「恋愛操作団」イ・チョニの反撃の幕開け…“三角関係に火を付ける”

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写真=「恋愛操作団」スクリーンショット
「恋愛操作団:シラノ」(以下「恋愛操作団」)の主役たちの三角関係に火がついた。火をつけた主人公は、イ・チョニだ。

韓国で1日に放送されたtvN月火ドラマ「恋愛操作団」(脚本:シン・ジェウォン、演出:カン・ギョンフン)第11話では、主人公であるイ・ジョンヒョク、少女時代のスヨン、イ・チョニの三角関係が本格化する内容が描かれた。

「恋愛操作団」は、恋愛下手な人たちに代わって恋を叶えてくれる恋愛操作団シラノエージェンシーの活躍を描いたドラマだ。ユニークなリーダーソ・ビョンフン(イ・ジョンヒョク)、キュートでロマンチストなコン・ミニョン(スヨン)、天才工学エンジニアのムジン(ホン・ジョンヒョン)、美少年アラン(チョ・ユヌ)が恋愛操作団の一員だ。シラノエージェンシーの隣人で、イケメンシェフであるチャ・スンピョ(イ・チョニ)も注目すべきキャラクターだ。

チャ・スンピョはこの日の放送でソ・ビョンフンに恋愛操作を依頼した。これに先立ち、チャ・スンピョはコン・ミニョンに好きな気持ちを告白したが、断られていた。チャ・スンピョはソ・ビョンフンに惹かれているコン・ミニョンの気持ちにも気付いていたが、コン・ミニョンの周りで虎視眈々とチャンスを窺いながら、結局ライバルであるソ・ビョンフンに“恋愛操作”を依頼するという勝負に出た。

チャ・スンピョは、「シラノエージェンシーに正式に依頼する。ターゲットはコン・ミニョンだ。まさか、『団員は困る』などと素人のような考えを持っているわけではないでしょうね?」とソ・ビョンフン対し、依頼を口実に挑戦状を叩きつけた。

ソ・ビョンフンはチャ・スンピョの依頼に動揺した。彼もコン・ミニョンに惹かれていたためだったが、もちろん、表には出さなかった。むしろ、「マスターはコン・ミニョンに対しそこまで自信がないの?僕たちの力を借りなきゃいけないほどに?」と話し、チャ・スンピョを刺激した。

チャ・スンピョも負けてはいなかった。ソ・ビョンフンの思惑に気付いたチャ・スンピョは、「コン・ミニョンさんの前だと、とても弱くなる。誰かの力を借りてでも、コン・ミニョンさんと結ばれたい」と意志を伝えた。続いて、「今すぐ答えられないのなら、決まり次第連絡をしてほしい。もしかして、代表が別のことを考えてたりってことはないでしょう?」とソ・ビョンフンを挑発した。

チャ・スンピョの依頼は、このドラマの重要なキーポイントである。チャ・スンピョはコン・ミニョンには優しいイケメンシェフだが、ソ・ビョンフンの前では決して笑顔を見せないギャップのあるキャラクターだ。「恋愛操作団」の謎の一部分を担う人物であり、展開において重要なカギを握っている。ソ・ビョンフンの恋愛観に大きな影響を与えたドイル(イ・ミヌ)とも深い縁がある。

ソ・ビョンフンは高校時代、親友のドイルと共に演劇の夢を育んだ。激しく恋もしたが、その相手はドイルの恋人であるイ・ソル(キム・ジョンファ(大人時代))だった。ソ・ビョンフンは、ドイルとイ・ソルの傍を離れ、イギリスで演劇の仕事に就いた。ドイルはソ・ビョンフンと再び演劇をするために闇金にまで手を出し、この過程でチャ・スンピョに出会った。その後、ソ・ビョンフンに会いに行く途中に交通事故に遭い、死亡した。

チャ・スンピョは、ドイルと出会ったことで闇の世界から抜け出すことができた。シラノエージェンシーを今まで監視していた理由もそのためだった。チャ・スンピョは、「前のシラノの代表を思い出す。あの人がこの世を去っていなければ、今この場所にソ・ビョンフン代表がいる理由などない」とソ・ビョンフンへの強い敵対心を見せた。

チャ・スンピョの活躍は、依然として進まなかった劇の展開に活力を与える見通しである。これまで、「恋愛操作団」は依頼人の恋を叶えることが劇の中心だった。多くのスターが依頼人として登場し、関心を集めたが、ドラマに対する集中力は多少落ちていた。主人公の恋愛模様が急展開されることで、これらを挽回するものと見られ、今後展開されるソ・ビョンフンとコン・ミニョン、チャ・スンピョの三角関係に関心が集まっている。

この日の放送では、ムジンの祖母であるファン夫人(ユン・ソジョン)が依頼した看護婦イ・ヘシム(イェ・ジウォン)と消防士キム・チョルス(イム・ウォニ)の恋愛操作も描かれた。恋愛操作団の活躍によって閉ざされていたキム・チョルスの心は開いたが、イ・ヘシムが突然心変わりして関心を集めた。「恋愛操作団」は、韓国で毎週月、火曜の夜11時に放送されている。

記者 : イ・スア