Vol.1 ― 放送終了「私たち、恋してる」ユジン&キム・ユミ&チェ・ジョンユン、3人の美しい愛

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40歳を目の前にしている39歳の女性の愛はハッピーエンドで幕を閉じた。それぞれ愛する男性に出会い、その愛に笑って泣いた。恐れていた40歳だったが、39歳よりも幸せな姿で恋をしていた。

韓国で11日に放送されたJTBC月火ドラマ「私たち、恋してる」(脚本:パク・ミンジョン、演出:キム・ユンチョル)最終話では、ジョンワン(ユジン)、ソンミ(キム・ユミ)、ジヒョン(チェ・ジョンユン)の39歳の終わりで訪れたラブストーリーが描かれた。

写真=JTBC「私たち、恋してる」スクリーンショット

オム・テウン&ユジン “運命のように訪れた愛”

ジョンワンは離婚後、スーパーマーケットのアルバイトで生活していた。脚本家が夢だったが、世間はそこまで容易くはなかった。独り身となった母親や息子を連れて荒い世の中と立ち向かったジョンワン。さらには母親が詐欺に遭い、家までなくなる危機に陥った。そんな時、シナリオ脚本家としてのチャンスが訪れた。

世界的な映画監督のギョンス(オム・テウン)に出会ったジョンワンは最初は彼と言い争うだけであった。お互いの意見が違い、性格も間逆であった。しかし、愛は運命のように訪れた。ギョンスはジョンワンに女性としての好感を抱くようになった。ギョンスは積極的にアプローチし、ジョンワンの息子テグク(チョン・ジュニョク)にも優しくした。

諦めを知らない男ギョンスはジョンワンの心を手にし、結婚を約束するまでに至った。ドラマ脚本家デビューを控えていたジョンワンは編成が延期されると結婚も延期した。しかし、二人の愛は時間が経つにつれ冷めることなく美しく実っていった。


キム・ユミ&パク・ミヌ “揺れることのない一途な愛”

ソンミは社会的に成功したゴールドミス(高い学歴と社会的地位、経済的余裕まで持っている30~40代の未婚女性)だった。いわゆる出世した女性であり、彼女を愛する年下の男ユンソク(パク・ミヌ)は部下であった。二人は過去付き合ったこともあったが、ソンミは出世した男と誰もが羨ましがるような人生を生きたかった。そこで何度もユンソクを拒否した。

ユンソクのソンミへの心は一途なものであった。揺れることはなかった。ただソンミを愛し、ソンミのためになんでもできると思っていた。ソンミが妊娠すると、ユンソクは自分が責任をとると宣言した。氷のように冷たく凍ってしまったソンミの心を溶かすために様々な努力もした。ユンソクはソンミが望んでいた男性になるためにパリへの留学まで決心した。

結局ソンミはユンソクの真心に感動した。留学に行ってからもソンミへの心を諦めなかった一途なユンソクの心に結局心の扉を開いた。ソンミはユンソクのプロポーズを受け入れ、結婚を約束した。十度叩いて開かない扉はなかったのだ。


チェ・ジョンユン♥ナム・ソンジン “本当の大切さに気付いた愛”

ジヒョンは人から見ると何も物足りないものはない専業主婦だった。優しい夫と頭の良い子供二人を育てながら平凡に生きていた。しかし、実は厳しい姑との対立で涙の乾く日はなかった。自身を見下し、悪口も躊躇わない姑(イム・イェジン)のせいでとても苦しんだ。

さらに初恋の相手ドヨン(キム・ソンス)と再会してから夫ギュシク(ナム・ソンジン)は彼女をどんどん疑うようになった。それが結局ジヒョンを苦しませた。ギュシクはジヒョンの「離婚しよう」という言葉を強く拒否し、ジヒョンが訴訟で不利になるように企んだ。窮地に立たされたジヒョンは自殺を試みた。

幸いギュシクに発見され、ジヒョンは命を救われた。改めてジヒョンの大切さに気付いたギュシク。彼女なしでは生きていけないと感じた。ギュシクはジヒョンの望む通りに離婚をしてあげると一歩譲った。そして自身の真心を伝えた。この過程で夫の愛を改めて感じたジヒョンは家庭を守ることにした。過去の初恋の相手ではなく、現在の愛であるギュシクを選んだ。

ジョンワン、ソンミ、ジヒョンはそれぞれ違う恋をして自身の人生から幸せを見つけた。苦しい時もある人生だったが、最後は幸せだった。これはすべて愛の力であった。20年の友情を誇る高校の同級生たちの愉快な人生ストーリーがお茶の間を和ませた。

「私たち、恋してる」の後続番組としてはキム・ヒエ、ユ・アイン主演のドラマ「密会」が放送される。優雅で洗練されたキャリアウーマンとして生きていた一人の女性が、自身の才能に気付かず平凡に生きていた天才ピアニストと恋に落ちるストーリーだ。韓国で17日午後9時50分より初放送される。

記者 : ファン・ソヨン