トム・ハンクス、ペ・ドゥナを絶賛「息を呑むほどの力がある」

MYDAILY |

写真=YouTube動画キャップチャー
映画「クラウド アトラス」でクローン人間ソンミ-451を演じ、ハリウッドに進出した女優ペ・ドゥナが、現地から絶賛を受けている。

「クラウド アトラス」のジャンケット(映画が公開される直前に、監督及び出演者を招いて彼らにインタビューなどのマスコミ取材を受けてもらうように設定された場)が行なわれた10月末、米メディアによるインタビューで、監督のウォシャウスキー兄弟、トム・ハンクス、ハリー・ベリー、ジム・スタージェス、ヒューゴ・ウィーヴィング、スーザン・サランドンなどは、ペ・ドゥナの演技を絶賛し、ペ・ドゥナから教わった韓国文化について語った。

映画「クラウド アトラス」は、19世紀から近未来まで約500年という時空を行き来して繰り広げられる6つの物語で構成されている。それぞれ異なるジャンルとストーリが、ジグソーパズルのように密接につながっている作品だ。映画「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟監督、「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督、そしてトム・ハンクス、ハリー・ベリー、ヒュー・グラント、ジム・スタージェス、ベン・ウィショー、ヒューゴ・ウィーヴィング、スーザン・サランドンなど、世界的な名声を得ている監督と俳優たちが出演する中、ペ・ドゥナが彼らと肩を並べたということで、韓国でも期待が高まっている状況だ。

ペ・ドゥナは6つの物語の中、2144年のソウルを舞台にする5番目の物語でソンミ-451役を務め、熱演した。またもう一つの物語では特殊メイクを施し、一人多役を見事に演じきった。

10月26日、「クラウド アトラス」が北米で公開されていた当時、ペ・ドゥナと共に映画を撮影した監督や俳優たちにキムチや焼酎など、韓国の食べ物を振舞ったことが明らかになった。

当時インタビューでウォシャウスキー兄弟監督とトム・ティクヴァ監督は、「撮影が終わった後、ペ・ドゥナを抱きしめて涙を流した。ペ・ドゥナは内面を照らす光がある。一緒に撮影したどんな俳優たちよりも感情表現が優れていた」と語った。

またトム・ハンクスは、「言葉なしでも感じられる力がある。映画の中での存在感がすごいばかりか、最後には息を呑むほど手ごわい感情を感じさせる。ペ・ドゥナはこの映画の魂だ」と、ペ・ドゥナの演技に賛辞を送った。

「クラウド アトラス」を撮影しながらペ・ドゥナと非常に親しくなったというロバート・フロビッシャー役の同年代の俳優ベン・ウィショーは、「ペ・ドゥナと一緒に遊びに行ってキムチを食べてみた。とてもおいしかった」と述べた。またアダム・ユーイング役のジム・スタージェスは、ペ・ドゥナから韓国語を学んだとし、「焼酎好き」と韓国語で話し、インタビュー現場を爆笑させた。

映画「クラウド アトラス」は、韓国で来年1月10日から、日本では3月15日から公開される。映画の公開に先立ち、ウォシャウスキー兄弟監督督とトム・ティクヴァ監督、ペ・ドゥナとジム・スタージェスが来月13日に韓国を訪問する予定だ。

記者 : ペ・ソニョン