カン・ソンフン、控訴審の公判期日を13日に延期…なぜ?

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写真=SECHSKIES 4thフルアルバムのジャケット写真
詐欺の疑いにより1審で実刑を宣告されたアイドルグループSECHSKIES(ジェクスキス)出身のカン・ソンフン(33)の控訴審期日が変更になった。

4日、法曹界によると、当初同日の午前11時に再開される予定だったカン・ソンフンの控訴第3審公判が、13日の午後3時30分に延期になった。

当初、今回の第3審公判ではカン・ソンフンの事業に投資することを約束したキム氏が証人として出席し、審問が行われる予定だった。しかし現在キム氏の所在が把握されておらず、証人召還が難しい状況だ。

カン・ソンフン側はこれに関して、「キム氏と連絡がとれていない。連絡先が変わったようだ。証人の行方が分からないため、公判が延期されることになった。現在弁護士が色々な方法で証人を探しており、また別の証人も探している」と説明した。

続いて「カン・ソンフンが拘束された状態だと無罪の立証がとても難しい。手足が縛られているような息苦しい状況だ。カン・ソンフンが自ら行動をとって証言してくれる人にも会って、もらえていないお金ももらい、弁済をしなければならないのに、本当に残念だ」と付け加えた。

これに先立ちカン・ソンフンは、4月30日に弁護士を通じて控訴審の公判に対する期日延期の申込書と保釈の申し立てに対する意見書を裁判所に提出した。

彼は4月21日に開かれた控訴第2審で、債務に対する積極的な弁済の意志を明らかにして「現在拘束された状態だと無罪を立証するのに制約が多い。この事件と関わって多くの事件が絡んでいるため、積極的に無罪を立証するために努力したい」と強調した。

カン・ソンフンは、2009年から2011年の頭まで3人から9億ウォン(約8000万円)相当をだまし取った疑いで裁判を受けてきた。検察はカン・ソンフンが逃走の憂慮があると判断して拘束令状を請求し、カン・ソンフンは昨年3月にソウル城東(ソンドン)拘置所に収監された。

検察は数回反省文を提出し、弁済の意志を示してきたカン・ソンフンの事情を考慮し、保釈を許可して昨年9月に釈放した。

その後、裁判所は2月13日に開かれた判決裁判で、カン・ソンフンに懲役2年6ヶ月の実刑を宣告し、詐欺の容疑に対して有罪と判決を下した。カン・ソンフンは判決を不服として控訴した。

記者 : チェ・ジイェ