INFINITE ソンギュ、ノ・ホンチョル&イ・グァンスに継ぐバラエティ界の新たな裏切り者になるか?

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写真=tvN「ザ・ジーニアス」スクリーンショット
アイドルグループINFINITEのメンバーソンギュがバラエティ界の新たな裏切り者として急浮上した。

ソンギュはtvNバラエティ番組「ザ・ジーニアス:ゲームの法則」(以下「ザ・ジーニアス」)で、“裏切り界の新星”として急浮上した。バラエティ番組の“裏切り者”は、勝敗を分ける場面で、自身が生き残るために躊躇せず裏切ることのできるキャラクターで、MBC「無限に挑戦」のノ・ホンチョル、SBS「ニュー日曜日は楽しい‐ランニングマン」(以下「ランニングマン」)のイ・グァンスが代表的である。

“止まらない詐欺本能”ノ・ホンチョル

裏切り界の代表は、断然ノ・ホンチョルだ。ノ・ホンチョルは「無限に挑戦」での8年間、メンバー同士で対決を繰り広げるミッションでは必ず詐欺性強い裏切り本能を現した。すべてのメンバーが彼に騙されないように気をつけるが、ずば抜けた要領と華やかな話術のノ・ホンチョルにはどうしても勝てない。最近放送された「ミョンスは12歳」特集では、子供の頃より身に付けた人を騙すテクニックを公開し、話題を集めた。

“裏切り者キャラクターの主流”イ・グァンス

「ランニングマン」のイ・グァンスは、いつも先に相手を裏切ろうとするが逆にやられる場合が多く、可哀想な裏切り者キャラクターとして人気を博している。特に、腕力で勝つことができなくても、負けたくはない“能力者”ことキム・ジョングクとの対決で、悪知恵をめぐらして勝とうとするが、いつもキム・ジョングクにやられてしまう。しかし、イ・グァンスは、本人の弱点を克服するために開き直った裏切り者のキャラクターが番組に大きな面白さを加える要素となり、高い人気を得ている。憎めないキャラクターのおかげなのか、最近は小学生の間で“裏切りキリングァンス”と呼ばれ、最高の人気を博している。

“生存型裏切り”INFINITE ソンギュ

人気アイドルグループINFINITEのリーダーソンギュも最近、裏切り者の仲間入りを果たした。韓国で先月26日に初めて放送された「ザ・ジーニアス」で、12人の出演陣を混乱に陥らせる裏切りのアイコンとして立場を固めたのだ。ソンギュが出演した「ザ・ジーニアス」は、放送人、政治家、アナウンサー、プロのギャンブラーなど、様々な職業を代表する13人の出演者が、ゲームの勝者になるために駆け引きや共謀を繰り返しながらリアルな心理対決を繰り広げる番組だ。

ソンギュは最初、ゲームのルールがよく理解できていないような姿を見せて多くの出演陣を油断させ、懐に入った。そして、ゲーム中盤になると、そうやって抱き込んだ出演陣を上手く利用して上位圏に打って出るというギャップのある姿を見せ、“裏切り界の新星”としての頭角を一気に現した。

ある放送関係者は、「様々な社会的ストレスの中で不安を感じている現代の人々にとって、テレビの中の裏切り者キャラクター、あるいは裏切るという行為は、代わりに満足を与え、喜びを感じさせる」とし、「他人を嘲笑し、悪知恵をめぐらしながら裏切るという行為の戯画化もまた、生存競争を続けなければならない厳しい現代社会で生きている視聴者に共感を与える要素となっている」と分析した。

記者 : イ・スア