【REPORT】イ・スンギ、1年4ヶ月ぶり日本ライブによしもとばなな登場!感激のハグに“羨望の眼差し”

Kstyle |

写真=AMUSE
7日、イ・スンギの単独ライブ「LEE SEUNG GI JAPAN LIVE 2013 “僕たち、恋愛しようか?”」が東京国際フォーラム ホールAで開催された。

今回のライブは2012年の武道館ライブ以来1年4ヶ月ぶり。公式サイトではイ・スンギ自らがライブのカウントダウンの広報に乗り出すなど、久しぶりの日本公演に期待が高まっていた。そのため、会場は公演開始前から熱気に満ち溢れていた。

プロローグを経て、イ・スンギが洗練された黒のフォーマルスーツに蝶ネクタイを合わせて登場した。短くカットされたヘアスタイルが一層大人びた彼の姿を強調し、観客の視線を一斉に集めた。溢れんばかりの声援を受け、満面の笑みで昨年11月に韓国でリリースしたヒーリングミュージック「RETURN」、そして「森」でオープニングを飾った。

「叫んでみる」ではイ・スンギの伸びやかな歌声に、観客はグリーンのペンライトを揺らして聞き入った。途中で彼がマイクを会場に向けると、ファンとイ・スンギの歌声がぴったりと揃い、一体感が生まれた。そんな会場の様子にイ・スンギは笑顔で手を振って応えると「オッパ~(お兄さん)」「可愛い」など、客席からため息がもれた。

「今日は2度目の日本ライブなので、MCを全て日本語で進行します!」というイ・スンギに、観客は大きな声援を送った。ミニアルバム発売やドラマ出演、アジアツアーなど、自身の近況を語りながら「すごいですね!」と自身を褒め称える姿に、会場から笑いが溢れた。

1年4ヶ月もの間、この日を待っていてくれたファンの熱い反応に嬉しさを隠しきれなかったイ・スンギは「僕も頑張ります!」と意気込み、日本デビューシングル「恋愛時代」から「チングジャナ -友達だから- 」を披露した。イントロが流れると観客は歓声をあげ、思い思いにペンライトを揺らし、共に合唱した。

映像を挟んで、舞台の中央にイ・スンギが登場。バイオリンやピアノなどの生演奏をバックに「僕に招待」をアコースティック・バージョンで披露した。歌の途中から手拍子を挟み、観客と共に楽しめる雰囲気を作り上げた。また、爽やかなラブストーリーを盛り込んだ日本デビューシングルのタイトル曲「恋愛時代」での男女ダンサーを従えたキュートなステージ、「結婚してくれないか」でのダンスを交えたステージに、客席も体を揺らし楽しんだ。

トークタイムには、雑誌「an・an」で連載されたイ・スンギをモデルにした恋愛小説「僕たち、恋愛しようか?」の執筆を担当した小説家・よしもとばなながサプライズ登場! 大きな歓声で迎えられた。
「ノリで着て来ました」と鮮やかな韓服姿で登場したよしもとばななに、イ・スンギは驚いた様子を見せた。「トークが上手じゃないので……」と話すよしもとばななは、予め準備してきたメモを読む形式でトークを進行した。よしもとばななの愛情のこもった言葉に感動したイ・スンギは最後に大きなハグをすると、「羨ましい!」との声が客席からあがった。

写真=AMUSE
この日大きな盛り上がりを見せたのは、イ・スンギのコンサートではお馴染み、PSYの「江南(カンナム)スタイル」をイ・スンギ流にアレンジした「ヌナスタイル」。イ・スンギ自身が歌詞をつけたという同曲は、「野獣」や「遊ぶときは遊ぶ男」など、多少荒っぽい姿を表現した歌詞が特徴的。自身の修飾語である“国民の弟”とは異なる一面を垣間見せるような歌詞と、サングラスをかけ、PSYを彷彿とさせるイ・スンギのダンスに客席は総立ちとなり、共に“馬ダンス”を楽しんだ。

ギターを片手に「花のように」を熱唱し、続けて披露した「Smile Boy」「旅に出よう」ではステージを左右に移動しながら近い位置で客席とのコミュニケーションを取り、観客を盛り上げた。

アンコール2曲と共に感謝の気持ちを伝え、惜しまれつつもその幕を下ろしたイ・スンギのステージ。年末にはソウルでの単独コンサートも予定しているとのことで、ますます大きな飛躍を遂げるイ・スンギの今後の活躍に目が離せない。

「LEE SEUNG GI JAPAN LIVE 2013 “僕たち、恋愛しようか?”」
10月7日(月) 東京国際フォーラム ホールA
【セットリスト】
M1:RETURN
M2:森
M3:言いにくい言葉
M4:叫んでみる
M5:チングジャナ -友達だから-
M6:僕に招待
M7:どこへでも
M8:愛しているという言葉
M9:すべてを君に
M10:恋愛時代
M11:結婚してくれないか
M12:僕の女だから
M13:ウェディングベール
M14:ヌナスタイル
M15:Slave
M16:どうかしていたんだ
M17:花のように
M18:Smile Boy
M19:旅に出よう
M20:まだ終われない話
M21:僕の女だから

■関連サイト
イ・スンギ日本オフィシャルサイト

記者 : Kstyle編集部