「野王」クォン・サンウ&スエ、現場写真を公開“漂う新婚夫婦の雰囲気”

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写真=ベルディメディア
SBS新月火ドラマ「野王」(脚本:イ・ヒミョン、演出:チョ・ヨングァン、パク・シヌ、原作:パク・イングォン)に出演する俳優クォン・サンウと女優スエの撮影現場の写真が公開された。

クォン・サンウとスエは最近、ソウル貞陵洞(チョンルンドン)の丘にある村で行われた「野王」の野外撮影で初共演した。

公開された写真でクォン・サンウとスエは、丘の坂道を辛そうに歩いている。同写真は、二人が新居に引っ越すために荷物を運ぶシーンを捉えたものだ。

極寒の中で朝早くから行われたこの日の撮影でクォン・サンウとスエは、まるで本当の新婚夫婦になったかのような優しい表情を演じ、劇の雰囲気を活かした。狭い坂道と古くてみすぼらしい小屋、いくつかの食器だけが全ての新婚夫婦だったが、切ない感じが溢れ出していた。二人は丘の下に見える都会の夜景を見つめ、永遠の愛を誓った。

クォン・サンウとスエの初共演を見守ったあるスタッフは、「本当の夫婦みたいに演技の息がぴったりだった」「ケミストリー(共演している俳優同士の相性)が最高だ」と伝え、期待を覗かせた。

「野王」の制作会社の関係者は「貧困の中でも純粋な愛で結ばれた二人の運命が欲望と裏切りを経て、憎悪と復讐に変化していく過程がドラマチックなストーリーの興味を倍増させるだろう」と伝えた。

「野王」は原作者パク・イングォンの「大物」シリーズの3話に該当する作品だ。酷い貧困から逃れファーストレディになろうとする“欲望の化身”チュ・ダヘと、彼女のためにすべてを犠牲にする“純情男”ハリュの物語を描く。その過程で致命的な愛と裏切り、歯止めのかからない欲望と陰謀、人間の存在の破滅と救いの美学をパノラマのように描く予定だ。SBS月火ドラマ「ドラマの帝王」の後続番組として韓国で2013年1月から放送される予定だ。

記者 : パク・グィイム