SHINee、最もSHINeeらしくカムバックした

OSEN |

「SHINee is Back」

5人の男たちならではの囁きだ。“輝くSHINee”が更にSHINeeらしい姿で1年ぶりにカムバックした。

SHINeeは20日の午後8時、ソウルオリンピック公園ハンドボール競技場にて、SHINeeカムバックショー「Dream Girl」を開催し、約3千人のファンの前で華やかにカムバックを宣言した。

「今回のアルバムが最もSHINeeらしい」と紹介した彼らは、この日のステージで19日にリリースした3rdフルアルバムのタイトル曲である「Dream Girl」をはじめ「傍白(Aside)」「美しい(Beautiful)」などの収録曲のステージを初披露した。またヒット曲「Replay」「Sherlock」「LUCIFER」などのステージも披露し、コンサートに負けない多彩なステージを次々と披露した。

この日最も目立ったのは、個性的な衣装と「Dream Girl」で披露した、スタンドマイクを利用した新概念の群舞だった。彼らは特殊制作された高さ1.3メートル、重さ4キロのスタンドマイクを自由に回転させたり、乗ったりするなど、レベルの高いパフォーマンスを披露した。一目でたくさんの練習が無ければ成り立たない振り付けだと分かるステージだったが、彼らはステージでミス一つなく、更に大きな拍手を受けた。

SHINeeはこの日、彼らならではの爽やかさと、成熟した姿を同時に披露した。音楽にも、このような成長と個性がそのまま盛り込まれている。SHINeeが常に見せてきた和音と曲の感じはそのまま生かし、大衆性も共に高めた。彼らもまた、カムバックショーに先立ち行われた記者会見で「今回のアルバムで、もう少し簡単に大衆に近づこうとした。今までの歌が多少難しかったのは事実だ。そこで、今回のタイトル曲を決めるときにたくさん悩んだ」と告白した。

ジョンヒョンは「大衆歌手なので、曲へのフィードバックを気にするしかない。今までユニークな感じをたくさん与えていたと思う。またその部分が我々を代表する何かになっていたと思う。多くのことを包括できる音楽をお見せしたい。今回の『Dream Girl』がその部分を埋めてくれるだろう」と自信を見せた。

SHINeeの言葉のように、彼らは今まで「LUCIFER」「Sherlock」などを通じて、理想的または抽象的に感情を表現していた。しかし今回のアルバムでは感情を率直に表現する。「Dream Girl」では、掴めそうで掴めない相手への気持ちがそのまま溶け込んでおり、収録曲「傍白(Aside)」では、果敢にも「抱きたい」との表現を使った。

メンバーはこの日「SHINeeとしてしたい音楽は、その時代に合ったトレンディな音楽だ。ハイブリッドに全部混ぜてトライしてみたい。僕ら5人で歌うと、僕らの色で再び再解釈した音楽になるということをお見せしたい」との覚悟を示した。

SHINee は21日、韓国のMnet「MCoundown」を皮切りに活動を開始する予定だ。

記者 : ファン・ミヒョン 写真 : ミン・ギョンフン