「私たち、恋してる」オム・テウンの嗚咽が視聴者を泣かせた

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「私たち、恋してる」スクリーンショット
俳優オム・テウンが心に響く嗚咽の演技でお茶の間を泣かせた。

韓国で3日に放送されたJTBC月火ドラマ「私たち、恋してる」第9話では、オ・ギョンス監督(オム・テウン)がこれまで我慢していた涙を流し、視聴者の涙腺を刺激した。

ギョンスは幼い頃の傷のために母親の病態が悪化したという話にも最後まで会いに行かないと誓っていた。ジョンワン(ユジン)はそんなギョンスに自身も離婚した父が亡くなる前に会わなかったことを後悔していると伝え、母親に会いに行けと説得した。

ギョンスはジョンワンのこのようなアドバイスに複雑な気持ちが隠せず、涙を流した。その後、勇気を出して母に会いに行ったギョンスは意識のなかった母が自身を見てはなかった元気を絞り出し目を合わせ笑顔を見せると、手を握りこれまでの憎しみや懐かしさを表した。

オム・テウンは劇中で母親の病態が悪化したという話にも「僕とは関係ないこと」と冷たい態度で一貫し、最後まで断固とした姿勢を見せていた表面とは違って、心の中では幼い頃母親に受けた傷や懐かしさが潜在している複雑な心理を節度のある演技で表現し、視聴者の共感を得た。

またこれまで常に頼もしくジョンワンを守り、強い一面だけを見せていたこととは対照的に、ジョンワンの慰めにこれまで我慢してきた感情を表出する嗚咽の演技が深い印象を残した。

「私たち、恋してる」は韓国で生きる39歳の3人の女性の人生をリアルに描いた作品だ。女子高生として出会い、20年間友情を培ってきた離婚女ジョンワン、オールドミスのソンミ(キム・ユミ)、専業主婦のジヒョン(チェ・ジョンユン)の人生を愉快に描く。韓国で毎週月、火曜の夜9時45分より放送される。

記者 : ファン・ソヨン