もう除隊?スターたちの時計は銃弾の如し

OSEN |

「入隊したのが昨日のことのようなのに、もう除隊??」

“海兵隊”ヒョンビンの最後の休暇ニュースを聞いたネットユーザーの反応だ。ヒョンビンは15日から7泊8日の日程で、除隊前の最後の休暇をとる。来月6日の除隊を控えた彼の休暇のニュースが報道され、ネットユーザーからは“時間が経つのが本当に速い”という声が上がっている。彼が、ドラマ「シークレット・ガーデン」を終え、海兵隊に志願入隊したことが昨日のことのような、“不思議な”感覚に陥る。ヒョンビンは昨年3月に入隊し、間もなく21ヶ月の軍生活を終えることになる。

ヒョンビンだけではない。12日に召集解除されたカン・ドンウォン、昨年5月に除隊したチョ・インソン、7月に召集解除されたキム・ナムギル等、たくさんの男性スターたちが軍生活を終え、芸能界に復帰するたびに、ネットユーザーはそっくりな反応を見せる。“昨日行ったのかと思ったら、もう戻ってくるの?”と。

男性芸能人の軍隊での時計は、銃弾のように進むようだ。実際に、たくさんの男性俳優や歌手が入隊して20ヶ月を超える期間を軍人として暮らすが、人々に忘れられるケースはあまりない。過去には、人気芸能人にとって軍隊が墓場のように認識され、そのため兵役免除を受けるために、姑息な手段を使って摘発されるケースも多々あった。しかし、今はほとんどの男性スターたちが軍隊に行くことに対する心的な負担なく、気軽な気持ちで服務を終え、堂々と復帰する雰囲気だ。過去に比べて服務期間が短くなったことも、男性スターの入隊の恐怖を減らす理由である。

韓国の人々にとっても、軍隊に行った男性芸能人と完全に断絶されるわけではないため、体感的にすぐに復帰するような印象を受ける。たくさんの男性スターたちが芸能兵士として活躍し、服務中にも外部への露出が頻繁なことも理由の一つだ。また、人気スターの休暇や復帰、外部スケジュールを追うメディアにより、時々関連の記事が出たり、パパラッチ写真も出回る。

芸能人といっても一般の人々と同じ条件と環境で軍生活を最後まで終えるが、何となく自身の弟よりヒョンビンの軍生活が短かったような気がするなら、それは継続的に情報が出ていたからだろう。ヒョンビンが入隊直前に「シークレット・ガーデン」で大ブレークし、数々のCMを撮影したため、入隊後数ヶ月間はテレビをつければヒョンビンのCMを見ることができたこともその一例だ。

記者 : ユン・ガイ