2PMの韓国カムバック成功記…アジアツアーグランドフィナーレ!(総合)

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写真=JYPエンターテインメント
「I'll be back」を宣言し、2年ぶりに韓国での活動を再開した2PM。「この歌を聞いて戻ってきて」ほしいと切ない願いを伝えた。長い待ち時間にもかかわらず、ファンは「I hate you」と文句を言う代わりに「ハ・ニ・プン」(一日中君のことばかりを考えているの略)と言いながら歓迎した。2PMは単独コンサートが「Game over」になると約束した。最後まで見守っていた1万5千人は2PMに向って「10 out of 10(10/10)」と叫んだ。

22日午後、ソウル総合競技場内の室内体育館で2PMのアジアツアー「WHAT TIME IS IT」が開催された。2PM(テギョン、ニックン、Jun. K、ジュノ、ウヨン、チャンソン)は2012年11月の上海公演を皮切りに、ジャカルタ、台湾、マカオ、マニラ、広州、バンコクでの公演を終えた。アジアツアーのグランドフィナーレの都市をソウルに決めた2PMは、21日と22日、2回にわたって合計1万5千人を動員した。

2PMはメインステージを中心に1階のスタンド席を横切るY字模様の花道や、それにつながる2階席前のサイドステージでどこからでも楽しめる舞台を準備した。2時間の公演で約30曲を準備した2PMは、ソロ曲と自作曲のステージを交互に披露した。デビュー曲「10 out of 10(10/10)」を含め、ヒット曲「I hate you」「I'll be back」「Again & Again」「Hands Up」と3rdアルバムのダブルタイトル曲「この歌を聴いて戻ってきて」と「ハ・二・プン」、ファンが作詞した新曲「僕の名前を呼んで」を相次いで歌った。

“野獣アイドル”は昔の話…“本当の男”になって戻ってくる

「Game Over」でスタートを飾ったメンバーたちは「I was crazy about you」「I hate you」などのステージで臨場感を高めた。「2年ぶりの国内活動再開と単独コンサートで皆さんに会うことができて嬉しいです。僕たちの方が皆さんよりもっと会いたかったです。いつも感謝しています」と挨拶した。

本格的なコンサートの前に開かれた記者会見で、2PMは「実は、“野獣アイドル”という言葉は僕達が望んだものではありません。これからは年齢と状況に合うニックネームを付けてもらいたいです。僕たちの成熟具合やその環境に合わせた言葉で呼んでほしい。何より『さすが2PMだ』と褒めて欲しいです」という願いを伝えた。

この日、2PMはステージごと、曲ごとに変身を繰り返した。盾で強烈な魅力をアピールしていた2PMは、あっという間に椅子を利用した柔軟な動作を披露した。お揃いの制服を着たメンバーたちはタフな男らしさを、ホワイトスーツ姿では洗練されたセンスを証明した。今年でデビュー6年目を迎えたグループらしく、様々なステージでより成熟した一面をアピールした。

2PM vs テギョン、ニックン、Jun. K、ジュノ、ウヨン、チャンソン

公演が開かれる前、2PMは「海外で2年間活動しながら様々なコンサートをしてきました。これまで積んだノウハウに基づき、今回の公演ですべてのパフォーマンスを披露します」とし「以前のコンサートとは違う構成を準備しました。グループおよびソロステージでグレードアップした2PMをお見せします」と自信を示した。

メンバーたちは自作曲とソロ曲でファンからより大きな歓声を浴びた。Jun. Kは最初の曲に選ばれた「Game Over」の他にも「ふと」「HOT」、ジュノは「Love Song」で他のメンバーたちと呼吸を合わせた。2PMは自作曲のソロステージも披露した。チャンソンは「香水」、ジュノは「I'm In Love」、ウヨンは「This Is Love」、テギョンは「Traicion」、ニックンは「Let it rain」、Jun. Kは「TRUE SWAG」で6つのムードを表現した。

チャンソンはソロ曲に合わせて再解釈した現代舞踊で切ない雰囲気を演出し、ジュノはダンディな男に変身してダンサーたちと呼吸を合わせた。テギョンはセクシーなタンゴリズムに合わせてスペイン風のラップどダンスを披露し、ウヨンとニックンはピアノ演奏と歌でそれぞれ甘い雰囲気を演出した。

“ステージ上でアートを披露することのできるグループ”になりたいという2PMは、アンコールステージを最後に次の出会いを約束した。

記者 : キム・イェナ