新ドラマ「オフィスの女王」原作である日本のドラマ「ハケンの品格」との違いは?

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写真=TVレポート DB
KBS 2TV月火ドラマ「オフィスの女王」 がキャスティングを終え、視聴者を虜にするための本格的な作業に入る。

「オフィスの女王」のファン・イギョン責任プロデューサーとチョン・チャングン監督、キム・へス、オ・ジホ、イ・ヒジュン、チョン・ユミ、チョン・へビン、チョグォン(2AM)などの俳優たちは、26日にKBS別館で台本読み合わせ練習をした後、打ち上げをしながらドラマの成功を祈った。

「オフィスの女王」は部長までもがたじろぐ“スーパー派遣社員”ミス・キム(キム・へス)と、彼女を取り巻く会社員たちの仕事と恋愛を明るくコミカルなタッチで描く、本格ロマンチック生存コメディである。2007年に日本テレビ系列で放送され、高い人気を博したドラマ「ハケンの品格」をリメイクした作品で、原作との違いが注目を浴びている。

制作陣は、最も大きな違いとして“恋愛”を挙げた。ファン・イギョン責任プロデューサーは27日、TVレポートに「恋愛要素がほとんど目立たない原作と違い、『オフィスの女王』は職場で起きる面白いエピソードにラブコメディを絶妙に加えたドラマだ」と説明した。恋愛要素がなければ、韓国の視聴者を攻略することは難しいと判断したためだ。

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そのため、制作陣は2011年にtvNのラブコメディ「美男<イケメン>ラーメン店」を執筆し、女性視聴者の心を一気に捉えたユン・ナンジュン脚本家に交渉した。ユン・ナンジュン脚本家は、2010年にKBS 2TVで放送された「ドラマスペシャル-偉大なケ・チュンビン」「ドラマスペシャル-かたつむり考試院」などを通じて人並はずれた筆力を認められている。「オフィスの女王」で、地上波ドラマデビューするユン・ナンジュン脚本家が、どのような作品を描くことになるのか期待を集めている。

原作と同じようで違う点は、ミス・キムを通じて現れるドラマのテーマだ。非正規社員であるミス・キムの視線を通じて、正社員への皮肉が視聴者の共感を呼ぶ予定だ。ファン責任プロデューサーは「ミス・キムの目に映る正社員は、非正規社員より良い待遇を受けるものの、結局会社の付属品に過ぎず、自由ではない存在だ。その点がとても面白く描かれる予定だ」と耳打ちをした。

出演陣のキャスティングを終えた「オフィスの女王」は、今週中に撮影に始め、4月1日に韓国で第1話が放送される予定だ。

記者 : イ・ウイン