ソン・スンホン主演「情愛中毒」チョ・ヨジョン&オン・ジュワン&ユ・ヘジンらの豪華キャストが決定!

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オン・ジュワン、チョ・ヨジョン、ユ・ヘジン(左から) 写真=マイデイリー DB
キム・デウ監督の新作「情愛中毒」に俳優オン・ジュワンとチョ・ヨジョン、ユ・ヘジンが出演を決めた。

「情愛中毒」は1960年代の厳格な位階秩序と上下関係で結ばれた軍官舎の中で繰り広げられる男女の秘められた衝撃的な愛の物語を描く映画である。

ベトナム戦争でその勇猛さとリーダーシップで信頼を得た大佐キム・ジンピョン役にソン・スンホンがキャスティングされ、彼と共演する二人の女優のキャスティングも確定した。

部下(オン・ジュワン)の妻であるにもかかわらず、キム・ジンピョンと恋に落ちる女性チョン・ガフン役には新鋭イム・ジヨンが抜擢された。1990年生まれのイム・ジヨンは、韓国芸術総合学校の演技科に在学中の人材である。

イム・ジヨンを抜擢したキム・デウ監督は「清純なイメージに隠されたセクシーさを感じた。この女優ならガフンというキャラクターを一緒に作り上げることができるような自信が生まれた」と抜擢の理由を説明した。

劇中、キム・ジンピョンの妻であり、欲望を隠して夫のために献身する女性イ・スクジン役にはチョ・ヨジョンがキャスティングされた。

チョ・ヨジョンは「春香秘伝 The Servant 房子伝」に続き、再びキム・デウ監督の映画に出演することになった。これに対してキム・デウ監督は「『春香秘伝 The Servant 房子伝』でチョ・ヨジョンという女優の能力をすべて見せられなかったと思っていた。それで今回の映画の出演依頼をし、助演であるにもかかわらず、快く出演を決めてくれた女優チョ・ヨジョンが同映画の大きな力になっている」と語った。

他にも二人の男性キャラクターもキャスティングを最終確定した。キム・ジンピョンの部下であり、妻が自分の上司と禁断の恋に落ちたことに気づかない男性キョン・ウジン役にはオン・ジュワンがキャスティングされた。オン・ジュワンは誰よりも賢明に見えるが、妻の心が得られない男性を完璧に表現する予定である。

キム・ジンピョンとベトナム戦争に参戦したが、現在は軍人という身分を捨てて小さな音楽鑑賞室を営むイム社長役にはユ・ヘジンが抜擢され、ストーリーに深みと面白さを与える予定である。

今回の作品についてキム・デウ監督は「究極の愛について悩んでいた中、その究極というのは単純なものではないだろうかという考えにたどり着いた。『その人がいなければ耐えられない、生きていけない』それこそが究極の愛ではないだろうか。この全ての意味を込めた表現が『情愛中毒』、まさにこの映画のタイトルだ」と語った。

映画「情愛中毒」は10月にクランクインし、来年の上半期に韓国で公開される予定である。

記者 : イ・ウンジ