「1泊2日」チュウォン降板…済州島で涙のお別れ“兄さんたちに出会えて良かった”

OSEN |

チュウォンが優しい別れ方でメンバーと視聴者を泣かせた。

チュウォンは27日に韓国で放送されたKBS 2TV「ハッピーサンデー-1泊2日」(以下「1泊2日」)済州島(チェジュド)第2弾でメンバーと視聴者に涙の別れを告げた。

チュウォンの降板はすでにメディアの報道を通じて予告されていた。しかし、最後の旅行であるためか、いつにも増して活発な活躍を見せて視聴者の目と耳をとらえた末っ子の降板は名残惜しさが残るものだった。

チュウォンはこの日の夕方の“福不福”(「福が来たり来なかったり」という意味で人の運を表す)クイズではいつものとぼけた姿で笑いを誘った。自分とは違って済州島関連のクイズを次々と当てるソン・シギョンとユ・ヘジンなどの前で感嘆し続けて純粋な魅力を披露した。

一方、深夜に行われた「第1回済州のど自慢大会」では参加者の歌に合わせて前転をして雰囲気を盛り上げ、また来年に結婚を約束したカップルのためにプロポーズ用のセレナーデを歌うなど甘い一面も見せた。

そうやって夜が過ぎ、別れの朝を迎えると、チュウォンは一番先に起きて朝食を作った。生まれて初めて干しダラのスープを作り、ご飯を炊き、メンバーたちとの最後の朝食を自らの手で用意した。チュウォンの心のこもった朝食を見たメンバーたちは「おいしい」と褒めながらも寂しい気持ちを抑えようとしているのが顔に表れていた。

チュウォンは制作陣とのインタビューで「ドラマ撮影も楽しいが、ただ兄さんたちと一緒にいること自体が楽しかった。2週間ごとに寂しくなりそうだ。兄さんたちが自分の支えだと思う。ユ・ヘジン兄さん、イ・スグン兄さんが僕に電話をかけて挨拶をしてくれたり…僕の人生でこういう兄さんたちに出会えたのは幸運だと思う」と述べた。

この日、チュウォンとメンバーたちの別れは優しいものだった。兄さんたちを尊敬して愛する気持ちが溢れるチュウォンも、末っ子への格別な愛情や信頼が伺える残りのメンバーも優しい別れ方をした。放送の最後には山に上り、円座を作って座ったメンバーたちは、チュウォンとの思い出を振り返りながら楽しく会話を交わした。

最後にチュウォンはメンバーたちに「僕が1泊2日を1年8ヶ月間やってこられたのは、本当に只々メンバーの兄さんたちのおかげだった。ドラマをやりながら兄さんたちと知り合いだと自慢するのが大きな楽しみだったし、またここに来て兄さんたちの話を聞いているだけでも本当にたくさん笑った。本当に人生の楽しみだったと思う。映画やドラマをしながら、2週間に一度兄さんたちとの旅行が大きな支えになった」と話し、結局涙を流した。

また、「僕が笑わせられなくて申し訳なかった。いつも気がかりだった。末っ子だから何とかしてみようと思っても、僕の性格ではうまくできないこともあったが、最後まで支えてくれた制作陣や皆さんに感謝したい」と述べて、これまでの悩みも打ち明けた。

チュウォンは愛嬌溢れる末っ子として兄さんたちの愛情をたっぷりと受けてきたと同時に視聴者の間でも自由奔放でかわいい弟のイメージで人気を得た。昨年2月から加わり、1年8ヶ月間を共にしてきた兄さんたちや毎週末お茶の間で会っていた視聴者たちと別れることがとても辛そうだった。

チュウォンは「1泊2日」から降板し、海外活動や来月末に開幕するミュージカル「ゴースト」の準備に専念する。

記者 : ユン・ガイ