「本当に良い時代」キム・ヒソンから2PM テギョンまで、出演者たちが見せる“絶頂の演技力”

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「本当に良い時代」が、演技力に穴がない作品として視聴者を満足させている。

「本当に良い時代」は19日放送分で、カン・ドンソク(イ・ソジン)とチャ・ヘウォン(キム・ヒソン)のじれったいロマンスがさらに進展する中、チャ・ヘウォンの復讐劇が力を強め、さらに興味を煽る展開を始めた。それだけでなく、カン・ドンヒ(2PM テギョン)が、双子の子供たちに自分が父親であることを打ち明け、また違う局面を迎えたりもした。全般的に劇の展開に力が付き、興味深いストーリーが本格化している。

これは、台本と演出の変化である。展開序盤、優しいけれど遅い展開、“マクチャン”(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマのこと)要素のない無害なストーリーではあったが、多少散漫だと指摘されていたこのドラマは、最近の展開でようやくスピードを出し、中心を捕らえた姿だ。イ・ギョンヒ脚本家特有の人間味に溢れ情緒的なストーリーが、一部の視聴者には好評されたが、反対に「つまらない」「面白くない」と酷評されたのも事実である。

ここに、「本当に良い時代」をさらに力付けたのは、俳優たちの絶頂の演技力だと評価されている。演技の腕では異見のないユン・ヨジョンを筆頭に、オ・ヒョンギョン、イ・ソジン、チェ・ファジョン、リュ・スンス、キム・サンホ、キム・グァンギュなどはもちろん、子役俳優たちまで各々の役柄を自然に演じこなし、視線を引いている。

加えて19日の放送分では、特にキム・ヒソンとテギョンの絶頂の演技力が満開し、視聴者から賛辞を受けた。二人は、安定的な他の役者に比べ相対的に不安な演技を見せていると一角から憂慮された。しかし、キム・ヒソンは復讐と愛の前で葛藤する女性の気持ちを、テギョンは父性愛の前で葛藤する若い父親の心理を成熟した形で表現し、演技力に穴のない「本当に良い時代」ドラマを作るのに一助した。

このドラマには特に登場人物が多いが、これを演じる俳優たちが皆自分にぴったりの服を着たかのように素晴らしい演技を披露している。主演から助演まで、出演分量とは関係なく、独歩的なオーラを放ち、存在感を発散している。また、一人だけ輝くのではなく、皆一緒に素晴らしい共演を披露し、実際の家族のように、母子、父子のようにリアリティを加えている。

記者 : ユン・ガイ