「オーロラ姫」50話の延長、俳優らは喜ぶのだろうか?

OSEN |

MBC毎日ドラマ(月曜日から金曜日に放送されるドラマ)「オーロラ姫」(脚本:イム・ソンハン、演出:キム・ジョンホ、チャン・ジュンホ)が延長反対署名という未曾有の事態を迎えている中、これから登場人物にどんな変化が起きるのかに関心が集まっている。

当初120話で企画された「オーロラ姫」は9月、30話の延長を確定し150話を放送することにしたことに続き、最近イム・ソンハン脚本家が制作陣に50話の延長を追加で要請したことが分かった。MBCはまだ決まったことはないという立場だ。

この中で劇中で重要な役を演じていた女優イム・イェジンが延長の契約を締結せず、制作陣と相談し幽体離脱の形で降板することになった。

イム・イェジンのように追加延長の契約をしなかった俳優らはこのような形で降板するしかない。当然話の展開はさらに中心を失い、揺れる可能性が高い。

出演俳優らはこのような延長の契約にどのような立場を見せているのだろうか?「オーロラ姫」のある関係者は「延長の話がいきなり伝わり、出演している俳優らが驚いたことは事実だ。ほとんどが脚本家の意思を尊重し、受け入れようとしている。どうしても脚本家と演出者がドラマの首長であるためだ」と伝えた。

続けて「特に、若い俳優らがベテラン俳優もいる状況でどんなことが言えるのだろうか。無理やりとは言えないと思うが、快く受け入れる気持ちでなくても従うしかないと思う」と話した。

「オーロラ姫」はイム・ソンハン脚本家が意図したのかどうかは分からないが、まるでシーズン制のように中心人物が時期によって変わっている。韓国のドラマでは見たことのない形だ。最初はパク・ヨンギュ、ソン・チャンミン、オ・デギュが中心人物だったがいきなり消えてしまい、脇役に見えたユン・ヘギ役のキム・セミンが占める比重が大きくなった。また、ノ・ダジも時間が経つにつれ序盤より役割が大きくなり、現在ストーリーのもう一つの柱になっている。

これから再出演の可能性の高いナターシャ役のソン・ウォングンなど、新しい人物がいつ中心人物に急浮上するのかも分からない状況だ。

記者 : チェ・ナヨン