起きた」、オ・ハヨンより「背が低い」と、当たり前のことを答えた。しかし、ソン・ナウンはメンバーの中で唯一、ユン・ボミより「面白くない」ではなく、「力が弱い」と回答した。ソン・ナウンは「ウンジ姉さんの力も凄いけどね」と言うと、隣でオ・ハヨンが「これは1+1のような回答だ」と(記者が言いたかったことを代わりに)言った。
ソン・ナウンとオ・ハヨンの身長は同じくらいに見えるが、ソン・ナウンはオ・ハヨンより「背が低い」と書いた。ソン・ナウンは「この前、病院に行って身長を測ったら、私は167.9cmで、ハヨンは168.2cmだった」と2人の正確な身長を明らかにした。

無難な回答が続いたからか、パク・チョロンは自分の回答を公開する前から「本当に申し訳ない。私も当たり前のことを書いた」と告白した。パク・チョロンの解答用紙は書き直した跡が多く、苦悩の跡が伺えた。ユン・ボミについてはやはり「面白いことができない」と、ユン・ボミのタレント性を認めた。続いてチョン・ウンジより「社交的ではない」、ソン・ナウンより「か弱く見えない」、キム・ナムジュより「あまり食べられない」、オ・ハヨンより「身長が高くない」など、ネガティブなセルフディスが続いた。

パク・チョロンはチョン・ウンジより「社交的ではない」という答えについて、「私は友達が多くない方だ。ウンジはすぐに人と話したり、仲良くなれる性格だけれど、私は時間がかかる。初めて会う相手にはあまり愛想よくできない」と明かした。ソン・ナウンについては「ナウンのイメージは女の子らしい。私と体格があまり変わらないのに、ナウンにはナウンだけの何かがある。それが羨ましい」と語った。

ユン・ボミはパク・チョロンより「体力がある」、チョン・ウンジより「ダンスが上手い」、ソン・ナウンより「もっと面白い」、キム・ナムジュより「もっとよく食べる」、オ・ハヨンより「もっと若く見える」と回答した。ユン・ボミの答えが公開されると、パク・チョロンが笑いながら「ボミは自慢ばっかりじゃん。ハハ。他のメンバーは皆『あの子よりそうではない』と書いたのに」と他のメンバーの回答との違いを指摘した。そう言われてみると、他のメンバーたちはセルフディスをしているのに対し、ユン・ボミはすべての答えに他のメンバーよりも良い点を書いて自己PRをしている。特に、ソン・ナウンより「もっと面白い」と書き、自ら優れたタレント性を認めた。

パク・チョロンとユン・ボミはそれぞれ合気道とテコンドーの有段者だ。ユン・ボミが生まれつきの身体能力を活かして運動しているとすれば、パク・チョロンは弱い体質を改善するために運動を始めた。ユン・ボミは「私は本当に体が丈夫だけれど、最近体力に少し負担を感じて体を管理している」と明かした。

オ・ハヨンより「もっと若く見える」という答えに、メンバー全員が笑った。オ・ハヨンは「私より若く見えて良かったね……」と嘆いた。しかし、オ・ハヨンが最近若くなったように見えるとメンバーたちが言うと、ユン・ボミは「ハヨンは若くなったというより、清純になったと思う」と言った。記者が「昨年と比べてとても綺麗になった」と言うと、オ・ハヨンは「昨年はとても不細工だったということ?」と言って笑いを誘った。

記者がユン・ボミに即席でApinkの老け顔ランキングをつけてほしいと頼むと、ユン・ボミは「1位はハヨン、2位はナムジュ!ナムジュは大人になった。20歳になってからは服も大人っぽいものを着ている」と答えた。続いて「3位はナウン。ナウンは何となく幼く見えるけれど、知らない人が見たら年齢が上の方に見えるかもしれない」と付け加えた。「そして、私(笑)、ウンジ、チョロン姉さんの順!」とパク・チョロンをApinkの童顔1位に挙げた。

記者 : ・編集 : パク・スジョン、翻訳 : ナ・ウンジョン