チョ・インソン、見事な演技で「その冬、風が吹く」の完成度を高める

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写真=SBS「その冬、風が吹く」スクリーンショット
俳優チョ・インソンの繊細な演技が、ドラマの完成度を高めている。

韓国で14日に放送されたSBS水木ドラマスペシャル「その冬、風が吹く」(脚本:ノ・ヒギョン、演出:キム・ギュテ)第11話では、オ・ス(チョ・インソン)がオ・ヨン(ソン・ヘギョ)の脳腫瘍の手術のために奮闘するシーンが描かれた。

この日の放送でオ・スはチョ・ムチョル(キム・テウ)を説得し、彼の姉であるチョ・ソン(チョン・ギョンスン)博士の手術を受けるチャンスを手にした。しかし、その喜びも間もなく終わり、オ・スはオ・ヨンが助かる可能性はないという検査の結果を聞いて、絶望と悲しみの涙を流した。

オ・スはオ・ヨンが生きることの希望を諦めないように彼女に強気で接した。一方ではオ・ヨンを笑顔にするための行動をとり、生きたいという意志を強めたり、幸せを感じるように努力し、視聴者までも癒した。

オ・スは眠っているオ・ヨンを切ない眼差しで見つめ、涙を流しながらキスをした。オ・スの切ないキスが視聴者を泣かせた。

百の言葉よりも行動や眼差しでキャラクターの多くを代弁しているチョ・インソンは、オ・スの複雑な感情を視聴者にそのまま届けた。視聴者もキャラクターの立場から共感し、彼の行動に納得した。これはチョ・インソンがオ・スという人物を正確に理解した上で演じているためだ。チョ・インソンの演技力が実に素晴らしいということが証明されたとも言える。

全16話の「その冬、風が吹く」は、幼い頃に親から捨てられ、初恋にも失敗した後、意味のない人生を生きている男オ・スと、親の離婚と兄との別れ、突然視力を失った辛く孤独な人生を生きている女オ・ヨンが出会い、孤独だった人生の中で希望と本当の愛の意味を探るストーリーである。

人間の真実を見極め、愛の価値を見出すノ・ヒギョン脚本家とスタイリッシュな映像と洗練された演出力のキム・ギュテ監督が再びタッグを組んだ正統派恋愛ドラマだ。チョ・インソン、ソン・ヘギョ、キム・ボム、Apink チョン・ウンジなどが出演する。

記者 : パク・グィイム