俳優ソン・ヒョンジュが初の大統領役を演じる。

11日、「スリーデイズ～愛と正義～」の制作会社であるゴールデンサムピクチャーズによると、ソン・ヒョンジュは「スリーデイズ～愛と正義～」(脚本：キム・ウニ、演出：シン・ギョンス、制作：ゴールデンサムピクチャーズ)の主演に抜擢された。

ドラマ「追跡者 THE CHASER」や「黄金の帝国」、映画「かくれんぼ」などの相次ぐ成功で映画とドラマで全盛期を謳歌しているソン・ヒョンジュは、苦心の末に「スリーデイズ～愛と正義～」を次回作に決めた。JYJのユチョンがすでに出演を確定した中、ソン・ヒョンジュまで加わり、「スリーデイズ～愛と正義～」は2014年上半期最高の期待作として注目されている。

大統領の別荘を背景に起きる事件を描いた「スリーデイズ～愛と正義～」でソン・ヒョンジュは、平凡な家で育ったが不断の努力でソウル大学とハーバード大経営大学院を早期卒業した後、経済大統領のイメージを前面に押し出して大統領府に入った大統領イ・ドンフィを演じる。

制作会社ゴールデンサムピクチャーズのキム・ヨンフン代表は「これまで庶民的なイメージを強調したソン・ヒョンジュは最近、ドラマ『黄金の帝国』で財閥2世の冷徹なカリスマ性をアピールした。『スリーデイズ～愛と正義～』でソン・ヒョンジュはこのような二面性を併せ持った大統領を演じる。ソン・ヒョンジュの演技人生で最高の作品になると思う」と自信を示した。

100億ウォン(約9億3千万円)に迫る制作費が投入される大型ドラマである「スリーデイズ～愛と正義～」は、大統領の別荘を背景に起きる事件を描いた大作ドラマである。「サイン」「ファントム」などのジャンルものを相次いで成功させ、“韓国流アメリカドラマ”の第1人者と呼ばれるキム・ウニ作家が執筆し、国民ドラマ「根の深い木」を演出したシン・ギョンスプロデューサーが演出を務める。

「スリーデイズ～愛と正義～」は、休暇を楽しむため行った専用の別荘で狙撃の危険に晒された大統領と彼を守るため奮闘する警護員の緊迫した話を描いた作品で、来年2月にSBSで放送される予定だ。